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構えが世界を生む──非二元的生成論 【第2回】フラクタル構造としての観測

構えが生む世界は、単なる一回きりの現象ではない。それは、重層的に繰り返され、拡張しながら展開している。
この構造は「フラクタル」と呼ばれるものに近い。一つのパターンが、異なるスケールで繰り返されるように、私たちの構えもまた、大小さまざまな“像”を立ち上げていく。
日常の会話の中にも、芸術作品にも、そして自然の風景にも、私たちはその“自分の構え”の縮図を見ている。
観測とは、ただ外界を受け取ることではなく、自らの内的構造を、世界の中に映し出すことでもある。
つまり、私たちは世界を見ているようでいて、同時に、自分自身の深層を何層にも渡って観ているのだ。
これは「観測者が世界を生む」ことのもう一つの証左である。

※この章での提唱メモ:
・構えが生む世界は、フラクタル構造を持つ。
・観測とは、内的構造を世界に映し出す行為である。
・現象は、観測者の構えの縮図であり、繰り返し・重層的に展開される。

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