【今日の1問】古代遺跡とかつて栄えた都市【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
This region is now renowned for ancient ruins; however, it was once a _____ city in which various trades flourished.
(1)mercantile (2)puerile (3)bogus (4)cliquey
◇ 単語の意味と解説
This region is now renowned for ancient ruins; however, it was once a mercantile city in which various trades flourished.
(1)mercantile [mə́ːrkəntàil]
【形】商業の、貿易の、商人の
語源は、ラテン語の(mercari:商売をする)
「mercantile capitalism:商業資本主義」
「merchant:商人」「merchandise:商品」と同語源と知ればイメージが湧くのではないでしょうか?
ローマ神話の、商業の神メルクリウス(英語名マーキュリー)も同語源で、足が速く「取引の仲介」や「荷物の運搬」を司るため、商売の象徴となったそうです。
あの有名なフリマアプリ「メルカリ」もこのラテン語から来ていますので、一緒に覚えておくと記憶の定着に役立つのではないでしょうか?
「メルカリ」とは「商売をする」という意味のラテン語です!
そんなこの「mercari:商売をする」は、他にも色々と派生の単語があって、以下代表的なものです。
「mercenary:金目当ての、報酬目当ての/(外国の)傭兵」
「mercurial:移り気な、気まぐれな、変幻自在な」
「commerce:商業、通商」
「mercantilism:重商主義」
フランス語の「mercredi:水曜日」
語源って掘り下げていくと本当に面白いですね!
(2)puerile [pjúərəl]
【形】子供じみた、幼稚な、たわいもない
語源は、ラテン語の(puer:男の子)
大人の振る舞いとして「レベルが低い」という批判的なニュアンスがあります。(私のことを言われているような気がしてならない単語であります笑)
「puerile remarks:子供じみた発言」
(3)bogus [bóuɡəs]
【形】(だますために作られた)偽の、いんちきな、でっち上げの
語源は、もともと「偽造紙幣製造機」を指す俗語でした。
「a bogus claim:虚偽の主張」
(4)cliquey [klíːki]
【形】排他的な、徒党を組みたがる、仲間内だけで固まる
語源は、フランス語の(cliquer:カチッと音を立てる、閉まる)
「claque:サクラ(やらせ)の拍手」と混同し、「裏で手を組み、部外者を入れない = 小派閥:clique」という意味に転じたという説と、
「(身内だけの鍵を)カチッと閉めて部外者を入れない = 小派閥:clique」という意味に転じたという説があります。
マウスの「click:クリック」と同語源です。
「a cliquey group:排他的なグループ」
◎ なぜ正解?
様々な貿易が繁栄した、という文脈から、「mercantile:商業の」が正解となります。
¶ 編集記
最初は「This region is now renowned for historical ruins; however, once, it had been a mercantile city in which various trades were flourished.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「flourish」は自動詞なのに、「were」が入っていたことに気づきました笑
形容詞で「be flourished with:〜で飾り立てられていた」と言う表現もありますが、古風で現代では非常に稀です。
あと、「historical ruins」は不自然ではありませんが、より格調高く「歴史的遺産」や「遺跡群」というニュアンスを出すなら、「ancient ruins」や「historic sites」とした方が、後半の過去の繁栄とのコントラストが際立ちますとのことで、ここも修正しました。
【※ 追記 2026年6月6日】
問題文を「This region is now renowned for ancient ruins; however, it had once been a mercantile city in which various trades flourished.」としていましたが、後日、再チェックしたところ、前半の文が「is」で後半の「had once been」は不自然で、過去形のするのが自然で、「was once」に修正しました。
◇ 正解
(1)
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
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全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
