天国への階段がなかった件Σ(°Δ° )
普段連絡とる事のない叔父から唐突に、来年ツェッペリンが来日するらしいから行きたいんや〜
みたいなLINEがあった。
あ、そうすか。
今だギターを弾いてるロック好きの叔父。
ツェッペリン好きだったっけ?と思いつつも、世代を超えてツェッペリンで話せるのはありがたしかも。
私といえば、
ツェッペリンほぼノーマークで、
代表作は天国の階段だっけ〜?
くらいの印象程度ですが、さすがに有名なロックバンドなので、バンドは知ってますが。
何気にツェッペリン検索すると、
映画公開中。
あ、まだ間に合いそうだから、
行かなきゃ。
とか考える自分に、え?
ツェッペリン観に行くほどのファンじゃないよね?
え?
行く??
ワシ行くん??
とりあえず、上映館を探してみると、ほぼ上映期間終了。
来月もやってるとこもあるから、
来月行く???
とか考えていると、
1件シネマネコで上映中な事を発見。
おー。
シネマネコ。
以前、向かいの繭蔵でランチした後で、お茶して帰ったいい感じのとこ。
ここはなんだろうと思ったら、
結局映画館で、併設のカフェがおしゃれで本もたくさん置いてあって、カフェだけでも楽しめるという場所。
ここで映画観たいな〜と、
思った事を思い出しました。
行けそう??
マジ?明日行けるかも??
と思いついて、翌日行ってみる事に。
行ってみる事にはしたものの、
心の中では、マジで?
マジで行く??
など心の葛藤がうるさかったですが笑
結果、観て良かった!!
結局自分、ロックが好きだったり、
シネマネコも正解だったし、
観てからしばらく続く余韻が心地良い日々。いとしです。
ファンじゃなくても、
こういうバンドの成り立ちみたいなドキュメンタリーて割と好きかもしれない。なんだろな笑
さて、やっと映画の話です。
ツェッペリン素人の感想です。
映画は大戦後の混乱、
白黒映像から始まります。
この時点でおやおや?
とは思いました。
そんな子ども時代を過ごした人達という驚きと、この時代を描くには、このペース配分では丁寧すぎでは??
さらに、ジミー・ペイジの幼少期はもとより、ベースのジョン・ポール・ジョーンズの家族背景、両親の紹介辺りの丁寧さ、なんだろこのペース。
さらに、亡くなって新たなインタビューがもちろん撮れない、ドラムのボーナムの思ったより盛りだくさんな音声。
それと、現在のペイジ、プランツ、ジョンジーのインタビューを交えながら、ヤードバーズ時代やアトランティックレコードとの契約などが紹介されていく。
驚いたのは、1960年代の終わり頃のレコード契約当時。
契約内容に、クリエイティブ・コントロール、バンドの創作活動の権利を盛り込んでいた事。
シングルは出さず、アルバムしかリリースしないなどの条件を盛り込み、レコード会社はライブも観ないまま大口契約。
ビジネスモード全開で、契約したからにはと、ビジネスライクに多数のライブをこなしていったバンド活動。
ロックはこの当時から、ビッグビジネスで、クリエイターであるにもかかわらず、ビジネスとしてペイジがしっかりその舵を取っていた事は
ちょっとした驚きでした。
日本で音楽といえば、歌謡曲の時代。プロデューサーなどの言いなりの印象で、シンガーソングライターなど、自分で音楽を作る人が出てくるのはもっとあとの時代と考えると、欧米のロックの成熟は早いな〜と。でもそこがペイジならではだったからとも思いますが。
合間、合間に入ってくるメンバーのトーク。
ジミー・ペイジの加齢度に反した、屈託のない少年のような表情。
いかにもロックバンドらしい酒、ドラッグ、女、暴力などを通ってきたとは思えない、イノセントぶりにも驚嘆。
ライブシーンは意外と少なめ。
その中でもボンゾのドラムスは秀逸で、ボンゾなきあとにバンド活動をやめたのも納得。
それから、最後にジミー・ペイジがおもむろにこちらに向かったかと思うと、好きな事をして生きろ、一歩踏み出せ的なメッセージで映画は終わった。
え?え?え?
何それ?
バンド結成ストーリーはフリで、
励まし?啓蒙?ビジネス系?
天国の階段なかった?
時々寝てて気づかなかった?
いやいや、なかったし。
まぁ、それでも、さすがに没入型映画と謳ってるだけあるのか、映画とシネマネコの余韻が良かったので、全然良かったのだけど、後からツェッペリンスタディとしていろいろ動画などチェックしてみたところの結論として、
これは、
ジミー・ペイジの思惑だったのではないかと。
天国の階段と移民の歌が、あえて入ってない。
その事で興行収入が格段と減る事はわかっている事。
また、その事で評価が下がる事も、むしろ悪いかもしれない事もわかっている事。
アルバムⅣをバンド名もタイトルもなしで販売し、文句なしのバンドとして確立した経緯を考えると、もう評価の事は論外なのではないかと。
その上で、バンドメンバーへの愛情溢れる作品に仕上がっている事がこの映画の格なのかなと。
もともとは金と名声のために始めた事かもしれないけど、全てを手に入れた結果、大切なのは仲間だったというのが伝わってくる気がしました。
それと、それぞれとの出会いの過程が何度でも語りたくなる大切な宝物なのではないかなと。
それは、普遍的に、
誰にとってもそうなのかなと思いますが、バンドをする人にとってのサンプルではあるのかなと思いました。バンドしてない私としても、生活の中で適用しやすいサンプルになったなと思います。
メンバーのIQチェックと、
個人的な勝手な評価です。
ジミー・ペイジ
IQ多分超高いです。
つまりこだわりと集中力も高いかと。
そして自由な魂。
ギフテッドなんでしょうか。
ジョン・ポール・ジョーンズ
(ジョンジー)
フツーの常識がある人
ドラッグに手を染めなかった人
職人気質
バンドの要
職人気質だからこそ、酒とドラッグのメンバーとの折り合いが時々つかなくなったりしたかも。
ロバート・プランツ
超器用な凡人
ボーカルの割に、
何かに欠けるけど、
超器用に役割をこなす。
ペイジとの出会いで、
才能も開花できたけど、
根本は凡庸な凡人で、
周囲やらドラッグやら流されやすかったかと。
ジョン・ボーナム
(ボンゾ)
憑依体質の凡人
ドラムは天職。
天職ならではの才能。
嫁からはプランツNGだったみたいだけど、音楽的にではなく、メンバー的に、プランツとのバランスが良かったかと。
もしかして自己肯定感低いかも?
とかとか、
ツェッペリン素人とか言いつつ、
勝手なイメージ書いてみました。
頭の良さとか才能とかテクニックとか、この出会いの化学反応がレッド・ツェッペリンだったのかなと思うのと、本人たちにとっては最終的にはお互いの存在がそれら全てに勝る事だったからこその映画だったのかなと。それが、2大代表曲からの収益以上のものだったのかなと。
あるいは単純に使えない理由があったのかもですが。
タイトルを天国への階段がない件としてみた時に、天国への道がないみたいでヤバいなとは思ったものの、天国への階段を買おうとする女性の歌だし、天国へは階段で行くわけではないのでよいかなと。
これを機会に、他の曲もいろいろ聴いてみたいと思いました笑
売れすぎるとあえて聴く気が失せるというか、やっと聴くタイミングが来たというか笑
ヤードバーズは好きだったし、ヤードバーズとは違うけど、割りと好きなタイプな気がして、聴いてこなかったことを少し悔やみつつ。
