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僕がキャリアコンサルタント取得を目指した経緯(後編)_CC挑戦譚#2

前編では、「人生半ばの過渡期」を迎え、価値観マップを作るところまで書きました。
後編では、キャリアコンサルタントを取得しようと決めて申し込むまでの経緯を書きます。

前編:https://note.com/paulpeige/n/n252b61f40d26


『サーバントリーダーシップ』

「サーバントリーダーシップ」という言葉はそれまでも聞いていて、何となく自分のマネジメントスタイルに合いそうな気はしていましたが、本は読んでいませんでした。

価値観マップを作ったときにもこの言葉が思い浮かんだこともあり、2023年3月から4月にかけて、ロバート・K・グリーンリーフの『サーバントリーダーシップ』を読みました。

その中で、次の一節に心を動かされました。長いですが、引用します。

邪悪な人や愚かな人、無関心な人が減り、もっとましな「システム」があれば、仕事は楽になるだろうが、そうした人々を排除したところで、長期的に見れば何も変わらない。
(中略)
社会が理想的な計画に従ったとしても、たった一度で悪や愚かさ、無関心といったものが一掃されてしまうことなど、自然の摂理に反する。もし、それが可能だったとしても、そんな無菌状態の世界に住みたい人などいるはずがない。社会を作ろうとする力は、邪悪さや愚かさ、無関心さ、「システム」などと常に戦うだろうが、そのいずれも敵ではない。健全な社会とは、健全な肉体と同じで、大量に薬を飲んでできるものではないのだ。それは、内側の健康づくりの力がうまく機能している社会のことである。

ロバート・K・グリーンリーフ著『サーバントリーダーシップ』より。太字箇所はぽーるによる。

この「内側の健康づくり」という言葉が刺さりました。

そして、それに少しでも貢献したい、そのためには僕自身も含めて、一人ひとりが自分の内面にある「良心」「善」や「心地よいこと」を意識し、自分で考えて行動すること、自分の強みを活かして社会に貢献することが大事ではないか、そうすることで個も組織もより良くなるのではないか、そのために僕の傾聴力や理解力が活かせないか、と考えました。

加えて、僕自身、どこに行っても、また定年後も通用するスキルや専門性を、資格という目に見える形で身に付けたいとも思いました。

キャリアコンサルタントとの出会い・申込

上記の問題意識を持ち、傾聴力や理解力を活かし、チームメンバーの良さを引き出せるような学びをしたいと考えていたところ、キャリアコンサルタントという資格があると知ります。

実は、どうやって知ったのかは、あまり覚えていません。資格系のチラシを見ていて目についたか、ネットニュースや広告で目に入ってきたか。いずれにせよ、問題意識を持って情報収集をしていたから飛び込んできたのだと思います。

キャリアコンサルタントという資格を調べると、傾聴力・理解力を磨き、一人ひとりのキャリア・人生と向き合うという、まさに自分がやりたいことと合致するなあと感じ、取得したいと思いました。

取得には養成講座で150時間以上の講習が必要で、上司に相談したところむしろ後押しをしてくれ、職場の仲間に感謝しながら講座に申し込みました。

ジョブ・カード

キャリアコンサルタント養成講座は、雇用保険の教育訓練給付金の対象講座で、給付金申請にあたり「ジョブ・カード」を作成する必要がありました。

ジョブ・カードとは、厚生労働省が様式を作成した、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールです。作成することで、自分の強み・弱みや能力に気づき、これまでの経験を踏まえたこれからのキャリアプラン、それに向かってやるべきことを描ける効果があるとされています。

僕自身、ジョブ・カードを作成する過程で、ライフラインチャートを作り、キャリアの棚卸しをし、興味や価値観、強みを整理することができ、よくできたシートだなあと、この時も、この後養成講座で勉強する中でも強く思いました。

これまでの繰り返しになるところもありますが、当時作ったジョブ・カードの中の「キャリア・プランシート」の一部を、ご参考までに引用します。

一人ひとりが、主体的・自律的に、なすべきことを判断し実行でき、幸福度の高い組織づくり、お互いの強みを活かして協力し合える強い組織づくりに貢献したい。
(中略)
大学時代から人々を動かすものが何なのかに興味があったが、「サーバントリーダーシップ」という本を読み、強力な権限により強制的に人を動かすことはできるが長続きしない、相手との対話を重視し、考えを尊重し、後押しするサーバントリーダーの役割がVUCAの時代にはより重要であると気づいた。
私としては、世の中のサーバントリーダーを増やしていきたい、「先ず隗より始めよ」で自分自身がサーバントリーダーとして成長し、所属する組織をより良い組織にしていきたい。

僕のジョブ・カード「キャリア・プランシート」より

こうして、無事養成講座への申し込みが完了し、2023年5月から通信学習(動画視聴と通信課題)を始め、2023年7月から9月まで通学(と言ってもオンライン)での学習を行っていきました。

結び

以上2回にわたり、僕がキャリアコンサルタントを目指した経緯を書いてきました。

今回ジョブ・カードを読み返してみて、上記に引用した思いは、キャリアコンサルタントを取得した今も全く変わっていないなあとあらためて感じました。

次回は、キャリコンの勉強をする際にXを活用したのですが、Xを始めた経緯や活用方法、更には勉強以上の効果をもたらしてくれたので、それについても書きたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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