与論島の旅 #04 | 百合が浜と告白 | 2日目・百合ヶ浜・前編 |
与論島へ到着したフリーランスのふたり。【バックナンバー】
旅の続きを今回もフォトグラファーmicaが写真と一緒にお届けします。
皆さんは、「あの時、勇気を持って聞いていれば…」と心残りがある経験をしたことはありませんか?今回は、micaのそんな葛藤、心の声がたっぷり笑。ぜひお楽しみください。
与論島の旅・2日目の昼頃。
sayakaから前回の旅で、ぷかぷか浮かんで癒されまくったと聞いていた百合が浜に向かいます。
百合が浜とは
与論島の東側、大金久海岸沖合い1.5キロの場所に潮の満ち引きによって中潮から大潮の干潮時のみ、限られた時間に出現する白い砂浜。出現予測日、予測時間はある程度わかるものの、自然現象のため予定通りに出現しないことも、出現予測日でなくても出現することもある、まさに幻の砂浜。
今回の旅では嬉しいことに、その百合が浜が出現すると聞きワクワクしながら向かいました。
船底が海中の景色が楽しめるガラス張りになっているグラスボートに乗って出発。この日の船は、KANAの知り合いのTOMEさんのトメクルーズ。(名前が可愛い)
信じられないくらいの透明な海と空の青さと吹き抜ける風。なんということだ。心の底から感じる開放感、気持ちよさ。

船底からウミガメが見られることもあるそうで、この日もTOMEさんのウミガメくるよーの声に乗船しているみなさん一斉に覗き込んだり、同乗していたウエディングの方のドローン撮影があったり楽しいひととき。


この素敵な景色を写真に収めようとカメラを出し、電池が入っていないことに気がつく、mica。
事件だ。こんなこと、この場面でするなんて。しばし放心。
toughという水中カメラも持っていたので、今回はそれとスマホで撮ろうと気持ちを切り替え海を見つめる。。。でも…。。。
〝同船しているカメラマンさん、おんなじカメラだったな。万が一、予備電池が複数あって事情を説明してお願いして数分だけ、いや数枚撮るだけでも使わせてもらえたりしないかな。いやお仕事で来ている人にそんなこと言うのは失礼だよな。わかってる、わかってるけども。この案が頭をよぎってしまった以上、彼に言わないで後悔しないかい?振られたっていいじゃないか、告白してみろよ。〟
というmicaの心の声をSayaka にも聞いてもらい、
言わないと後悔するから浜に降りたら告白する!と宣言。
わたしは同乗していたカメラマンの彼に、お願いしてみることにしたのです。
百合が浜に上陸


遠浅の沖に現れた真っ白な砂浜。
わたしの心の中は、その素晴らしい見たこともない百合が浜の景色を目の前にするも、堪能するよりまず、気持ちを告白!となっています(笑)
下船しみなさん思い思いに楽しみ始め、ウエディングのカメラマンもカップルと歩いて行きます。
mica:心の声
なんて声かけたらいいんだ、どのタイミングがいいんだ、しょっぱなはいくらなんでも失礼だよな。ちょいしてからだよな、長話でなく端的に伝えて邪魔しないようにしないと、そのタイミングはいつなんだ、わからんすぎる。
告白
チラチラ見ながら頭の中であれこれ巡らせ、しばし動けずにおりましたが、意を決して行動するしか事を動かす術はなく。
カメラマンさんがドレスの裾をふわっとなびかせて撮影しているときに、
mica:「撮影中すいません、わたしもカメラマンです。お手伝いさせてください」と突撃します。
カメラマンさん:あ、大丈夫です。とあっさり振られ(当たり前です)、
mica::あああの、カメラの電池を忘れてしまいまして同じカメラとお見受けし、もし予備でお借りできる電池お持ちでしたら何枚か撮る数分でいいのでお借りできないでしょうか、とわたしはついに気まずさと申し訳なさを感じながら失礼を承知で告白しました。
カメラマンさん:予備は持っていないんですよ。
mica::そうなんですね、撮影中すいません、ありがとうございました。
頭を下げてお礼を述べて、わたしの告白は幕を閉じました。
悔いを残さない行動を成し遂げ、sayakaにも結果報告し、さぁ!あとは思いっきり楽しむだけです。(切り替えの速さ笑)
水中眼鏡をつけて、百合が浜満喫タイムのスタート!


ここまで読んでいただきありがとうございました!
カメラの電池を忘れるという、予期せぬ出来事が起こった百合が浜。
でも、悔いを残さぬよう自分の思いをつげ、爆速で前を向いたmica。
そこから、まだまだ続く予期せぬ出来事が続きます。
次回は百合が浜、後半のお話しをお届けします。
毎週水曜更新中です。
後半のお話をぜひお楽しみに!
