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「居場所」をつくるということ

「居場所」という言葉には、不思議な力があります。
それは単なる空間ではなく、人が「安心できる」「受け入れられている」と感じられる場のこと。

支援の現場にいると、つい支援者の視点で「未来をどう描くか」を考えがちです。
けれど本当に大切なのは、子どもや親が発する言葉に耳を傾けること。

「ここに来るとホッとする」
「話せるだけで救われる」

その何気ない一言にこそ、その人の未来を切り開くヒントが隠されています。
支援者の役割は未来を「用意する」ことではなく、言葉の中にある未来の芽を見つけ、共に育てることなのだと思います。

そして忘れてはならないのが、支援者同士の関わり方です。
互いの能力に優劣をつける必要はありません。
それぞれが持つ強みを認め合い、手を結ぶことで支援の幅は広がります。

支援者が尊重し合い、協力する姿勢そのものが、すでに支援であり、安心につながっていく。
そんな「居場所」を、これからも大切に育んでいきたいと思います。

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