スマホの次はARグラス?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】この式典は、先人たちの努力を忘れないためと一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. It is often said that the political world is a _____ of rights, interests and connections intricately mixed together.
(1)molasses (2)stratosphere (3)dispensary (4)quagmire
Q2. Her _____ tongue is always targeted only at certain people; she acerbically criticizes politicians, but is very kind to those who are financially struggling.
(1)depraved (2)mordant (3)lurid (4)communal
Q3. Nowadays, we take the _____ of smartphones for granted; however, some say that AR glasses will soon supplant them.
(1)ubiquity (2)oblivion (3)insipidity (4)autocracy
Q4. Some sociologists suggest that people from _____ nations have a tendency to be exclusive, but is that true?
(1)heterogeneous (2)insular (3)schematic (4)polytheistic
Q5. When he was driving at night, a boar suddenly appeared from the side of the street, and he _____ to avoid colliding with it.
(1)bristled (2)emanated (3)swerved (4)demurred
【ご利用にあたっての留意事項】
※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. It is often said that the political world is a quagmire of rights, interests and connections intricately mixed together.
(1)molasses [məlǽsiz]
【名】糖蜜(とうみつ)
語源は、ラテン語の(mel:蜂蜜)
砂糖を精製する際の、黒い粘液です。
アメリカではボストンで、1919年にこの貯蔵タンクが破裂し、「糖蜜の波」が街を飲み込んだ「ボストン糖蜜災害」という事件があります。
「as slow as molasses:非常に動きが遅いことの比喩」
(2)stratosphere [strǽtəsfìər]
【名】成層圏
語源は、ラテン語の(stratus:広げられた、層) + ギリシャ語の(sphaera:球)
「stratus:層」が「sphere:球」を覆っているイメージです。
「street:層状に石を敷き詰めた道」も「stratus:層」の方と同語源という説があります。(ドイツ語の「Straße:道」も?)
「shoot into the stratosphere:一気に跳ね上がる」
「reach the stratosphere:成層圏に達する、最高レベルに達する」
(3)dispensary [dɪspénsəri]
【名】(学校・工場などの)医務室、薬局、配剤所
語源は、ラテン語の(dis:離れて + pendere:重さを量る、支払う + ary:場所)
「重さを量って(薬を)分ける場所」というイメージです。
「cannabis/marijuana dispensary:(アメリカで合法化された)大麻販売所」
(4)quagmire [kwǽgmàiər]
【名】沼地、泥沼、窮地
語源は、詳しくは不明ですが、(quag:揺れる + mire:泥、沼)との関連性が指摘されています。
「a political quagmire:政治的泥沼」
「be caught in a quagmire:窮地に陥る」
◎ なぜ正解?
政治の世界はしばしば、利権とコネが複雑に絡み合う〜と言われている、という文脈から「quagmire:泥沼」が正解です。
¶ 編集記
今回は、最初から「It is often said that the political world is a quagmire of rights, interests and connections intricately mixed together.」と書いていて、AIに添削してもらい、一発OKをもらいました。
Q2. Her mordant tongue is always targeted only at certain people; she acerbically criticizes politicians, but is very kind to those who are financially struggling.
(1)depraved [dɪpréivd]
【形】邪悪な、堕落した、腐敗した
語源は、ラテン語の(de:完全に + pravus:曲がった、悪い)
「完全に道から外れて曲がってしまった」というイメージです。
「depraved mind:邪悪な心」
「depraved act:不道徳な行為」
(2)mordant [mɔ́ːrdənt]
【形】(言葉などが)毒舌な、辛辣な、皮肉な
語源は、ラテン語の(mordere:噛む)
フランス語の動詞「mordre:〜を噛む」の現在分詞が「mordant」で、「噛み付くような」というイメージです。
これも、フランス語を知っていればすぐにわかる、フランス語の基本単語が英語のハイレベル単語になっている典型例の一つです。
「mordant humor:辛辣なユーモア」
「mordant wit:痛烈な機知」
(3)lurid [lúərid]
【形】(描写などが)ショッキングな、(色が)けばけばしい
語源は、ラテン語の(luridus:淡い黄色、青白い)
「青ざめた」→「不気味な薄暗い光」→「(どぎつい色で)けばけばしい」という意味に発展したという説があります。
「lurid details:(犯罪などの)おぞましい詳細」
「lurid headlines:扇情的な見出し」
(4)communal [kəmjúːnəl]
【形】(社会・地域などの)共同の、公共の、多人種・多宗教間の
語源は、ラテン語の(communis:共通の)
「community:コミュニティ」と同語源です。
「communal area:(アパートなどの)共同スペース」
「communal strife:(異なる宗教・人種グループ間の)激しい対立」
◎ なぜ正解?
彼女は政治家などの特定の人にだけ「mordant:毒舌な」な「tongue」です。
¶ 編集記
最初は「Her catty tongue is always targeted only to certain people; She acerbically criticizes politicians, but is very kind to those who are financially struggling.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「catty」は「陰湿な、陰でネチネチチクチク悪口を言う」という「非常に性格の悪い」というネガティブなニュアンスのある言葉で、後半の「very kind」とは両立しづらいとのことで、この文はもともと「catty」を正解にしたい問題だったのですが、急遽、選択肢を「mordant:批判的な」に変えました。
こういう単語の持つニュアンスは、ただ「毒舌な」と覚えているだけでは不十分な典型例ですね。ただ、別に英英辞典でなければならないということもなく、上記のように日本語で、「catty」は「陰湿な、陰でネチネチ悪口を言う、非常に性格の悪い」というネガティブなニュアンスのある言葉だ、という解説があればいいので、英英か英和かという議論とはまた別次元の問題です。
後日、初稿時に完成していた「Her mordant tongue is always targeted only to certain people; She acerbically criticizes politicians, but is very kind to those who are financially struggling.」を再チェックしたところ、「target」は「to」よりも「at」のほうが一般的で、また、セミコロンの後の「She」は小文字にするべきでした。
これらを修正した「Her mordant tongue is always targeted only at certain people; she acerbically criticizes politicians, but is very kind to those who are financially struggling.」を、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiにチェックしてもらったところ、5つ中5つが修正の必要なしとの答えたので、これを問題文としました。
Q3. Nowadays, we take the ubiquity of smartphones for granted; however, some say that AR glasses will soon supplant them.
(1)ubiquity [juːbíkwəti]
【名】(同時に)至る所に存在すること、遍在(あまねく存在すること)、普及
語源は、ラテン語の(ubique:至る所)
「the ubiquity of smartphones:スマートフォンの遍在」
「near ubiquity:ほぼ至る所にある状態」
(2)oblivion [əblíviən]
【名】忘却、意識されていない状態、忘られがちな状態
語源は、ラテン語の(oblivisci:忘れる)
「fade into oblivion:世間から次第に忘れ去られる」
「save from oblivion:(歴史に埋もれた作品などを)忘却から救い出す」
(3)insipidity [ìnsipídəti]
【名】味気なさ、無味乾燥、退屈
語源は、ラテン語の(in:ない + sapidus:味のある)
形容詞形の「insipid」の方が圧倒的に使用頻度が高く、この名詞形はかなり稀なようです。
(4)autocracy [ɔːtɔ́krəsi]
【名】専制政治、独裁政治、独裁国家
語源は、ギリシャ語の(autos:自分自身 + kratos:力、支配)
自分一人の「auto:力」で「cracy:支配」するというイメージです。
対義語は「democracy:民衆による支配」
「democracy and autocracy:民主主義と専制主義」
◎ なぜ正解?
昨今、私たちはスマートフォンの〜を当然のことだと考えている、という文脈から「〜」にはいるのは「ubiquity:至る所に存在すること、普及」が正解です。
¶ 編集記
最初は「Nowadays, a smartphone is ubiquity, but about 50 years ago, even an wireless phone was believed to be an impossible invention. 」と書いていたのですが、そして本来「ubiquitous」が自然なこともわかっていたのですが、こういう言い方もするのかなと思い、AIに添削してもらったところ、案の定、「ubiquity」はおかしいとのこと。
あと「an wireless」になっているのも、何度か単語を入れ替えたので、「an」に間違えてしまいました。
これらを踏まえて、「a smartphone is ubiquity」を「we take the ubiquity of smartphones for granted」に、「but about 50 years ago, even an wireless phone was believed to be an impossible invention.」を「however, some say that AR glasses will soon supplant them.」とする文に修正しました。
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