annotate は note と同語源【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】ロシア文学に精通している彼女と一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. In the newly revised edition, the editor has ______ the difficult parts of the original text with detailed footnotes to facilitate a better understanding for general readers.
(1)defrauded (2)skewed (3)annotated (4)plied
Q2. This oil painting _____ to be one of the works by a famous artist.
(1)chastens (2)derecognizes (3)expurgates (4)purports
Q3. The elderly man is very hard to please; his _____ nature repels people around him.
(1)recessive (2)ornery (3)versed (4)ponderous
Q4. The island is renowned for its ______ coastal waters, teeming with vibrant coral reefs and exotic marine life.
(1)pellucid (2)ducal (3)unleavened (4)septic
Q5. The introduction of invasive species has ______ local populations of native birds, undermining the ecological balance of the forest.
(1)loathed (2)decimated (3)scuppered (4)lobbed
【ご利用にあたっての留意事項】
※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. In the newly revised edition, the editor has annotated the difficult parts of the original text with detailed footnotes to facilitate a better understanding for general readers.
(1)defraud [difrɔ́ːd]
【他】(人)から(金銭などを)だまし取る、詐取する
語源は、ラテン語の(de:強意 + fraudare:だます)
「fraud:詐欺」も同語源です。
「defraud the government:政府をだまし取る」
(2)skew [skjúː]
【他】~を斜めにする、ゆがめる、(統計などを)偏らせる
語源は、古フランス語の(eschiver:避ける)という説があります(他にも、中期オランダ語説などがあるようです)
「斜めに逃げる」→「歪曲する」という意味に転じました。
統計学で「データが偏っている」と言う際によく使われる単語です。
「eschew:〜を避ける」や、フランス語の「esquiver:避ける、身をかわす」も元を辿っていくと同語源です。
「skew the results of the survey:調査結果をゆがめる」
(3)annotate [ǽnətèit]
【他】(本や文書に)注釈を付ける
語源は、ラテン語の(ad:~へ + nota:印、しるし)
「note」と同語源です!
「an annotated bibliography:解題付きの文献目録」
(4)ply [plái]
【他】(仕事に)精を出す
語源は、(apply)の短縮形
ラテン語の(ad-:〜へ + plicare:折る、重ねる)に由来します。
「reply:返事をする = 折り返す」と同語源です。
「ply one's trade:商売に精を出す」
フランス語の「plier:折る」も同語源です。
自動詞では「(船などが)定期的に行き来する」という意味になり「ferries ply between the islands:フェリーが島々の間を定期航行する」のように使われます。
◎ なぜ正解?
改訂版では、一般読者の理解を助けるために、編集者が原文の難解な部分に〜をした、という文脈から「annotate:〜に注釈を加える」が正解です。
「skew:歪める」も他の文脈ならあり得るかもしれませんが、「with detailed footnotes」とあるので「annotate」の方が自然です。
¶ 編集記
最初は「In this version, the editor annotated the difficult parts of the original text in order to facilitate reading.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「In the newly revised edition」とし、改訂バージョンが今も出版されているなら過去形よりも現在完了とした方が自然で、「with detailed footnotes:詳細な脚注」とすることでより正解への導線が強固になり、「facilitate a better understanding for general readers」と締めると文全体の整合性が増すとのことで、これらを修正しました。
Q2. This oil painting purports to be one of the works by a famous artist.
(1)chasten [tʃéisn]
【他】(苦難などが人を)反省させる、謙虚にさせる、~を懲らしめる
語源は、ラテン語の(castus:純粋な)
「不純物を取り除いて純粋にする」というイメージです。
手痛い経験を通じて「鼻をへし折る」「謙虚にさせる」というニュアンスで使われます。
「be chastened by failure:失敗によって謙虚になる」
(2)derecognize [dìːrékəgnàiz]
【他】(国家・政府などの)承認を取り消す
語源は、英語の(de:否定 + recognize:承認する)
主に外交・政治の文脈で使われる硬い単語です。
「derecognize a government:政府の承認を撤回する」
イギリス英語では「derecognise」になります。
(3)expurgate [ékspərgèit]
【他】(本などの不適切な箇所を)削除する、修正する
語源は、ラテン語の(ex:外へ + purgare:浄化する)
「purge:追放する、浄化する」と同語源で、本などの「不適切な部分を取り除いて綺麗にする」という意味です。
「expurgate an offensive passage:不快な一節を削除する」
(4)purport [pərpɔ́ːrt]
【他】(真偽は別として)~であると称する、~を趣旨とする
語源は、古フランス語の(pur:前へ、外へ、通して、完全に + porter:運ぶ、示す)
「(実際はどうあれ)外向けに提示する」というイメージです。
「実際は違うかもしれないが」という疑いや対比のニュアンスが含まれることも多いです。
「purport to be:〜であると称する」
◎ なぜ正解?
この油絵は有名な画家の作品の一つと〜している、という文脈から「purport:〜と称している」が正解です。
¶ 編集記
最初は「The painter uninhibitedly purports himself to be a genius, and many critics willingly admit that he is a master.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「purport」を「自称する」の意味で使う場合、通常は「(真偽は怪しいが)〜と称している」という疑いのニュアンスが含まれるので、「many critics willingly admit:多くの批評家が快く認めている」という肯定的な文脈と繋げると不自然とのことで、「many critics」を「few critics」に変更しました。
後日、初稿時に書いていた問題文「The painter uninhibitedly purports himself to be a genius; however, few critics willingly admit it.」をAIに再チェックしてもらったところ、「purport」は、to不定詞が続く「purport to be」の方が圧倒的に自然で、またこの単語は「周りから疑われながらも」というニュアンスがあり、「uninhibitedly:はばかることなく」とは相性が合わず、そしてなにより、「purport」は「物」が主語にくることが多く、「人」を主語にするのは間違いとまでは言わないまでも(現代では非常に古風な表現になるようです)、そして文脈次第では自然になるかもしれないが、この文章では不自然とのことでした。
そこで「This oil painting purports to be one of the works by a famous artist.」と書き換え、再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiに添削してもらったところ、5つ中5つが、これなら修正の必要なしと答えたので、これを問題文としました。
Q3. The elderly man is very hard to please; his ornery nature repels people around him.
(1)recessive [risésiv]
【形】(遺伝的に)潜性の、後退する
語源は、ラテン語の(re:後ろへ + cedere:行く)
「recede:後退する」と同語源です。
「a recessive gene:潜性遺伝子」
(2)ornery [ɔ́ːrnəri]
【形】へそ曲がりの、怒りっぽい、意地悪な
語源は、(ordinary:普通の)が訛ったものという説が有力のようです。
主にアメリカ英語で、「平凡な」→「質の悪い」→「(馬などが)気性の荒い」→「へそ曲がりな」と意味に転じたそうです。
「an ornery old man:怒りっぽい老人」
(3)versed [və́ːrst]
【形】(~に)精通した、熟達した
語源は、ラテン語の(vertere:回る・向く)
「その中で何度も回ってきた」→「経験を積んでいる」というイメージです。
「be well versed in classical music:クラシック音楽に精通している」
(4)ponderous [pɑ́ndərəs]
【形】重苦しい、退屈な、(重くて)扱いづらい
語源は、ラテン語の(pondus:重さ)
「pound:ポンド(重量単位)」や「ponder:熟考する(重みを測る)」と同語源です。
「a ponderous style of writing:重苦しく退屈な筆致」
◎ なぜ正解?
その老齢の男性は非常に気難しく、彼の〜な性質は、彼の周りの人を遠ざけている、という文脈から「ornery:へそ曲がりの」が正解です。
「ponderous nature」は「重々しさ」に焦点があり、「hard to please」と親和性が高いのは「ornery」の方です。
¶ 編集記
最初は「The elderly man is very hard to please; his ornery nature repels people around him.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「hard to please:喜ばせるのが難しい」は日常的な表現で、ハイレベル問題なら「fastidious:気難しい」などを使ってはどうかという提案を受けましたが、「ornery」もカジュアルな表現で、「fastidious:気難しい」は少しフォーマル目なので、今回は、最初から自分で書いた方を採用しました。
後日、初稿時に書いていた問題文「The elderly man is very hard to please; his ornery nature repels people around him.」を再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiに添削してもらったところ、5つ中5つが修正の必要なしと答えたので、「hard to please」のままで問題なかったようです。
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英検1級とその先へ:単語クイズ!(非公式)
私(非公式・個人)が思いついたままに書いた例文をすべてAI(Google Gemini)にネイティブチェックしてもらい推敲を重ねた、1記事…
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