なかなか書けない大好きな“推し”について、ゆるっと語れる5つの質問を用意しました
大好きな推しについて書こうとすると、筆が止まってしまうことはありませんか?仕事にまつわる話や最近あった出来事がテーマならスムーズに書けるのに、なぜでしょうか。
それは「大事に味わいつづけてきた存在だからこそ、適当には書けない」という心理が働くからかもしれませんね。また、推しを語ることは、自分の価値観のすべてをさらけ出すようで、少し勇気がいる作業でもあります。
けれど、読者の視点は少し異なります。
たとえ本人が「語れるほど詳しくない」と不安に感じていても、どんなきっかけで、どう沼にハマっていったのか、そのプロセスにこそ興味があるものです。
そこで、このnoteでは「推しについてどう書けばいいんだろう…」と悩む方にむけて、ゆるく取り組める5つの質問をご紹介します。
このフォーマットは、「パーソナル編集者®」主宰のみずのけいすけが考案した下記の記事をもとにしています。
評価するのではなく、シーンを描写するためのフォーマット
自分が好きな対象を評価しようとすると、書くハードルは一気に上がります。そこで、解釈をいったんわきに置いて、事実を淡々と描写するための、5つの質問を用意しました。
このフォーマットに沿って答えていくだけで、気負わずに推しへの愛を表現できるはず。ぜひリラックスして取り組んでみてください。
なお、これらの質問はミュージシャンを対象としていますが、俳優や声優、アニメのキャラクターなど、自分の推し専用にアレンジして使ってみてくださいね。
1. 好きになったきっかけは?
まずは、推しとの出会いを思い出してみてください。好きになったきっかけはなんでしょうか?
いきなり5つの質問すべてに答えようとしなくても大丈夫。好きになったきっかけを深掘りするだけでも、十分おもしろい記事が書けるはずです。
たとえば「子どものころ、親が車で流していた」「CMソングに使われていた」など、ささいなことで構いません。
当時あなたが何歳で、どんなことにハマっていたのか。「その出会いを振り返ってどう思うのか」といった出来事を淡々と書くだけで、読者にとって興味深い、あなたならではの物語になります。
2. 生涯で一番聴き込んだアルバムは?
つづいては、作品についてです。直感でパッと選ぶのがポイントです。何度も再生したアルバムはどれでしょうか?
「なぜそれを選んだのか」という理由も添えられたらベストですが、タイトルを挙げるだけでも十分です。可能であれば「受験勉強のときにずっと聴いていた」といったひとことを添えてみてください。あなたの好みの輪郭が、より鮮明に読者へ伝わります。
3. サインをもらうなら、どのCDにする?
つぎは少し視点を変えて、こんな想像をしてみましょう。「過去の作品から1枚だけサインをもらえる」というシチュエーションを設定することで、どうにか選び出します。
この質問は、あなたにとってどのジャケットや時期が印象深いかを浮き彫りにします。そして、できればなぜそのCDを選んだのか、理由を考えてみてください。そこに、あなた独自の視点が現れるでしょう。
4. “休みで雨の日の二度寝明け”に聴きたい曲は?
予定のない休みの日の朝。あなたは二度寝から起きたところです。カーテンを開けて窓の外をみると、しとしと雨が降っています。このシーンに合う曲を、直感で1曲選んでみてください。
このように、場面を限定してピックアップすることで、説得力が増し、読者にあなたならではの感性が伝わりやすくなります。
5. 心が動いたライブの光景は?
現地にいたかどうかは問いません。ライブ映像のシーンでも構わないので、ふと思いついた光景を描写してみてください。
そのときステージはどう目に映り、自分はどんな表情をしていたのか。心の動きを景色と一緒につづることが、読み手の共感を生むコツです。
好きなものについて書くことは、自分の内面をさらけ出すようで、ときに勇気をともないます。そんなときは「どう素晴らしいか」を証明しようと力まずに、まずは自分との接点を書き出してみてください。
推しを評価するのではなく、個人的な経験を言葉にすることで、あなたの人柄が色濃くあらわれる魅力的な記事になります。
「明日、なにを書こうかな」と悩んだときは、ぜひ今回紹介した5つの質問に答えるかたちで、推しへの想いをつづってみてください。
あなたの大切な宝物が、今よりもっと輝いてみえるはずです。
▼参考:みずのけいすけVoicy「推しは評価せず、出会いのシーンを描写しよう」
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(執筆:春野 なほ)
