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映画『聴く隣人のいるところ』

数ヶ月バタバタしていて映画館へ行く余裕が全くなかったけど、ようやく落ち着いてきたタイミングで京都でも公開の始まった、全寮制のキリスト教高校の一年を追いかけたドキュメンタリー映画を観てきた。

なぜこの映画を知ったかと言うと、親戚の子がここの生徒だから。
その子には小さい時に一度会ったきりなので、現在どんな子になっているのか全然知らないのだけれど、全寮制、キリスト教系、一学年10人ちょっと、今度映画になるんだって、と春頃に聞いて興味を持った。

まず冒頭で先生方が聖書を読んで祈りを捧げるシーンでなんだか涙ぐんでしまった。きっと毎日祈りを捧げてるのですよね。それだけでなんだかありがたく感謝したくなってしまうのはトシのせいかな。

少人数の生徒たちが自分たちの学校や寮生活での事を「対話」でもって決めていく。もっと息苦しく同調圧が強いのかと想像していたが、意外とそうでもないと思ったのは、生徒たちも迷いつつ言葉を選びつつも自分に正直に一生懸命話をしようとしているのが見てとれたからだ。

監督自身がこの学校出身なものの、この学校での日々はなんだったのかと考え遠ざかっていたけど、学校は他者を諦めていなかった、と。

山の中の学校で、スマホも預けられテレビもない中で生徒たちがずっと歌を歌い踊っているのが印象的。

そこでふと思い出したのは、私が通っていた専門学校が長野の山のふもとにもってた宿泊できる研修施設。そこでは牛やヤギなどの動物を飼っていてそのお世話をしながら、近くの山に登ったり自然を観察しながら1週間すごした。まだ携帯もなかった時代、テレビも置いてない施設ですごした1週間は今も良い思い出となっているが、まあでも私の経験した1週間と愛真高校の3年間とでは全然違うか…。

映画は勉強以外の学校と寮生活が描かれ3年生が学校を出ていき、また春に新入生が入ってくる所まで描かれていたが、この学校を選んだ子たちは将来どんな道を選択するのだろうか。
うちの親戚の子がなにを目指してこの学校を選んだのか知らないけど、どんな道を選択していくのかな。おばちゃん少し楽しみだよ。


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