5人の英雄譚〜その1〜
今回から、小説、「5人の英雄譚」を、連載します!初めての自分の小説なのでドキドキワクワクですが、皆さん楽しんでいってくださいね!精一杯のパワーで書きました!ぜひご一読ください
m(_ _)m
⭐︎あらすじ
竜騎士シュバイク
魔法剣士ルーラル
狩人マハラジャ
吟遊詩人ヘイク
白魔道士ナーラ
の5人が、人間的にも戦闘能力的にも、切磋琢磨し合い、成長しながら、魔王ゾルゲスを倒し、魔王に支配されていたこの世を救うまでの物語。
⭐︎竜騎士シュバイク
この物語の主人公。バイタル村の勇者。幼い頃から槍の才能を買われ、バイタル槍術道場の黒帯になる。幼き頃に父親を魔王軍の侵略で亡くし、母と2人で暮らしていた。20才の誕生日に竜騎士試験に合格して、魔王を倒すことをなき父に誓い、旅に出る。
⭐︎魔法剣士ルーラル
バイタル村の魔法剣士。裕福な家に育ち、小さな頃から魔法の研究に熱心で、魔法学校の、剣術科に入学する。黒魔法の授業では首席で、剣術も一番の成績。攻撃的な魔法剣を得意技とし、黒魔法単体でも使える。シュバイクとは同い年。
⭐︎狩人マハラジャ
マハーラ村の狩人。幼い頃から、鹿狩りが得意で、弓矢の名手。人一倍集中力があり、動物や魔物など、生き物全般の特性を読むのが得意。怒りっぽい性格で、しばしばパーティーを混乱のカオスへいざなう。楽しいことが好き。
⭐︎吟遊詩人ヘイク
ヘタリー村の吟遊詩人。世の中の浮き沈みを歌い続けてきた、村の男性アイドル。あまりに美しい容姿にファンは多い。体も鍛えていて、魅力的な歌声は、人々を惹きつけてやまない。様々な歌で、勇者一行を、サポートする。
⭐︎白魔道士ナーラ
ジック村の女魔道士。勇者一行のうち、たった1人の女性キャラ。美貌は誰にも負けない。おっとりとした性格だが、人が傷つくのが嫌いで、回復魔法の使い手。戦争孤児で、若い時に両親と死別し、傷ついた中で孤児院で育った。心優しき乙女。
一、竜騎士試験
「シュッ!シュッ!」
槍のキッサキが空をつんざく。
「ヒュッ!ヒュッ!」
汗まみれの若者の目が、輝いて見える。
腰に黒い帯をつけたその若者の名は、、、。
「シュバイク〜!」
その若者、シュバイクは振り返る。
「なんだ、やっぱりここにいたのか」
「おぉ、エンデか。槍の練習は毎日しないとなまるからなぁ。どうしたんだ?俺に用か?」
「あぁ、お前、魔王討伐の旅に出るって本当か?」
「あぁ、本当だよ。我が父を殺した憎き魔王を倒してやる!」
「おいおい、今までどんな猛者が挑んでも、魔王討伐に出たやつは、無惨な姿だぜ」
「いや、命は惜しくない。魔王の支配下でのうのうと生きるなら、死を選ぶ。俺は」
「やれやれ」
エンデは首を振ると、腰につけていた袋を手に取り、シュバイクに渡した。
「ここに200ゴールドと、薬草が入ってる。持ってけ」
そういうとエンデはツカツカと帰っていった。
「ありがとな!」
エンデの後ろ姿にシュバイクは呼びかけた。
シュバイクの生きる世界、「アナトリウム」は、自然豊かな星である。砂漠などはどこにもなく、森か、村か、海か、山か、といった風に、どこにも生き物が生息しているような恵まれた、そしてなにより、平和な星だった、、、。
だが
四年前に魔王ゾルゲスが、この星にやってきた時から、この世界は一変してしまった。
周りは魔物だらけ、一歩村を出れば、怪力ウルフが襲ってくる始末。
この世は力のないものにとっては地獄になってしまった。
人々は、救世主を求めていた。
「チュンチュン」
小鳥がさえずる。
「あー、よく寝た。」
シュバイクは目が覚めた。
前日の槍の自己練習は、8時間にもわたっていた。
「明日は竜騎士試験だな。」
明日はゾルゲスを倒す精鋭を育てるための、竜騎士試験が、バイタル村の隣町、ジャンピング街というところで、開催される。
「シュッ!シュッ!」
また、シュバイクは、槍を振るう。
魔王の打倒に力を込めて。
翌日、、、。
「よし!行くぞ!」
シュバイクは、ジャンピング街に向かって歩き出した。
(この試験に合格したら、魔王討伐の旅に出ると決めたんだ!)
そう心に言いながら、ツカツカと歩き出す。
(ここか、、、。)
ジャンピング街は、高いレンガ造りの建物がひしめく、交易都市だ。
果物や野菜が売っている露店が並ぶ。
ジャンピング街の真ん中にある高い鉄筋の建物が、試験会場、ダーラナ・ビルディングである。シュバイクも試験開始30分前にその建物に着いた。
「ここが、、、。本当に芸術的な立派な建物だ」
シュバイクはつぶやく。
【一、竜騎士試験、続く、、、。】
