【今日の1問】圧倒的ナンバーワン作曲家【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Among countless great composers of all time, he remains _____, especially renowned for his symphonies.
(1)prepossessing (2)oblivious (3)preeminent (4)subcutaneous
◇ 単語の意味と解説
Among countless great composers of all time, he remains preeminent, especially renowned for his symphonies.
(1)prepossessing [prìːpəzésɪŋ]
【形】(外見などが)魅力的な、好感の持てる
語源は(pre-:あらかじめ + possess:所有する)
相手に会った瞬間、あらかじめ、心を「possess」されてしまうようなイメージです。
「unprepossessing:ぱっとしない、地味な」の方が一般的です。
「prepossessing manners:好感の持てる物腰」
(2)oblivious [əblíviəs]
【形】(~に)気づいていない、忘れている
語源は、ラテン語の(oblivisci:忘れる)
これ以降は詳しくは不明ですが、ラテン語の(ob-:向こうへ + levis:滑らかな)という説があります。
「be oblivious to the surroundings:周囲に全く気づかない」
「oblivious of his past failures:過去の失敗を忘れて」
名詞形は「oblivion:忘却」
(3)preeminent [priémənənt]
【形】卓越した、群を抜いた、最高位の
語源は、ラテン語の(pre-:前に + eminere:突き出る)
「eminent」を、さらに「pre-」で強調した言葉で、「圧倒的なナンバーワン」という響きがあります。
「the preeminent scholar in the field:その分野の第一人者」
「preeminent position:卓越した地位」
(4)subcutaneous [sʌ̀bkjuːtéiniəs]
【形】皮下の、皮膚の下の
語源は、ラテン語の(sub-:下に + cutis:皮膚)
「cuticle:キューティクル、甘皮」と同語源です。
「subcutaneous fat:皮下脂肪」
「subcutaneous injection:皮下注射」
◎ なぜ正解?
古今の偉大な作曲家の中でも、交響曲においてとりわけ名高い彼は〜である、という文脈から、「preeminent:群を抜いている」が最適です。
¶ 編集記
最初は「While there have been various great composers since the ancient times, he is by far preeminent especially for his symphonies.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「since the ancient times」は間違いではありませんが、クラシック音楽の文脈であれば「throughout history」や「of all time」とすると、より普遍的でスケールの大きな響きになりますとのことでした。
また、「various great composers」よりも「countless great composers:無数の〜」とすると、その中での「際立ち」がより強調され、特定の作曲家(ベートーヴェンなど)をイメージされているなら、「by far preeminent」よりも「remains preeminent:卓越した存在であり続けている」とすると、より重厚なフォーマル感が出ますとのことで、これらを修正しました。
ちなみに、圧倒的ナンバーワン作曲家は誰か、AIに何度か聞いたところ、ベートーヴェン、バッハ、チャイコフスキー、という答えが返ってきました。
【※ 追記 2026年6月12日】
後日、ブラウザで5つのタブで同時にGeminiを開き、問題文「While there have been countless great composers of all time, he remains preeminent especially for his symphonies.」を再チェックしたところ、5つ中3つのタブは自然といい、5つ中1つのタブが、「there have been countless great composers of all time」の組み合わせが不自然だと言い、5つ中1つのタブが「preeminent」は「群を抜いてトップ」という意味なので「especially for」と限定するような言葉をつなげるのは不自然だということでした。
そこでシンプルに「While there have been」を「Among」にして、「especially renowned for」と、特に交響曲によって優れていると彼が限定されているのではなく、彼の知名度が特に交響曲で名高い、という形にして、再度、この英文「Among countless great composers of all time, he remains preeminent, especially renowned for his symphonies.」を、5つのタブに検証してもらったところ、今度は、5つ中5つが、これなら自然と答えました。
元の文章でも、5つ中3つが自然と言い、不自然と言った2つも別に間違いではないがネイティブには不自然に聞こえる可能性ありということでしたが、自然な英文に越したことはないので、この問題文に修正しました。
◇ 正解
(3)
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
