夢重力
ベッドから起き、いつものように1階に降りてキッチンにいくと母が朝食の用意をしていた。そして、いつものように食事を済ませ、歯磨きをして制服に着替えるといつものように学校へ向かった。今日は卒業式だ。
小学校の頃から憧れていた とも ちゃん、彼女は4月から女子高へ入学して会えなくなってしまう。想いを伝えるのは今日しかない。
思い切って告白した僕、心のどこかでは気づいていたんだけどね…
そして撃沈してしまった僕は、告白なんかしなければよかったと後悔した。
この世の終わりを感じたところで目が覚めた。
夢で本当に良かった。これはきっと予知夢かもしれない。
今日の卒業式で告白するのはやめよう!
きっと僕のことなんか彼女は何とも思っていないはずだ。
そう思うと心が軽くなった。
ベッドから起き、いつものように1階に降りてキッチンにいくと母が朝食の用意をしていた。そしていつものように食事を済ませ、歯磨きをして制服に着替えるといつものように学校へ向かった。今日は卒業式だ。
卒業式が終わるとそそくさと帰りたい気分になった。
心の中で彼女に別れを告げ、学校を後にした。
校門を出て駅へ向かっていると後ろから呼び止められた。
とも ちゃん!? なんで?
そして、サプライズな出来事は続いた。
彼女から告白された。
えっ!うそ!頬をつねった。痛い。これ夢じゃない。
あまりにも嬉しすぎて、思わず道路に飛び出してしまった。トラックが視界に入った瞬間、目の前が真っ暗になったところで目が覚めた。
夢で良かったけど、せっかく告白されて両想いだったのに…
ベッドから起き、いつものように1階に降りてキッチンにいくと母ではなく彼女が朝食を用意していた。
えっ!うそ!頬をつねった。痛い。
これ夢じゃない。いや、待てよ、この展開さっきも夢だったぞ。
彼女にも頬をつねってもらった。痛い。彼女も不思議そうに僕を見ている。
夢じゃない?でもこれどういう状況?同棲してるの僕たち?
えっ!結婚してるの?頬をつねった。痛い。これ夢じゃない。
あまりにも嬉しすぎて、2階まで駆け上がったら足が滑った。
仰向けで1階へ落下しながら走馬灯のようにいろんなことが駆け巡った。
目の前が真っ暗になったところで目が覚めた。
夢で良かったけど、せっかく結婚してたのに…
ベッドから起き、いつものように1階に降りてキッチンにいくと母が朝食の用意をしていた。あれ?元に戻った?頬をつねってみたが、痛い。
今日は卒業式のようだ。
そして、いつものように食事を済ませ、歯磨きをして制服に着替えるといつものように学校へ向かった。やっぱり今日は卒業式だ。
小学校の頃から憧れていた とも ちゃん、彼女は4月から女子高へ入学して会えなくなってしまう。
想いを伝えるのは今日しかないが、夢を思い出した。
ここで僕からは告白してはいけないのだ。
夢と同じように校門を出て駅へ向かっていると後ろから呼び止められた。
そして夢と同じように彼女から告白された。
夢で経験しているとはいえ嬉しすぎた。
駄菓子菓子、今度はへまはしない。
道路に飛び出るとトラックにはねられてしまうことを僕は知っている。
そして僕は彼女を抱き寄せようと思った。
いずれ僕たちは結婚する運命なんだから。
彼女を抱きしめようとしたその時、彼女に突き飛ばされた僕は道路に…
そしてトラックが視界に入った瞬間、目の前が真っ暗になったところで目が覚めた。
というか僕は目覚めているのだろうか?頬をつねってみたが、痛い。
この終わることのないループはいつまで続くのだろうか?
なんのはなしですか
僕はもう一度目を閉じた。
了
あとがき
このお話のベースを思いついたのは、どなたかの募集テーマだったような気がします。確か夢に関する物語や記事が多かったように記憶しています。
下書きにタイトルと夢というメモが残されていましたので、思い出しながら創作してみました。夢から抜け出せない世界をイメージした作品です。

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いつもありがとうございます。
では 素敵な1日を✨
