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書くのが苦手な人へ。感想を伝えることも創作になる

noteを読むことは好きなのに、自分が書こうとすると手が止まってしまう。そんな悩み人をもつ人も多いかもしれません。

でも、“読むことが好き”ということは、「誰かの作品を味わうことはできる」ということではないでしょうか。

創作というと、ゼロからなにかを生み出すことだけを想像しがちですが、誰かの記事を読んで感想を伝えることも、立派な表現方法のひとつです。

今回のnoteでは、インターネット上で出会った作品に感想を伝える価値について考えてみたいと思います。


感想は創作を支える力になる

誰かの文章を読んで感想を伝えることには、大きな意味があります。

たとえば、ベストセラー作家を支える編集者の仕事は、企画を考えたり、誤字脱字をチェックしたりするだけではありません。原稿を読み「ここがよかった」「こんなふうに感じた」と感想を伝えることも、重要な役割のひとつです。

何百万部も売れるような作家であっても、まだ作品を誰にもみせていない状態はあります。そのときに編集者からもらう感想は、原稿のブラッシュアップだけでなく、創作のモチベーションにも大きくかかわるのです。

これは、noteにおいても同じことがいえます。記事を公開したあと、書き手は「ちゃんと読者に伝わっただろうか」と心細く感じることもあるでしょう。

もちろん、「スキ」や記事のシェアもうれしいものですが、そんなとき、ひとことでも感想をもらえると、よろこびは格別です。「自分のために時間を使って感想を伝えてくれた」という事実は、書き手にとってなによりのご褒美になります。

感想を伝えると信用が溜まる

感想を書いたからといって、すぐにお金になったり、目にみえる成果が得られたりするわけではありません。

それでも、書き手とあなたのやりとりは、意外と多くの人にみられています。特別にアピールしなくても、誰かを応援する姿勢や誠実な関わり方は、当事者だけでなく、自然と周囲にも伝わるものです。

SNSは単にフォロワーを増やすための場所ではなく、人との信頼関係を少しずつ育てていく場でもあります。

誰かの記事を読み、感じたことをていねいに言葉にして伝えていると「この人はきちんと向き合ってくれる人だ」という信用が生まれます。結果的に、あなた自身の発信もあたたかく受け入れてもらえるようになるでしょう。

派手ではなくても、感想を届ける行為は人とのつながりを深めてくれます。

「いいね読み」で感想を届けてみる

人に感想を伝える具体的なアクションとして、「いいね読み」という企画があります。これは「このポストにいいねをしてくれた人のnoteを読んで、感想を書きます」というものです。

実際の投稿はこちらです。

もちろんボランティアや趣味としての位置づけではあるものの、記事を読み、リプライに感想が積み重なっていく様子を眺めていると、まるでドキュメンタリー番組をみているような気持ちになります。

もしかしたら心理学でいう「返報性の原理」にも通じる部分はあるのかもしれません。人になにかしてもらったら、お返しをしたくなる心理のことです。

ただ、そこまでドライな考え方をする必要はありません。まずは「読んでみたい」「伝えてみたい」という気持ちを大切にしてみてください。


誰かの記事を読んで感想を伝えることは、すぐに仕事につながったり、ダイレクトな結果に結びついたりするものではありません。しかしつづけていると、少しずつ信用が積み重なり、SNSやnoteそのものが楽しくなっていきます。

また、人とのやり取りを重ねるなかで関係性が育まれると、自分が書いた文章も読んでもらいやすくなるでしょう。

もちろん、これは誰もがやらなければならないことではありません。ただ、自分は書けないと感じているときでも、人の作品を読み「伝えたい」と思うことがあれば、ぜひ感想を届けてみてください。

そのひとことが、誰かの創作を支える力になるかもしれません。

▼参考:みずのけいすけVoicy「感想をつたえるのもりっぱな創作」

みずのけいすけ「書けるようになるラジオ」は2026年3月よりリニューアルし、Spotify・Apple podcastで更新中です。ぜひご視聴ください。番組へのお便りや感想もお待ちしております。

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(執筆:春野 なほ