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フランス語の勉強をやめずに済んだのは小説のおかげだった話

私のフランス語学習はたしか、2007年くらいに発音の本を買って発音の練習だけ(本当にたまにやる程度でしたが)始めたのがスタートでした。

そこからかなり細々と(だからあまり上達していないのですね笑)ずっと取り組んできましたが、2019年くらいからでしょうか、フランス語をほとんど勉強しなくなってしまい、フランス語の本もほとんど読まなくなってしまっていました。

フランス語力が伸び悩んでいたことも大きいです。

名詞に性があり、男性名詞か女性名詞かわからないと文章の中で正しく使えないし、形容詞も名詞の性に合わせなくてはいけない。

英語でも「be動詞」は「I am」「You are」「It is」のように、主語によって形が変わりますが、フランス語は全動詞が、そのように変化をかましてくれるのです。

これを動詞の活用と言います。

もちろん、ほとんどは「er動詞」でパターン化されてはいますが、基本動詞ほど不規則で、直説法現在、直説法半過去、直説法複合過去、直説法単純未来、条件法現在、条件法過去、接続法現在、接続法過去、などなど時制も多く、「とにかくムズ過ぎる!」と、正直、絶望していたのもあります。


そして3年もの間、くすぶりつづけ笑、2022年、読みかけてそのまましばらく放置していた小説がありました。

その本を手に取り、「この本はもう手放してしまおうか」「フランス語学習自体、もういいかな」とも正直思ってしまいました。

しばらく迷いました。

が、なぜか手放せない何かがあり、「やっぱりまた最初から読もう!」と決心し、読み始めたところ、これが大正解でした!

フランス語を読むことの楽しさが一気に蘇ってきました!

その本は、

Le vieux qui ne voulait pas fêter son anniversaire
By Jonas Jonasson

です。

そうです。

フランス語が原書ですらないのです。

スウェーデン語が原書で、私が持っていたのはフランス語翻訳版で、しかも英語版で一度読んだこともある作品でした。

日本でも「窓から逃げた100歳老人」として出版されています。

これが面白く、2度目にも関わらず、とても楽しめました!

かなりブラックなシーンですが、「L’épicier ne répondit pas.」の一文には思わず笑ってしまったのがあります。


この作品のおかげで、上記の一文で(フランス語で笑えたことが)、フランス語モチベがまた上がり出し、そこからフランス語の小説をまた定期的に読むようになり、2023年には、フランス語の辞書を音読し始め、2026年4月25日の今、5回目の通読が1603ページまで終わり(今日はあと7ページ読んで)、あと4日で5回目の音読が終わります!(全1652ページ)

そして今では、「フランス語はもういいや」なんてとんでもない!と思うようになりました笑

これから、もっと読みたいフランス語の小説がたくさんあります!

あの時やめなくてよかった!

ありがとう、Allan!(この小説の主人公の名です笑)

「pachyderme」という単語もこの作品のおかげで覚えられました。

「なぜ、ゾウ?」と思われた方は、この本の中に答えがあります。

日本人には少し違和感を覚えるシーンもあるかもしれませんが(あくまでフィクションですので)、主人公Allanの波瀾万丈人生にハラハラワクワクさせられ、不確実性を受け入れて飄々(ひょうひょう)と生きていくところに元気をもらえ、善悪の枠に収まらない(もうちょっとおさまった方がいいかも?笑)自身やユニークすぎる仲間たちとの交流にほっこりさせられ、私の大好きな作品です!

この本のおかげで、またフランス語に取り組もうと思えました!

そんなわけで、小説のおかげで、フランス語学習を続けられた話でした。

みなさんは、手放せない大好きな小説はありますか?


◆ 書籍情報

Title:Le vieux qui ne voulait pas fêter son anniversaire
Author:Jonas Jonasson
ISBN:9782266218528
私が持っているのはこの版です

Title:プチ・ロワイヤル仏和辞典 第5版 小型版
ISBN:9784010753125
私が持っているのはこの小型版です

各記事のヘッダーは「みんなのフォトギャラリー」からお借りしています。制作者様へ、素敵な画像ありがとうございます!

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