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大失恋~お断りの手紙~

もうあれから20年近くが経過した

本日は
いいかげんな記憶の扉をノックするとしよう

私はバンクーバー国際空港に降り立った
回数を重ねると慣れたものですっすっと入国審査に向かう

パスポートを渡し
はい どうも~って 通過するハズ…だった



入国審査官
「ちょい待て! お前 ほとんどカナダにおるやんけ!」


確かに今回は帰国して10日しか経っていなかった

そして別室送りとなる なんてこった!


別の入国審査官による尋問が始まる

顔がマジで怖い

パスポートを確認したあと

「おまえ働いてるやろ」

「働いてへん」

「帰りのチケットは?」

有効期限が半年だか1年ある 後日予約するチケット(名前は忘れた)

「あるよ これ」

「現金は?」

現金はカナダに残していたため 所持金は少なかった

「こんだけ カードあるし」

「お前やっぱ働いとるやろ」

「働いてへん」

「滞在先は?」

居候なのだがそんなことを説明する語彙力はない

「友達の家」

「宿泊代はちゃんと払ってるんか?」

「払ってへんよ 友達やし」

「お前やっぱ働いとるやろ!」

「働いてへん!」

「ほな 何しとんねん」

「観光したり たまに草刈りしたり」

「草刈り?それは労働に値するなあ」

しまったと思ったが時すでに遅し

「働いてへんて!」

「働いてるやないか!」

「働いてへんて!」

そんなやりとりのループを何回やっただろうか

しびれを切らした入国審査官は

「ほな 連絡先は?」

「○○〇ー○○〇〇ー○○○○ △□夫妻のところです」

「今から電話で確認するから 待っとけ」

「そうして」

なんか助かった気がした





「出んけど」

「マジっすか」

「なあ お前働いてるやろ?」

「ほんまに働いてないって!」

約1時間
今回は見逃したる みたいなことを多分言われ

カチャ ♫

ホッチキスでB5サイズの紙をパスポートにくっつけられた

とりあえず 入国はできるようだ



やっぱり 俺とカナダは相思相愛だよね~♪



パスポートにホッチキスで留められたB5の紙を見た


そこにはだいたいこんなことが書かれていた





  • カナダへの入国を禁ずる

  • カナダでの教育を禁ずる

  • 以下 つらつらと禁止事項が続く


赤い糸ではつながっていなかった

告白したけど 丁寧にお断りのお手紙をいただいた感じだ

半年後 カナダにお別れをすることになる


強制送還は免れた話です


お世話になったご家族の家に到着後 やり取りの説明をした

留守にしていたのだけれど
もし電話に出ていたら「そんな奴 知らん」と答えていたそうだ

本気かどうかは別にしてなんだかんだで私は運が良いのだ


その約5年後 インストラクターとしてお客様とカナダツアーへ
再びバンクーバー国際空港に降り立った


ドキドキしましたが入国できました


駄菓子菓子 赤い糸は見えなかった


最後までお読みいただき ありがとうございました😊

帯は いつき さんにお借りしました
いつもありがとうございます

熱中症にはご注意ください

では 素敵な1日を✨


#なんのはなしですか
#賑やかし帯

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