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イベレポをマンネリ化させないコツは、ワンシーンを切り取ること。元noteディレクターが教える、企業アカウント運営のコツ

「なるべく早めに、タイトルの伏線回収をしていただきたい」
「イベントレポートを書くときは、はじめましての人でも読みたくなる余白を持たせよう」

そんなアドバイスが飛び出たのは「パーソナル編集者®」主宰のみずのけいすけが、2025年9月12日(金)に開催した「書けるようになるnote勉強会@新潟」です。

初の新潟開催でしたが、会場には20名ほどの参加者にお集まりいただきました!

参加者には企業のnoteを運用している方も多く、「読みやすいnoteを書くコツ」や「企業が発信をする際に気をつけたいポイント」などをメインに取りあげた今回の勉強会。書けるようになるヒントが詰まった学びの一部をお届けします。


書けるようになるnote勉強会@新潟

「書けるようになるnote勉強会」は、note株式会社で約3年間ディレクターをつとめ、のべ500社以上の情報発信をサポートしてきたみずのけいすけによるSNS活用講座です。

noteやXなどのSNSを使って発信していきたい方から、アウトプットをしたいけれどつづかない方、自分や所属する企業・団体の発信をもっと届けたい方まで、幅広い方にご参加いただいています。

文章を書くうえでの構成や視点の整理、読者との接点のつくり方など「書くこと」を後押しする実践的な内容が詰まった勉強会です。

講師:みずのけいすけ
goodbuff inc. 代表。愛知県瀬戸市出身、千葉県浦安市在住。専門は、コンテンツ編集/SNSマーケティング/コミュニティ設計。法人500社以上の情報発信をお手伝い。広告代理店にてプランナーを2年、株式会社マイナビにてコンテンツ編集を10年、note株式会社で3年を経て独立。SNS運用に1on1で伴走するサービス「パーソナル編集者®︎」を立ち上げ。

初の新潟開催は、新潟市・上古町商店街に位置する、築100年の古民家を再活用した複合施設「上古町の百年長屋 SAN」をお借りしました。

冒頭の言葉選びと改行を工夫するだけ。noteの読みやすさがグッと変わるコツ

勉強会のなかで「今日はこれだけでも覚えて帰っていただけたら」と、みずのが取り上げたnoteがよく読まれるためのポイントをまずはお伝えします。

冒頭で「こんにちは」を言わない

「こんにちは。〇〇〇です」などと、noteの書き出しを、挨拶から始めていませんか?

ビジネスメールやブログに慣れていると、つい本文の前にクッションを置きたくなります。もちろん挨拶が悪いわけではありませんが、noteの場合は一文目の工夫が、読み進められるかどうかを大きく左右します。

noteでは、タイトルに惹かれてクリックした読者を、最初の数行でさらに引き込みます。ここで「このnoteは自分が読みたかったものだ」と思ってもらえれば、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

逆に、もたついたり挨拶で間を取ったりすると、そこで離脱されてしまうことも。だから、なるべく早めにタイトルの伏線回収をするのが大切とのこと。

読者はすでにタイトルで関心を持っているため、冒頭から本題に入るのが親切。1行目から「このnoteはこういう話です」と伝えるだけで、読者の集中力も記事の読まれ方も、大きく変わります。

また、冒頭で「サビを聞かせる」のがおすすめと言います。イントロよりも先に、サビや印象的なフレーズが来る曲を聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか。

映画の予告編でダイジェストを先に見せる手法にも似ていますが、ハイライトを最初に提示することで「この記事はこういう内容なんだ」と一目で伝えることができます。「記事を書き終えたあとに、もっとも重要だと思う部分を冒頭にも配置してみてください」と、アドバイスしました。

「冒頭で全部公開してしまったら、その後読まれないのでは?」という声もありますが、実際にはその逆。一行目が読まれなければ、二行目も三行目も読まれません。だからこそ、冒頭で読者の心を掴むことが重要です。

スマホで、読みやすさをチェックしよう

最後に触れたのが、noteの改行です。

みずのはパソコンで執筆するときに「段落が3〜4行程度に収まっているか確認するようにしている」と話しました。

スマホで見たときのnote(左)と、パソコンで見たときのnote(右)

パソコンで見ると空白が多いように感じることもありますが、実際にnoteを読む人は、ほとんどが移動中やちょっとした隙間時間に、スマホで記事を読んでいます。

スマホでは文字が詰まって見えるため、改行が少ないと文章が一気に読みにくくなってしまいます。

見やすいほうが、読みやすい。当たり前のことですが、実はこの「適切な改行」こそ、意外とできていない人が多く、読了率を高めるコツです。みずのから伝えられたポイントに、参加者たちはメモをとりながら「これならできそう!」と表情を明るくしました。

イベントレポートの書き方や、サムネイル作りを解説。企業noteの運用に役立つ3つのTIPS

イベントの後半では、参加者の皆さんから質問を募集しました!今回は、企業の広報担当者やnote運営に関わる方も多かったため、企業noteの書き方について回答したパートを取りあげます。

noteのサムネイルは、どのくらい重要?

最初に手を挙げた方から、「タイトルと同様に、サムネイルも重要なのでしょうか?」という質問がありました。

みずのはこれに対し「大事ではあるが、YouTubeなどの動画プラットフォームほどではない」と回答。

noteは文字の比重が大きく、サムネイルは比較的小さく表示されます。そのため、細かく文字を入れたデザインを作っても、実際には見えにくいことが多いのです。

本格的なデザインをするのも悪くないのですが、プロっぽすぎると親近感が湧かず、共感が得られにくい。デザインには工数もかかることから「みんなのフォトギャラリー」でイラストや写真を選んでもいいと伝えました。

また、企業アカウントでのサムネイル活用についても回答。サービス紹介や会社の振り返りといった記事では、社内のプロジェクト資料や図版、ブレスト風景の写真など「過程が見えるもの」をサムネイルにするのも効果的です。

「資料をそのままサムネイルにする発想は、他のSNSではなかなかないと思うのですが、noteの場合は効果的。画像はあえてシンプルにすることで、タイトルに目がいくようになります」と話しました。

企業のイベントレポート、タイトルはどうする?

次に企業アカウントの運営方法のなかから、イベントレポートの書き方に関する質問があがりました。

質問者は、先ほどのサムネイルの話をふまえて「イベント名はタイトルに入れないほうがよさそうですが、サムネイルに入れるのはどう思いますか?」と意見を求めました。

みずのは「めちゃくちゃいいと思います!」と賛同しつつ「読者にとってイベント名は『知らない固有名詞』である場合が多いので、タイトルからは外すのがベターです。

通常のnoteと同じように、より多くの人に読んでもらうには、はじめて自分たちのことを知る人でも気軽に読める余白を持たせることが大切。タイトルには、ターゲットやイベントの内容を盛り込むことを優先すべきです。

さらに、イベントの内容を伝えるコツとして「イベントを実施して、うまくいったかどうかを盛り込んでほしい」と伝えました。

「自分で『盛況でした!』と言うのは気が引けるかもしれませんが、イベントをやってみてどうだったか、というニュアンスを本文やタイトルに入れてほしいです。レポートを発信するのは自社の都合なので、『盛り上がったのでお届けします!』など、読者に“なぜ発信するのか”を伝えられるといいですね」とコメント。

参加者のなかには、同じ会社から複数人で参加したグループもあり、休憩時間には「これはすぐにやりたいね」「こんな企画はどうかな?」と、学んだことをさっそく企画に結びつけて話し合う様子が見られました。

イベントレポートが画一的になりがちなときの処方箋

つづいて話題にあがったのは「自社でイベントレポートを公開しているが、画一的な内容になりがち」というお悩みです。

同じ形式のイベントをさまざまな場所で開催すると、記事も同じような内容になりがちですよね。

みずのは「いい質問ですね!」と少し考えたあと「僕だったら、イベントのなかからワンシーンを大きく取りあげます」と回答。参加者や登壇者が何気なく発した一言や、それをきっかけに生まれた出来事をハイライトにする方法です。

イベント自体の進行は同じでも、参加者が変われば、その場で起こることも変わります。登壇者同士の掛け合いや、参加者同士の思わぬ交流。その回でしか生まれないシーンは、必ずあります。そこを見逃さずに切り取ることが、画一化を防ぐポイントだと話します。

「あとは、参加者や書き手の感想(編集後記)を加えるのもおすすめですね。参加者や書き手が感じたことは唯一無二なんですよね。もし本編がいつもの流れに寄ってしまいそうだと感じたら、ちょっとだけ負担は増えてしまいますが、追加で取材をするのもありだと思います」と伝えました。

書けるようになる勉強会は、今後も全国で開催します!

前の質問に重ねて意見が出たり、質問者のnoteを参加者全員で見に行き「フォローしました!」「このタイトルいいですね」と会話が弾んだりと、参加者同士の交流も多く見られた今回のイベント。

終了後の二次会ではさらに親睦が深まり、「その話、noteにしましょうよ!」「タイトルを付けるならこんな感じですかね」といった議論が交わされるなど、それぞれのnote執筆に対するモチベーションが、一層高まる時間となりました。

今回のレポートは、勉強会で学んだ内容を活かして書いてみましたが、いかがでしたでしょうか...?皆さんのこれからの記事も、楽しみにしています。

次回の「書けるようになるnote勉強会」は、名古屋で2025年10月24日(金)に予定しています。ご参加お待ちしております!

◆名古屋
・日時: 2025年10月24日(金)18:30〜20:30(開場 18:15)
・会場: コラボベースNAGOYA(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋36階)
・参加費: 3,300円(消費税込)

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制作:ふたり広報(取材・執筆・撮影:もも / 編集:金井みほ


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