出版を目指す僕のリアルな挑戦記③〜読者に届く企画書とは?そして僕が見た出版の現実〜
商業出版の世界で、編集者の方と向き合う機会をいただいた今、ようやく見えてきたものがあります。
それは、僕が「これまで一体何をしてきたのか?」という、
過去の自分への問いかけでもありました。
今回は、そんな僕の「出版企画書」の軌跡を振り返りながら、
出版にたどり着けなかったこれまでについて──今だからこそ感じることができる、その理由を綴っていきたいと思います。
【すべては、電子書籍出版から始まった】
僕が最初に出版に触れたのは、今から9年前。
フォレスト出版の「新人著者発掘企画」に参加し、電子書籍を出したのが始まりでした。
タイトルは『諦めない気持ちを育て、誰だってデキる人になれる方法』。
もちろん、初めての出版には大きな感動がありました。
でも、正直に言うと、「自分が本を出した」という実感はあまりありませんでした。
企画書の意味も分からないまま、動画と2回ほどのリアルセミナーに参加し、企画書を作り上げ、添削を受け、追われるように書いていた感覚。
編集者からの赤字に対応しながら、なんとか形にしたような出版でした。
その時から、僕の中には小さな違和感が残っていました。
「これって【本】なのかな?」
「やっぱり、紙の本を出したい…」
そんな想いが、心の奥で大きくなっていったのです。
とはいえ、Amazonのランキングで「堀江貴文」さんや「秋元康」さんの本と並んでいた時は、なんだかすごいなと感じている自分がいたことも事実でしたが・・・。
【満たされなかった想いが再燃した3年前】
そんな中、ある講座の中で「出版を目指す方にも最適です」という言葉に出会い、「夢がかなうかも!」と迷わず受講を決めました。
でも正直に言えば、そこでも「本当に届く企画書」には出会えませんでした。
なんとなく添削されて、なんとなく進む…。
そんなモヤモヤを抱えたまま、また時間だけが過ぎていったのです。
その講座については、僕の受講した回は、編集者からのお話を聴く時間が用意されるなど、それっぽい講義もありましたが、僕の次の期の方からは、そうした講義すらなくなっていたそうです。
出版という言葉を使って、あまり良くないことをする講座があることを薄々感じ始めたのはこの頃でした。
大きな転機となったのは、2年前に出会った「第4回全国出版オーディション」でした。
かなりみっちり、出版社の編集長から企画書を教えてもらい、数回の添削を受ける機会を得ることができました。
初めて、自分の想いを「企画」という形で伝えようと必死になった時間を得たのです。
そうして、必死に企画書を作り、仲間からは「読んでみたい」という言葉ももらい、ファン投票形式でファイナリストにはなれたものの、
決勝の場で編集者からこう言われました。
「これでは1冊の本にはならない。1章分の内容じゃないですか?」
その瞬間、胸が締めつけられるような感覚になりました。
「企画書」ってどう作ればいいんだろう?
出版って本当にできる日が来るのだろうか?
といった、不安は先走りましたが、
「絶対出版してやる!」
という想いはさらに強くなりました。
この時、主催者の方から、
「ファイナリストの皆さん、ここまでくると、皆さんの前に出版できるよ~という甘い誘いがたくさん来ると思います。中にはちゃんとした方もいますが、とんでもない高額なセールスだったりすることもありますので、注意してくださいね。」
といった注意喚起をされました。
そう、僕がある講座で感じた違和感がまさにこれでした。
他にも、アメブロには「あなたのブログを拝見して、著者として書いてみませんか?」といったDMが届いたこともあります。
一見ありがたいお話に見えますが、実際はAmazonのPODサービスを活用した“自費出版型”のサービスでした。
電子書籍を出せば商業出版につながる──そんな言葉をちらつかせて、初心者の心を揺さぶるサービスも少なくありません。
出版業界にまったく知識がなければ、僕もきっと飛びついていたかもしれません。
【今年、僕は3つのコンテストに挑みました】
2025年。
僕は、これまでの経験を活かして以下の3つの出版コンテストに挑戦しました。
きずなの出版プロジェクト(ファン投票型)
たくさんの投票をいただいたものの、全体の真ん中ぐらいの順位でした。ビジネス出版コンテスト(1次審査→プレゼン)
1次審査で落選アレルド塾出版コンテスト(1次審査→プレゼン)
プレゼンに進むことができました。
中でもアレルド塾では、主催者でもある著者の方から直接企画のアドバイスを受けられたことが、大きな学びになりました。
この経験を通して、ようやく僕は少しずつ、
「売れる企画」「読者に届く企画」ってどういうことだろう?
という問いに向き合えるようになったように思います。
もちろん、これまでもしっかり企画書と向き合ってきたつもりです。
しかし、これまでのモノは「自分が書きたいこと」だけが先に走ってしまい、「読者の想い」を置き去りにしていたようにかんじていますし、これまではイメージができていなかった、「類書」の選択や、なぜこの本を書くに値する人なのかという点で魅せる「プロフィール」、そしてどうやって売るかという「プロモーション」については、全然考えが追い付いていなかったということに気づくことができました。
すこし、詳しく触れていくと、第2話でも書きましたが、先日いただいた編集者との打ち合わせの中で、改めて現実を突きつけられました。
「今のままでは売れる本になりません」
「もっと“読者が知りたい”と思うところに寄せていく必要があります」
この言葉が、僕に
「自分が書きたいこと」≠「誰かが求めていること」
という“ズレ”の存在をしっかりと認識させることとなりました。
【書くことは、自分を知ること】
これまで、僕は企画書をたくさん書いてきました。
書き直して、落ちて、また書いて…。
でも、ようやくここに来て思うのです。
あの時間があったからこそ、今の僕がいます。
編集者というプロの存在があり、読者の存在が見えてくることで、
「書くこと」が、ただの表現じゃなく、「誰かとつながる行為」だとわかってきたんです。
出版は、夢であり、責任であり、成長のプロセス。
書きたいことを、ただ書くだけでは終わらせたくない。
届けたい人に、ちゃんと届く本にしていきたい。
そういう想いをしっかりと持って、今後「著者として相応しい人」になれるよう、成長していく姿をこちらで綴っていきます。
出版を目指している方、いつか本を出したいと思っている方、
今、夢を追っているすべての方へ。
このnoteが、少しでもあなたの“気づき”につながれば、嬉しいです。
なお、アメブロでは、出版挑戦記を毎週火曜に連載中ですので、そちらもぜひご覧ください。
👉まっちゃんのブログはこちら https://ameblo.jp/pathfinder-academy/
出版に関するアメブロ過去記事一覧
①出版コンテストの結果報告~結果はいかに?これからの一歩へ~
②誰かの人生を変える1冊を届けたい ~電子書籍・自費出版との違いと、商業出版へのこだわり~
③商業出版という舞台で見た気づき~相応しい自分になるまでの道のり~
📘 参考:僕の電子書籍はこちら
『諦めない気持ちを育て、誰だってデキる人になれる方法』
👉 [Amazonページへ] https://amzn.asia/d/1tW3wTi
