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人の中にいないと不安になる人

子供が小さい頃、子供に迷惑をかけてはいけないと、ママ友とのお付き合いをすることに妥協点をおいていた。

特に、幼稚園時代は、母親のお付き合いで、子供が遊びに行けるかどうかが決まるからである。

ある日、買い物帰りで歩いている時に、ご近所のママ友とあったのであるが、

「下を向いて歩いているからあなたはダメなのよ。」と言われたことがある。

その人、一見怖そうで、一言というと倍返ってきそうでめんどくさいけど、ちょっと面白い人だと思っていたママ友だ。

今もご近所なのであるが、めったに会わない。

会いたいとも思わないので、わざわざ訪ねに行ったりしないのであるが。

その人は、人の中にいないと不安なのか、ママ友づきあいに一生懸命なママ友なのである。

子供が小さい時、子供を楽しませなければいけないし、家事もしなければいけない、自分のスキルも錆びつかせたくないと毎日が大忙しだから、そうそう、ママ友との退屈な時間を作りたくなかったのである。

子供が遊べないと困るから付き合っている程度で、基本、自分一人でも十分に楽しめる充実した毎日を送っていたからである。

子供が大きくなると、ママ友との距離も離れるが、それが不安な人もいるんだろうな。と考える。

特に、うちの母親なんかがそうである。

やたら近所づきあいでつるんでいた。

晩年、町内会のお仕事にせいをだしていた。

スーパーに勤めていたので、母親は顔が広かったので、その活動は、とても楽しそうだった。

母親は、自分に都合が悪いと、娘が言っていたからと断る理由にしていたが、一度たりとも母親との会話で出てきたこともない話についてである。

ご近所さん達から、私はどう思われていたのだろうかと聞いてみたいと思ったぐらいである。

その母親が、赤十字の募金を集めるのに回っていた。

良い事をしているのであるが、

町内会の班で赤十字の募金を集めるのだけれど、その時に募金を出さないおうちを3人で募金集めに回るのだ。

顔が広い母親が訪ねて行ったら、募金を出さない人もしぶしぶ出さざる負えない状況に陥ると考えて、正しい事をしているようで、あまり正しい行動ではないと思っていた。

もし、募金を出さなかったらその地域では生活できない脅迫まがいの行為に加担していると感じていた。

人は人の中にいないと不安になる。

ここ最近、生活している中で、おかげさまでママ友と出会う事は無い。

特に会いたいママ友もいないしね。

本当に平和な毎日である。

そうそう、私、そうとうな近眼なんですよ。

見えない事の幸せ。


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