与論島の旅 | #番外編 | 変容のとき |
▲前回までのお話。
皆さんのお力をかりて、はじめての展示会 pause & play を終えた二人。
実は、その展示の最中に起こっていた出来事があったのです。
今回は展示までのエピソードをお送りします。
▶︎ 発見
展示がはじまる2週間ほど前に、sayakaはクライアント様の東京ビックサイトでの展示会の準備、設営などで東京へ4日ほど出張していました。
そこから、自宅に帰りベランダを見ると
何かいつもとは違う違和感がありました。
???
ベランダに黒い粒々が落ちている。
何かの実??
と、見ていると
なんと!!!夏みかんの木に!


どうりで、葉っぱがなくなっているはずです。
最初は突然のことで「ぎゃー!!!」と驚き。
でも、何度も何度も見てしまう、sayaka。
そこから、毎日朝になると、青虫ちゃんを「どれどれ」と観察。
手を後ろに組んだ、おじいちゃんスタイル。
展示準備に追われ、焦る気持ち。
ゆったりした青虫ちゃんのマイペースさ。
これが忙しい中のわたしの癒しの時間に。
あんなに、ぎょえーなどと言っていたのに笑
もぐもぐしている姿が、どこか愛おしいのです。
▶︎ 幼虫の観察
どうやらこの子は、アゲハ蝶の幼虫。
なんということでしょう、展示に向けて毎日
バタフライピーのことを考えていた最中の出来事。

感動しつつ、micaにも報告し、驚きと感動を共有。
青虫くんは、食べ盛りでどんどん葉っぱを食べていきます。
すごいスピードです。
この葉っぱの量で足りるのだろうか…と不安になり
葉っぱが販売されていないか探します。
柑橘系の木の葉っぱしか食べないという、グルメなお方。
メルカリで、葉っぱのみを販売していたので、それも考えました。
悩んだ末に、いつかあったら良いなと思っていた「レモンの木」を購入することに。こういうきっかけがあると、すぐ動けるタイプを再認識。
ホームセンターにレモンの木を買いに行くと、いろんな種類がありました。
しかし、よーーーーーく見ると、
売っているレモンの木に、蝶の卵を発見!鳥のフンに似た黒いものも。(これも幼虫の初期段階)
毎日観察していたら、色々がわかるように。不思議です笑
その後、吟味し、無農薬栽培のものを購入し、我が家へ。
みかんの木から移動できるよう近づけ、スタンバイ完了。
翌朝見てみると、、、
無事みんなレモンの木へ引っ越していました。(ほっっ。)
そこから数日たち、数を数えてみると、何匹かいなくなっていました。
鳥に襲われたのかな、、、自然界の恐ろしさたるや、、
と、しょんぼりしていました。
ところが、、、

発見!無事、さなぎになっていました。
▶︎さなぎ
これが擬態、プランターの色そのものです。
こうやって、見つからないように自分の身を守っているようです。
この子は1号。
その後も、5号までそれぞれの場所に行き蛹になっていました。
見つけるのが大変なくらい、いろんな場所へ。
そうこうしている間に、PP展がはじまりました。
なんとそのタイミングを待っていたかのように、
早朝ベランダを見てみると、1号ちゃんが、、、


奇跡のような瞬間。
ただただ、感動です。
展示会でバタフライティーが生まれたと同時に、
バタフライが誕生。
バッチリすぎるタイミング。
とてもとても嬉しい出来事でした。
▶︎成虫・旅立ち
卵→幼虫→さなぎ→成虫へ
姿も役割もまったく変わるのが「完全変態」
完全変態の過程は、少しずつ変化していく自分たちのよう。
この後、1号ちゃんは、ふわふわと飛び、旅立っていきました。
それは、それはとても軽やかに。

こんなご褒美が待っているとは、思ってもみませんでした。
蝶の成長の過程そのものが、
変容・再生・希望の象徴としても語られます。
初めての試みのふたりでの展示会。
変容の姿を重ねてしまいます。
アゲハ蝶が成虫になる確率は、おおよそ 1〜5%前後と言われています。
(=100個の卵から、成虫になれるのは1〜5匹ほど)
5匹ほどいた青虫くんも、成虫になり旅立ったのは3匹ほど。
その中でも、羽化したけれど、飛び立てない子も中にはいました。
アゲハ蝶が空を舞うのは、
幾度もの偶然と静かな奇跡の重なりから。
あたり前ではなく
わたしたちも、たくさんのご縁が重なりおかげ様の中で表現できている。
今を大切に生きよう、楽しもう、自分たちらしく表現しよう
そんなことを思い、感じた貴重な出来事。
この奇跡の瞬間に立ち会い、micaにもシェアし
展示がより充実した、大切な時間となったのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は展示を終えてからのお話です。
毎週水曜更新中です。
ぜひお楽しみに!
▼旅するふたりはこんな人👭
