「flammable」と「inflammable」 は燃える?燃えない?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】the Fifth:運命と黙秘権と一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. She bought the cozy cottage because she was enchanted by its _____ setting.
(1)idyllic (2)centennial (3)postpartum (4)totalitarian
Q2. Despite his faux pas, people admire his sincere and _____ manner.
(1)immiscible (2)tipsy (3)conciliatory (4)dorsal
Q3. Alcohol is highly _____; thus, one must exercise extreme caution when handling it near fire.
(1)lucid (2)convex (3)distraught (4)flammable
Q4. The country was in a highly _____ socio-political situation after the change in government.
(1)precarious (2)pithy (3)pastoral (4)palatial
Q5. With advances in forensic science, the suspect was _____ of all charges through DNA evidence.
(1)exonerated (2)admonished (3)stymied (4)baffled
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※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. She bought the cozy cottage because she was enchanted by its idyllic setting.
(1)idyllic [aidílik]
【形】牧歌的な、のどかな、しあわせな
語源は、ギリシャ語の(eidyllion:小さな絵、詩)
「絵に描いたような長閑(のどか)な風景」というイメージです。
「an idyllic childhood:幸福でのどかな子供時代」
「an idyllic rural setting:のどかな田舎の環境」
(2)centennial [senténiəl]
【形】100周年の、100年に一度の
語源は、ラテン語の(centum:100 + annus:年)
フランス語で「cent:100」なので、フランス語を知っていればイメージしやすいです!
「per cent:100につき = パーセント」「century:1世紀」などとも同語源です。
「a centennial celebration:100周年記念式典」
「centennial gala:100周年記念祝賀会」
名詞形では「100周年記念祭」という意味になります。
(3)postpartum [poustpɑ́ːrtəm]
【形】出産後の、産後の
語源は、ラテン語の(post:後で + partum:出産)
「postpartum depression:産後うつ」
(4)totalitarian [toutæ̀litéəriən]
【形】全体主義の
語源は、ラテン語の(totus:全体の、すべての)
「a totalitarian regime:全体主義政権」
「totalitarian control:全体主義的支配」
名詞形では「全体主義者」という意味になります。
◎ なぜ正解?
「cozy:心地よい」なコテージを買ったのは〜な環境に魅了されたから、という文脈から「idyllic:牧歌的な」が正解です。
¶ 編集記
今回は、初めから、問題文のように書いており、AIに一発OKをもらいました。
余談ですが、「totalitarian」と聞いて真っ先に思いつくのは、ジョージ・オーウェルの「1984年」です。
既読でしたが、昨年また読み返してみて(2025年12月23日読了となっています)、相変わらず素晴らしい作品でした。
「Big Brother」や「Room 101」など、この小説の単語が一般名詞のように使われることもあるので、背景知識として読んでおきたい作品です。単純に小説としても、極上のサスペンスものとして、とっても面白いです!
【※ 追記 2026年6月15日】
「一発OK」などと書いていますが、後日、問題文「She bought the cozy cottage because she was enchanted by its idyllic setting.」を、ブラウザで5つのタブでGeminiを立ち上げて同時にチェックしてもらったところ、5つ中3つは自然と答えましたが、5つ中2つは、「cozy」「idyllic」は詩的な響きのある言葉なので、それにしては、「because she really liked」が口語的過ぎるとのことでした。
そこで後半を「because she was enchanted by its idyllic setting」に修正し、これを再度チェックしてもらったところ、5つ中5つが自然と言ったので、これを問題文としました。
Q2. Despite his faux pas, people admire his sincere and conciliatory manner.
(1)immiscible [imísəbəl]
【形】(液体などが)混ざり合わない
語源は、ラテン語の(in-:不 + miscere:混ぜる)
「mix」と同語源です。
「immiscible liquids:互いに混ざり合わない液体(水と油など)」
(2)tipsy [típsi]
【形】ほろ酔いの、千鳥足の
語源は、英語の(tip:傾く + -sy:接尾辞)
「お酒のせいで体が(tip:傾く)ような状態」というニュアンスで、選択肢の中でこの単語だけかなりカジュアルな表現です。
「feel a bit tipsy:少しほろ酔い気分になる」
(3)conciliatory [kənsíliətɔ̀ːri]
【形】なだめるような、懐柔(かいじゅう)的な、和解の
語源は、ラテン語の(conciliare:結びつける、呼び集める)
フランス語「concilier:〜を調停する」と同語源です。
「conciliatory gesture:和解へのポーズ」
「a conciliatory approach:協調的なアプローチ」
(4)dorsal [dɔ́ːrsəl]
【形】(動物や魚の)背中の、背部の
語源は、ラテン語の(dorsum:背中)
「dorsal fin:背びれ」
対義語:「ventral [véntrəl]:腹部の」
「faux pas [fóu pɑ́ː]」は、「faux:false + pas:step」で、「失態、恥ずかしいミス」のような意味です。
◎ なぜ正解?
失態にも関わらず、誠実で〜な態度を、みんなは称賛している、という文脈から「conciliatory:融和的な」が正解です。
¶ 編集記
最初は「His apology is not just conciliatory words; he really means it and it was very sincere.」と書いていましたが、これは決定的なミスをしていまいた。私は「conciliatory」は「単なるその場しのぎお慰めの」のような意味かと思ったのですが、AIに添削してもらったところ、この言葉はポシティブなニュアンスがあるとのことで、完全に単語の意味を取り違えていました。そこで上記の例文を新しく考え、AIにまた添削してもらったところ、これは自然な英文とのことで、ほっとしたような、まさに「faux pas」をかましてしまったような笑
余談ですが「姑息な」というのは「その場しのぎの」という意味で、「小癪(こしゃく)な」と混同して、「生意気な、小賢しい」からの「ずるい、卑怯な」という意味ではないらしいですね。
これも混同されやすい言葉としてよく出てきますので、覚えておいて損はないかも?しれません。
【※ 追記 2026年6月15日】
後日、問題文「He made a mistake, but people admire his sincere and conciliatory manner after his faux pas.」を、再チェックしたところ、「mistake」と「faux pas」はほとんど同じ意味で、繰り返すと冗長とのことで、シンプルに「Despite his faux pas,」に修正しました。
Q3. Alcohol is highly flammable; thus, one must exercise extreme caution when handling it near fire.
(1)lucid [lúːsid]
【形】(説明などが)明快な、分かりやすい、(意識が)はっきりした
語源は、ラテン語の(lux:光)
「a lucid explanation:明快な説明」
「lucid dreaming:明晰夢(夢を見ていると自覚しながら見る夢)」
(2)convex [kɑ́nveks]
【形】凸(とつ)状の、表面が盛り上がった
語源は、ラテン語の(convexus:アーチ状の)
「a convex lens:凸レンズ」
対義語は「concave:凹状(おうじょう)の」語源は、ラテン語(cavus:空洞・洞窟)
(3)distraught [distrɔ́ːt]
【形】(悲しみや心配で)ひどく取り乱した、動転した、狂わんばかりの
語源は、ラテン語(distractus:引き裂かれた)
「心が複数の方向に激しく引き裂かれている」という極めて強い感情を表します。
「distraught relatives:取り乱した親族たち」
「distraught by the news:その報せにひどく動転して」
(4)flammable [flǽməbəl]
【形】燃えやすい、引火性の
語源は、ラテン語の(flamma:炎)
「highly flammable materials:極めて引火性の高い物質」
下記の通り「inflammable」も同じ意味です。
◎ なぜ正解?
アルコールは〜なので、火のそばでは注意が必要、という文脈から「flammable:引火性の」が正解です。
¶ 編集記
最初は「Alcohol is highly inflammable, thus, one must be careful to handle it near fire.」と書いていたのですが、「セミコロン」を間違えて「カンマ」にしてしまっているのもありますが、これはケアレスミスで、一番びっくりしたのは、AIに添削してもらったところ、以下のような回答が来ました。
科学的な文脈や注意書きでは、現在 flammable が主流です。なぜなら、inflammable の in- を「打ち消し(不~)」と誤解して「燃えない」と思い込み、事故が多発した歴史があるためです。
とのことで、「inflammable」から「flammable」に変更しました。
確かに紛らわしいですが、「このレベルの単語は、ネイティブでも間違えるんだ」と新しい発見がありました!
ということで、「inflammable」は「in-(この場合は中への意味)」が付いていますが、「不燃性」ではなく 「可燃性」 です!
後半もAIの提案してくれたブラッシュアップ案をもとに修正しました。
ここから先は

英検1級とその先へ:単語クイズ!(非公式)
私(非公式・個人)が思いついたままに書いた例文をすべてAI(Google Gemini)にネイティブチェックしてもらい推敲を重ねた、1記事…
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