見出し画像

パーソナル編集者との伴走で見つけた自分らしい表現。収益だけじゃない「noteを資産にする価値」とは

noteの「#推したい会社」投稿コンテストで賛同企業賞を受賞したやきいもさん。受賞作の「感動が連鎖する靴下、私がタイコーの靴下を推すとっておきの理由」は、やきいもさんらしい、やさしくてあたたかい体験が伝わる作品です。

この作品は、個人の創作に伴走する「パーソナル編集者®」の編集者・渋谷祥平さんのサポートもあって完成しました。書く力を高めたいと願うなかで生まれた、創作の試行錯誤の一歩でもありました。

今回は、長野県に暮らすやきいもさんに会いに、松本まで足を運び、渋谷さんとともにnoteに向き合った6ヶ月間をふり返ります

noteの創作支援にとどまらず、転職活動に悩み、書けなくなった時期にはキャリア相談としても活用したというやきいもさん。そんなおふたりが考える「パーソナル編集者®︎」の価値について、紐解いていきます。


松本城の前にて(左:受講者 やきいもさん / 右:パーソナル編集者 渋谷祥平さん)

やきいも
長野県埴科郡出身、2児の母。長らく身を置いた会社を昨年退職し、現在はキャリアブレイク期間。複業フリーランスとしてライター等の活動をしつつ、ライフワークバランスの取れた働き方を模索中。アルプスの山々と田園風景が好き。ベイマックスのような優しい夫、1歳4歳の娘たちと過ごす何気ない毎日が癒し。
note / X

渋谷祥平
愛知県瀬戸市出身。特別支援学校の教員として7年間勤務したのち、2024年6月よりパーソナル編集者として活動を開始。現在は、フリーランスとして個人の創作や企業のブランディング・情報発信のサポートを行う。妻とくるりとサッカーをこよなく愛している。
note / X

書くことに全力で向き合ったからこそ知れた、自分らしい表現

── コンテストへの参加や、有料マガジンの運用などnoteの活用に精力的に取り組んでいるやきいもさん。「パーソナル編集者®︎」を受講した経緯を教えてください。

やきいも:収益化の可能性を含めて魅力を感じ、noteをはじめました。まずは“情報発信”のような人気ジャンルも書いてみましたが、楽しく書けなくて。「なぜ書くのか」と向き合ったとき、「私は経験を人に伝えるのが好きなんだ」と気づいたんです。

その気づきから書いた「文具店で3歳児と予算1,000円の買い物をしてみたら得られたものが大きすぎた」が、初めてnote公式マガジンに掲載され、たくさんの人に読まれる体験になりました。

伝えたい思いはちゃんと届くと思えた瞬間です。もっとnoteをがんばるために、プロの力を借りて書く力を磨こうと思い「パーソナル編集者®︎」に申し込みました。

渋谷:初めてのオンラインセッションのときに、やきいもさんが「パーソナル編集者®︎」を始めるために準備したノートを見せてもらったんです。

noteの読者像や、有料記事の構想など、びっしり書きこみがあったんですよ。これだけ明確な決意を持って申し込んでくれたことに感動して、僕もやきいもさんの思いにこたえる覚悟が決まった瞬間でした。

やきいもさんが「パーソナル編集者®︎」受講で使っているノート

── やきいもさん、契約期間の6ヶ月をふり返ってみていかがでしたか。

やきいも:渋谷さんに伴走してもらったことで、書くことに全力で向きあい、書く力を最大限に引き出してもらえました。同時に、自分がどんなにがんばっても第一線で活躍しているエッセイストたちにはまだまだ及ばないと実感しました。

自分にあわないものを書いているときは、やっぱりしんどかったですね。だからこそ、読まれやすいテーマにこだわらないで、私なりの表現方法で伝えていこうと考え方を変えることもできました。

渋谷:書きたいジャンルに向かって慣れない表現にもトライしていたからこそ、しんどさを感じる場面もあったんじゃないかなと思います。

そのなかでも僕は、やきいもさんの心が動いた瞬間を捉えたエッセイがすごく素敵だということを伝えましたよね。

やきいも:心が動いた瞬間を文章にするのは、自分でも熱量を込めて、楽しく書けたなと。そこから、noteの方向性も決まりましたよね。

渋谷:日常生活で見落としがちなことを、しっかり文章として残すことができるのはやきいもさんのとても素敵なところだし、価値のあることだと思います。

書く支援をこえて、人生の悩みにも寄り添う「伴走」のかたち

実は対面で会うのは今回の取材がはじめて!顔はめパネルでパシャリ

── やきいもさんの半年間のnoteの方針が決まったあとは、そのテーマで書く生活がはじまったんですか。

やきいも:じつは後半3ヶ月は転職活動をしていたこともあり、キャリアについて悩むことが増えて、noteを書く余裕もなくなってしまったんです。

エージェントにも相談していたんですが、なかなか自分のなかでモヤモヤが晴れなくて。そんなとき、みずのさんの発信を見かけて、「キャリアの相談もしていいのか?」と渋谷さんに相談してみたんです。自分のことを深く知っている人にも話を聞いてもらいたいと。

渋谷:僕はキャリアコンサルティングやコーチングのような経験はないです。でも、これまでの信頼関係があるからこそ、やきいもさんが僕に話してくれることがあるんじゃないかと思いました。

なので、安心して話しやすい雰囲気作りを意識しながら、やきいもさんのなかにある本当の気持ちを整理して引き出すお手伝いをしました。

やきいも:渋谷さんも含め、パーソナル編集者のみなさまはどんなことでも否定せずに受けとめてくれたのが印象的で。壁打ちをしてくださって、頭のなかが整理され、モヤモヤが晴れていきました。

転職活動を経た結果、最終的にはフリーランスとしての道を選びました。渋谷さんはフリーランスとしても先輩なので、いまもいろいろと話を聞いてもらっています。

渋谷:じつは僕が公務員から独立するときの不安にすごく似ていたんです。そのときに「意外となんとかなるよ、大丈夫!」と声をかけてくれる人の存在がすごくはげみになって。

今度は僕が「大丈夫!」と言葉をかける存在になれるように意識しました。

自分の内面を気兼ねなく伝えられる距離がいい。パーソナル編集者との歩み

── 渋谷さんの思う「パーソナル編集者®︎」の魅力を教えてください。

渋谷:受講者それぞれがサービス内容を解釈して、使い方を決めていくところが奥が深いと感じます。やきいもさんも「こんなふうにしていいですか?」と使い方について、いろいろと提案してくれますよね。

「そんな寄り添い方があるんだ!」と、僕のなかでも手数が増えていくようで、おもしろいです。

やきいも:「パーソナル編集者®︎」は自分次第で、活用の幅がどんどん広がっていくサービスだと思うんです。セッションの前には話したいことを整理して、その時間を最大限活かせるように心がけています。

── やきいもさんにとって、家族・仕事仲間・友人でもないパーソナル編集者・渋谷さんはどんな存在ですか?

やきいも:子どもがまだ小さいので、家族みんなで過ごす時間が多く、自分だけの話をじっくり聞いてもらえる機会ってなかなかないんですよね。

だから月に1回話を聞いてもらえるのは貴重で。思っていたことの整理ができるし、来月はどんなふうに過ごしていくか向き合うきっかけにもなります。

やきいも:あと、エッセイを書くことって、自分の内面をさらけ出すので、身近にいる人に読んでもらうのは恥ずかしいんです。最初の読者として、ちょうどいい距離感のパーソナル編集者がいてくれるのは、ありがたいです。

── 渋谷さんはパーソナル編集者として、どうありたいと心がけていますか?

渋谷:「パーソナル編集者®︎」はサービスとして「伴走」を掲げているけれど、ひとりで走ることも大切だと感じています。

たとえば、noteの毎日投稿をつづけることは、とても価値のあることです。だからこそ、僕のフィードバックで歩みを止めることはしたくないんです。

僕は前のめりに声をかけるタイプです。でも、受講者にとっては大切な機会を奪うことにもなりかねないので、速度が落ちたときに背中を押すくらいの見守る存在になれたらいいなと思います。

記事が長く残り、繋がりが増えていくことも“資産”。書きつづける中で見えてきたnoteの真価とは

── やきいもさんはnote主催のコンテスト「推したい会社」で受賞されました!このことについてお聞きしたいです。

やきいも:受賞は、私らしくこのまま書きつづければいいんだと背中を押してもらえたできごとです。

▼受賞作品

渋谷:このnoteはやきいもさんの靴下を購入した感動が文章からあふれていて、とても素敵なんです。はじめて読んだときに、「受賞するかもしれない」と感じて、Slackでそのことをお伝えしました。

やきいも:実はすでに公開していたんですが、渋谷さんからフィードバックをもらいブラッシュアップしました。

渋谷:テーマが「感動が連鎖する」だったので、読者にも感動の連鎖が伝わるように文章を組み立ててはどうかとアドバイスをしました。じんわりあたたかくなってもらえるような読後感も一緒に考えました。

やきいも:コンテストでnote仲間が「おめでとう」と声をかけてくれたのも嬉しくて。noteが私にとって、安心して自分を表現できる“サードプレイス”になり、書きつづける力になっています。

── やきいもさんがこれから挑戦してみたいことについて、教えてください。

やきいも:「自分が体験して感動したことを伝えること」は自分の強みだと感じているので、それを軸に自分らしく発信していきたいです。

noteをはじめたころは、「noteを資産」にしたいと収益化を中心に考えていました。

でも渋谷さんに伴走してもらって、積み上がっていく記事そのものや、書くことで癒される感覚、人との繋がりが広がっていくこと、そうしたすべてが資産なんだと感じるようになりました。収益だけに捉われず、ライフワークとしてつづけていきたいですね。

じつは夫や子どもに「もしも私がこの世を去ったとき、これまで書いたnoteを読んで」とよく言うんです。自分がいなくなった後に家族に読んでもらえるような記事を積み上げていきたいです。

渋谷:「いつか子どもにnoteを読んでもらいたい」という考え方、とても素敵ですよね。やきいもさんのnoteは「パーソナル編集者®︎」をはじめてから大きく変化したと思うんです。

僕、やきいもさんが家族に内緒でジェラートを食べにいく話が僕は大好きで。やきいもさんの人柄がうつし出されていて、読み終わったあとにほんわかあたたかくなって最高なんですよ。

半年以上伴走してきたことで、信頼関係が積みあがったぶん、note以外の悩みやチャレンジしたい気持ちもたくさん打ち明けてもらえるようになりました。だからこそ、もっとやきいもさんの力になりたいです。

✒️ ✒️

「パーソナル編集者®︎」を受講して、自分らしい表現の軸とnoteの価値に向き合えたやきいもさん。これからも渋谷さんとの二人三脚で、やきいもさんの感動体験がnoteに積み重なっていくことを楽しみにしています。

制作:ふたり広報(執筆・撮影:三浦えり / 編集:金井みほ

この記事が参加している募集