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【現役臨床検査技師が解説】ペンペンの検査室⑩「尿たんぱく陽性」と言われたら?腎臓からのサインかもしれません


こんにちは、ペンペンです🐧

健康診断の結果を見て、

「尿たんぱく陽性」

と書かれていて驚いたことはありませんか?

でも、

「痛みもないし、元気だから大丈夫かな?」

「腎臓が悪いということ?」

と、不安になる方も多いと思います。

今回は、
健康診断でもよく見かける尿たんぱくについて、
できるだけ分かりやすくご紹介します。

尿たんぱくとは?

腎臓は、血液をろ過して不要なものを尿として体の外へ出す働きをしています。

一方で、体に必要なたんぱく質は、
できるだけ血液の中に残す仕組みになっています。

そのため、本来あまり尿にはたんぱく質は出てきません。

尿たんぱくが陽性ということは、

「腎臓からのサイン」の一つである可能性があります。

一時的に陽性になることもあります

尿たんぱくが陽性だからといって、すぐに病気とは限りません。

例えば、

・激しい運動をした後

・発熱しているとき

・脱水気味のとき

・強いストレスがかかったとき

など、一時的に尿たんぱくが出ることがあります。

そのため、

一度だけ陽性だった場合は、再検査で正常に戻ることも少なくありません。

繰り返し陽性なら確認が大切です

一方で、
毎年の健康診断で尿たんぱくが陽性になる、

または以前より増えてきている場合は、
一度詳しく調べることをおすすめします。

原因としては、

・慢性腎臓病(CKD)

・糸球体腎炎

などの腎臓の病気だけではありません。

糖尿病や高血圧によって、
少しずつ腎臓に負担がかかり、
尿たんぱくが出てくることもあります。

健康診断で「要再検査」と書かれていた場合は、
自己判断せず、一度医療機関で相談すると安心です。

尿たんぱくだけで病気は決まりません

尿たんぱくが陽性だったからといって、
それだけで病気が決まるわけではありません。

医療機関では、

・血液検査(クレアチニン・eGFR)

・血圧

・血糖値やHbA1c

・尿沈渣

・必要に応じて尿アルブミン

なども合わせて確認します。

さらに、

糖尿病や高血圧などの基礎疾患があるかどうかも、とても大切な情報になります。

健康診断は、

「病気を決める検査」ではなく、「詳しく調べた方がよいサインを見つける検査」でもあるのです。

🐧 ペンペンのひとこと

腎臓は、

「沈黙の臓器」

と呼ばれることがあります。

病気が進んでも、自覚症状がほとんど出ないことがあるためです。

だからこそ、健康診断の尿検査は、
腎臓からの小さなサインに気付くための大切な検査です。

結果を見て不安になりすぎる必要はありませんが、

「繰り返し陽性が続いていないかな?」

という視点で結果を見返してみることも大切です。

🐧 今日のまとめ

✅ 尿たんぱくは腎臓からのサインの一つ

✅ 一時的に陽性になることもある

✅ 繰り返し陽性なら受診を検討する

✅ 糖尿病や高血圧でも尿たんぱくが出ることがある

✅ 健康診断は体の変化に気付くための大切な検査

💬 次回予告

健康診断で

「尿糖が陽性」

と言われたら、

「糖尿病なの?」

と思いますよね。

次回は、

「尿糖が出たら糖尿病?」

をテーマに、血糖値との関係も含めて分かりやすく解説します🐧

ペンペン🐧

⚠️この記事は健康づくりのヒントとして作成しています。
診断や治療を目的としたものではありません。
気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください。

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