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ChatGPTを使って箇条書きからエッセイを書いてみる

AIは、執筆活動のよいパートナーになってくれます。

10年ほど前、書店には「スマホ使いこなしガイド」のような本がたくさん並んでいましたが、実際に「ガイドブックを読んだらスマホが使えるようになったぞ!」という人はそれほど多くはないのではないでしょうか。多くの人がスマホを使いこなせるようになったのは、とにかく実際にスマホを触って使い続けたからです。

AIも同じように、とにかく触ってみるのがいいと思います。

では、具体的に何をしたらいいのかということですが、「箇条書きからエッセイを書いてみる」というのをやってみるのはどうでしょうか。



箇条書きからエッセイを書いてみる

箇条書きは楽です。

文章をいくつも書いてつなげる必要がなく、手軽に情報をまとめることができます。

この記事を執筆しているパーソナル編集者の渋谷は、これまで何度もAIを使って箇条書きからエッセイを作成してきましたが、そのうちのひとつがこちらです。

ブロッコリーを切っているときに思いついたことがあって、それを箇条書きでメモしたのをChatGPTにエッセイにしてもらいました。

ちなみにこのブロッコリーの記事は公開から半年以上経っていますが、一度も「AIで作った?」と指摘されたことはありません。


プロンプトを書いてみよう

AIのツールにはいろいろ種類があるのですが、いちばん市民権を得られている気がするChatGPTを使った例で紹介します。

ChatGPTは、文字通りチャット形式でやり取りを行うツールで、非常に使い勝手が良く、初心者の方にもおすすめです。

AIに送る指示のことをプロンプトといいます。プロンプトの書き方にも色々コツがあるのですが、むずかしいことは考えず、会話するような感じで指示を出す感じでOKです。

では、まず箇条書きを書きましょう。

例)

・ブロッコリーを切っていると、小さな房の集合体であることに気づいた
・「言いたいこと」が食べやすい一口サイズの房だと考えると、たくさんの房がついていると食べにくい
・言いたいことを一つ切り落として、一つの記事にするのが大事
・でも切り落とした房がまた別の記事になる
・これが文章を書くこととすごく似ている気がした

これに「これをもとにエッセイを書いてください」という言葉を添えれば、それだけでプロンプトの完成です。


具体的な条件を追加しよう

これだけでもエッセイを作ってくれるのですが、もっと具体的に指示をだすことで、より求めているレベルに近づくことができます。

例えば、

「あなたは敏腕編集者です」
「あなたはベストセラー作家です」

と、ChatGPTにどんな人になりきってもらうかまで指示を出してもいいと思います。

また「制約条件」を提示して、ChatGPTが文章を作るときのルールを指定し、精度を高める方法があります。

こんな感じです。

あなたは敏腕編集者です。この箇条書きをもとに1500字以内のエッセイを作ってください。なお、以下の制約条件に従ってください。

****制約条件****
①文体はですます調
②一文目はインパクトのある文章にする
③以下の言葉は使わないようにすること
・私は
・思います
・ですが
・なので
・という
④同じ単語は2回までしか使わないこと

このような感じで、指示をより具体的にすると、AIも考えやすくなります。

これで生成した文章がこちらです。

これだけでもかなりクオリティの高い文章が生成できています。


思っていることは、はっきり伝えよう

一度でいい文章が生成できることは、まずないと思っていいです。

会話を繰り返しながら、いい着地点を見つけていきましょう。基本的にどんな無茶な要求をしてもAIは怒りませんので、いいことも悪いことも、はっきりと伝えましょう。

いい感じの時はいい感じと伝える。
無料版だとやり取りの回数に限りがあるので注意。

こんな感じでAIはどんな要求にも誠実に答えてくれます。超やさしい。

ある意味、人間よりもコミュニケーションコストが圧倒的に低いので、最高の編集者との呼び声も高いのが悔しいところです。

こうして会話のキャッチボールを繰り返し生成した文章がこちらです。

「つぼみは言葉です」というかなり雑なパスを送りましたが、それが比喩であることを文脈から理解して文章を作り直してくれました。


構成を整えるのもやってもらう

あとから構成を考え直すのってめちゃくちゃめんどくさいですよね。これも全部ChatGPTでやってもらいましょう。

今回はPREP法といって、

結論(Point)
理由(Reason)
具体例(Example)
結論(Point)

という順で文章を書く方法を使います。

ChatGPTはごちゃごちゃやり取りしているうちに、まわりくどい表現になりやすいので、最後に体裁を整えるステップを作るといいです。

「PREP法」で通じます。
内容は省略しますが、きちんとPREPの順番に書き換えてくれました。


最後は自分の目でチェック

「AIで作った文章」には「AIで作った文章っぽさ」があるので、最後は自分の目でチェックし、不自然な箇所は訂正しましょう。

ちなみにこの記事はnoteのAIアシスタントで「表現を整える」→「書きかえを提案」→「やわらかく」で文章の細かな修正を提案してもらい、いいなと思った部分だけ採用することで最終チェックとしています。

2025年現在、noteのAIアシスタント機能もかなり実用レベルに仕上がってきました。


ぜひ「自分だけの編集者ロボ」をつけるくらいの軽い気持ちで試してみてください。(執筆:渋谷祥平)