【英文の自然さ・AI校閲・グロービッシュについての考察】全問題文再チェック完了!【英検1級とその先へ:単語クイズ!】と【今日の一問】
今回は速報のような記事なのですが、タイトル通り、「英検1級とその先へ:単語クイズ!」全問題文(#35まで)の再チェックを終えました!
最初の頃は試行錯誤の連続で、どうすればAIから自分の望む出力を引き出せるのかわからず、初稿の時に一度チェックし、noteの下書きにする時にさらにチェックし、投稿前に最終チェックをしてから記事を出していました。
にも関わらず、後から問題文を再度、AI(Google Gemini)にチェックしてもらうと、「不自然です」などと言われる苦笑
「投稿前のチェックの時には、完璧って言ったじゃん!」と言う感じで笑、
これは何故だろう?と最初はその原因がわからなかったのです。
そして、つい最近(今月になって)気づいたことは、量子力学で「物事はそれが起きるまで確率でしか決まらない」と言われているように、AIも同じだ!ということです。
クロスチェックの重要性
つまり、「一つの出力だけでは確実性の高い回答を得られないかもしれない」ということです。
どうしてもっと早く気づけなかったんだろう、とも思ってしまうのですが、
ブラウザで5つ前後の複数のタブでGeminiを開いて、全タブでこの英文は自然かどうかを聞き、
例えば、5つ中4つは自然と答えても、1つでも不自然と答えたら、その不自然と言った出力が正しいかどうかを、さらに6つ目のタブでGeminiを新しく開いて聞いたり、
その6つ目のタブの修正案をもとに完成させた文を再度、先ほど自然と言った4つのタブに聞いて、
全タブが自然と言うまで、または、不自然と言ったタブのGeminiの出力が間違いであることを確認するまで、あるいは、あとはもう文体の好みの問題であると言う域まで、徹底検証する。
こうすることで、いわゆる「AIのハルシネーション」をかなり避けられる!と言うことに、私は最近やっと気づきました。
英文の自然さチェックは単一タスクで!
2026年6月現在の生成AIはどうもマルチタスクが苦手なようで、一度の処理で複数のことを頼むと一つ一つの精度が下がるようです。
ですので、一度の処理で、複数の校正者として振る舞ってくださいとか、複数の例文をチェックさせると、不確実性が増してしまうため、一度の処理で一つのタスク(その一つの例文の自然さのみのチェック)をすることが非常に重要ということも分かってきました。
よって一つ一つチェックする必要があるので、かなり大変でしたが笑、今まで投稿した#35までの、「英検1級とその先へ:単語クイズ!」の全問題文を上記のような検証プロセスで再チェックしました!(#36からは、この複数のタブによるAIクロスチェックを繰り返してから、noteに投稿しています)
1記事5問題文×35 + 今日の1問35記事35問題文で、175 + 35 = 210文、全部を徹底チェックしたので、最近はこれにほとんどの時間を使っていて、他のことができていませんでしたが、ようやく昨日、全部の再チェックを終えました!
「英文の自然さ」には唯一の絶対的な基準があるわけではない
もちろん「英文の自然さ」と言うのは簡単に決められるものでもなく、
話し言葉では自然だけど、書き言葉では軽すぎる、
逆に、書き言葉では自然だけど、話し言葉では硬すぎる、
(AIに「自然な英文ですか?」と聞くと、多くの場合AIは「現代ネイティブの話し言葉」を前提にしますので、そもそも話し言葉ではあまり使わない英検1級レベルの単語を使った英文の自然さを聞く場合は工夫が必要です)
いわゆる現役世代のビジネスパーソンにとっては自然だけど、伝統的または信仰的生活を送る高齢層にとっては不自然、
逆に、伝統的または信仰的生活を送る高齢層にとっては自然だけど、いわゆる現役世代のビジネスパーソンにとっては古風すぎる、
(例えば「forbearance」は、いわゆる現役世代のビジネスパーソンは「ローンなどの支払い猶予」と言う意味で取り、伝統的または信仰的生活を送る高齢層は「忍耐」と言う意味で取る可能性が低くない、など)
イギリスでは自然だけど、アメリカでは不自然、
逆に、アメリカでは自然だけど、イギリスでは不自然、
ネイティブにとって自然な文と、非ネイティブがその英単語を覚える上で効率の良い文は違う、
(例えば、ネイティブは引き算の美学を好むようですが、非ネイティブがその英単語を覚えるならその単語の意味を同じ文章内で言い換えているものの方が覚えられる、など)
そして、人間の認知の問題上、自分の記事のミスをゼロにすると言うことがどれほど難しいことなのか、
などなど、今回の210個の英文の徹底チェックによって、いろいろなことが見えてきて、私自身非常に良い勉強になりました!
再チェックを終えて、完成度は大幅にアップ?
もちろん、上述のように、英検1級やその先のレベルの単語は、そもそも話し言葉ではあまり使われないものや、現代ではかなり古風な表現になっているものもありますので、現代の話し言葉を基準にすると、こんな言い方はしない、または、ネイティブが読むとおそらく違和感がある、と言う問題文もまだありますが(これはその英単語の性質上、仕方のないことかもしれません)、
こんな感じで、「英検1級とその先へ:単語クイズ!」全問題文の再チェックを終え、問題文の完成度は大幅にアップしたと思います!
編集記には、私のAIとの格闘?を載せています。
(もちろん上記のように「英文の自然さ」や「完成度」と言うのは一概に言えるものではないのですが)
統計上の圧倒的強者のような存在がいない場合は、AIの出力が毎回ばらけたり、AIはたまに間違ったことを自信満々に言ってきたりするので、何度も何度も検証し(おそらく合計1,000回以上はプロンプトを入力したと思います)、大変だったのですが、今回の経験により、AIの嘘をかなりつぶせるようになってきたとも思います。
日本語でも「難単語の自然さ」は難しい?
ただ、ハイレベル単語の自然さと言うのは難しく、例えば日本語でも、
彼の不撓不屈さは、溌剌としたものがその根源の大半を占めていたが、一部には、世の中を睥睨するような反抗心、また、世を憂い、その憂いを噛み殺して漏れる歔欷のようなものも幾分か混ざっていた。
この日本語は自然ですか?と聞かれて、自信を持って即答できる人は、日本語ネイティブでも少ないのではないでしょうか?(もちろん、話し言葉でこんな言い方はあまりしないかもしれませんが、書き言葉としてです)
この文章は私が適当に考えたものですが、そもそも「不撓不屈(ふとうふくつ)」「睥睨(へいげい)」「歔欷(きょき)」は、読めば意味はわかるが「自然な使い方」となるとあまり自信がない、と言う方が大半だと思います。
英語もこれと同じで、日本語で言う「不撓不屈(ふとうふくつ)」「睥睨(へいげい)」「歔欷(きょき)」レベルの英単語の「自然な使い方」というのは、ネイティブでも意見が分かれたりして、一概に言えるものではなく、この検証はもう言語学の域になっていくのかもしれません。
今回の再チェックでも、このような文章を1つのタブのAIは自然と言い、もう1つのタブは不自然だからここをこう書き換えよと言い、書き換えて修正した文をもう1つのタブに聞くと不自然だと言われ、無限添削ループに陥っていく、ということも何度かありました笑
ネイティブ至上主義とグロービッシュ
ただ、あまりネイティブにとっての自然さばかりを追求しすぎると、ネイティブ至上主義のようなものに嵌ってしまうかもしれず、英語は非ネイティブスピーカーの方が多い言語ですので(世界の英語話者約15億人の約7〜8割にあたる約11億人と言われています)、文法上の間違いがなく意味がしっかりと通じるのであれば、ネイティブから見ると若干違和感のある文章でも、それが正解なのかもしれませんね。(非ネイティブ同士で、基本1,500単語のみで会話することを目的とした「グロービッシュ」という概念も広まっているそうです!)
また、間違えることを過度に恐れると成長が止まってしまうかもしれませんし、英語を話したり書いたりするのが怖くなってしまうかもしれませんので、重要な場面を除き、そこまで細かいことは気にしなくても良いのかもしれません!
実際、ネイティブは細かいこと(特に非ネイティブの英語のちょっとした間違い)をあまり気にしない人も多いようです!
最後に、これから
以上、それでは、取り止めもなく、ダラダラ書いてしまったのですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
これからは、「語源で一気に覚える英単語100選 ラテン語:rapere〜facere【英検1級レベルとその先へ】」の100例文の再チェックに進もうと思っています。
それが終わったら、さらに、今度は語源などの記述の再チェックをし、
それが終わったら、フランス語やドイツ語のコンテンツも作りたいし、
この「英検1級とその先へ:単語クイズ!」は、2026年6月20日現在119記事まで草稿を書き終えており、あと81記事でひとまず完結なので(Vol.1と2、それぞれ100記事、計200記事+25問のまとめ+アルファ)、まずはこれを!
これが好評であれば、Vol.1,2では不正解として登場した選択肢の単語を正解として登場させる、または全選択肢の単語がどれかの正解になる、Vol.3,4も視野に入れています。
と、やりたいことがいっぱいです!笑
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