別に自転車に乗りたいわけではない
昨年末から私は自転車に興味を持ち始めた。
今回はその経緯についてまとめてみたい。
都内の交通手段
私は歩くことが好きだ。趣味の登山もその延長線上にあるし、冬以外は夜ウォーキングをしている。
私の生活は歩きと公共交通で成立している。
そうなるよう駅近の賃貸を選んだ。
東京に住んでいる人ならよくある形態だろう。
東京は電車が便利なのだ。
生きる世界の狭さ
公共交通と徒歩での生活は健康的で合理的だ。
お金もかかりにくく、多くを所有する必要がない。
これに疑問を持つキッカケがあった。
ある時、隣町に行く用事があり、道中で大手のカフェを見つけた。私は今の住居に5年以上住んでいるのに、それがある事を知らなかった。
そのカフェはロードサイド店だった。徒歩と電車で生きている私には見つけられなかったのだ。
合理的だが狭い世界に自分が生きていた事を実感した。
自転車は徒歩の拡張装置
徒歩と公共交通だけでは出会えない世界がある。
行動範囲を広げるために、最初クルマやオートバイも検討した。だけど結局、自転車に落ち着いた。
自転車は景色を見落としにくいからだ。クルマやオートバイは身近な非日常を発見するには速すぎる。
発見の精度でいえば徒歩が至高だと思うが、発見精度を極力維持しつつ、行動範囲を広げるという意味では自転車だと思った。
私にとって自転車は徒歩の拡張装置という位置づけなのだ。

速すぎず遅すぎない自転車
これまでの経緯から、私が自転車に求めている性能は絶妙なラインという事になる。
シティサイクル(ママチャリ)は身近な非日常を発見するという意味ではプラスに機能する。最も身近で遅い自転車だからだ。
だけど小一時間歩く私にとっては、シティサイクルと徒歩は移動手段として喧嘩してしまう。「ママチャリに乗るくらいなら歩けばいいや」となってしまう。
一方ロードバイクだと速すぎる。ゆっくり走ることもできるが、タイヤが細いので路面に気を遣うし、駐輪場での盗難にも気を遣う。長距離ライドという旅には惹かれるが、今の私にはオーバースペックだ。
そこで両者の間を取ったクロスバイクとなる。
・隣町まで足を伸ばせる運動性能
・駐輪場に気軽に置ける安さ
・路面を選ばない太めのタイヤ
こんなところが私がクロスバイクを検討する理由だ。
私自身の整理のために書いたが、誰かの役に立てればうれしい。
