#245 アンテナの向きを変えよう
風の噂
この仕事をしていると、どこからともなく他校の情報が流れてくる。
「今、○○小学校の○年生が大変らしいよ。」
「今年は、市内全体的に○年生が荒れているみたい。」
まあ、悪い噂ですよね。残念ながら、良い噂は流れてこないんです。
欠けているところに目が向く
「人は、欠けている部分に目が向きやすい」と聞いたことがあります。
確かに、視力検査では欠けている部分を答えます。教員は、子どもの出来ている部分よりも、できていない部分に目が向きがちです。
先ほどの他校の情報も同じ理屈なのでしょう。他校の良くない情報が広がるのは、自然なことなのかもしれません。
アンテナの向きを変えよう
他校でうまくいっていうる実践や、素晴らしい子どもたちの姿が、風の噂になったら、どれほど良いか。そこには「学び」が生まれます。
もしかしたら、隣の学校には届いているのかもしれません。しかし、良い噂は広がりません。きっと、受け手のアンテナが、悪い情報を受けるようになっているんでしょう。悪い噂の方が刺激があり、脳が喜びますから。
どうやら、僕たちはアンテナの向きを変える必要がありそうです。
初期設定では、悪い噂を喜んでしまうようになっているため、悪い噂ばかりが耳届くようになっています。自分でアンテナの向きを変えていきましょう。
「今、○○小学校の○年生が大変らしいよ。」
→「そうなんだ。うちの○年生はいいよ~。総合で○○な取組をしていて、おもしろいんだよ。」
→「へええ。他の学年はどうなの?」
向きを変える返しをすることで、耳にする情報が変わってきます。
周りの環境の平均にしかなれない
「人は自分の周りの平均になる」と言われています。
よく会う5人の平均の年収になる。周りの5人の平均の学力になる。周りの5人の平均の考え方になる。
本当かどうか分かりませんが、よく会う者、よく見るもの、よく耳にするもの、が「環境」になるとしたら、その環境に適応してしまうんでしょう。
耳にする噂が良い噂が多くなれば、良い授業をしたくなるんじゃないでしょうか。良い学校にしたくなるんじゃないでしょうか。
