見出し画像

【今日の1問】オープンソースソフトウェア(OSS)の反対は?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】

◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。

This software is a _____ product; therefore, redistribution is prohibited, and users must pay a monthly license fee.
(1)proprietary (2)quintessential (3)blistering (4)sable








◇ 単語の意味と解説

This software is a proprietary product; therefore, redistribution is prohibited, and users must pay a monthly license fee.

(1)proprietary [prəpráiətèri]
【形】所有の、所有権のある、独占的な、専用の 
語源は、ラテン語(proprietas:独自の性質・所有物)
フランス語の「propriété:財産、所有権」と同語源です。
「exclusive:独占的」に所有している権利を指し、ソースコードが公開されていないソフトを「proprietary software:プロプライエタリ・ソフトウェア = 非自由・商用ソフト」といいます。
「Confidential and Proprietary:機密および社外秘」

(2)quintessential [kwìntisénʃəl]
【形】典型的な、精髄の、第一級の 
語源は、ラテン語(quinta essentia:第五の元素)
古代ギリシャ哲学では、「四元素(火・水・土・空気) + 第五元素(エーテル・純粋なエッセンス)」で世界が構成されていると信じられていて、そこから「最も純粋な本質」「典型」という意味になりました。
フランス語「quint:5」を知っているとイメージしやすいと思います。
フランス語「quintessence:真髄」
「the quintessential British gentleman:典型的なイギリス紳士」
「the quintessential example of:〜の最も典型的な例」

(3)blistering [blístəriŋ]
【形】(批判などが)痛烈な、辛辣な、(天候が)うだるように暑い、(速さが)猛烈な
語源は、中期英語の(blister:水ぶくれ + -ing:現在分詞・形容詞語尾)
「blistering heat:うだるような暑さ」
「a blistering attack:痛烈な非難」
「a blistering pace:猛烈なペース」

(4)sable [séibl]
【形】(色が)黒い、暗い、漆黒の
語源は、動物のテンの毛皮の色
フランス語の「sable」は「砂」で、全く違う語源を持ちます。
「sable hair:クロテンの毛」

実際のクロテンの毛は茶色で漆黒ではないのになぜ「漆黒の」という意味になったのかは、いろいろな説があるようです。稀に漆黒に近い個体がおり、その毛皮は非常に希少で高価だったことと関係があるのでは、とも言われているようです。

◎ なぜ正解?

再配布が禁止されており、月額料金が必要、という説明から、オープンソースではない「proprietary:独占的な/所有権のある」が正解となります。

¶ 編集記 

最初は「This software is a proprietary product; thus, the redistribution is prohibited, and users must pay for its license monthly.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、このままでも自然だが、強いて言えば、「the」を省いて「redistribution is prohibited」とする方が、契約書や利用規約(T&Cs:terms and conditions)のような簡潔で力強い響きになり、さらにプロフェッショナルな響きにするなら、「pay a monthly license fee」と名詞化する表現も好まれますとのことで、これらを修正しました。

◇ 正解

(1)

◆ たった1問では物足りない?

「たった1問では物足りない!」というストイックなあなたへ!
今日のこの4つの単語を選択肢に使った、1記事5問収録の記事はこちら↓(有料記事になります)

◆ 有料マガジン

「1問と言わず、5問と言わず、このような問題をもっと解きたい!語彙を極めたい!」という方へ!
上記のような単語問題をまとめた有料マガジンはこちら↓

【ご利用にあたっての留意事項】


※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。

※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。

※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。

※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。

※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。

※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。

※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。

【主な参照リファレンス】

Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)


いいなと思ったら応援しよう!