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資料制作をAI任せにすることは「神との決別」に繋がってしまうのか?

本noteは、Skywork × noteによるコンテスト「 #働き方を変えるツール 」の参考作品として、主催者の依頼により制作しました。

林はnoteに関しては息をするように記事を投稿してきているのですが、本当はやりたいけどとても苦手なことがあります。

資料を作ることです。

noteの下書きには「あと資料を作って貼れば終わり」まで書いたのにも関わらず、資料を作るのが面倒で数カ月放置されている記事がたくさんあります。
過去に何度かAIに資料を作って貰おうと試みたことはあるのですが、あまりにも自分の理想とかけ離れたものしか出来ずに挫折してきました。

冷静に考えると、資料なしでnoteの記事を書くのにかかる時間は林の場合には20分程度。
しかし数ページの資料を作ろうとすると急に苦手なので2,3時間はかかります。
その時間を使うなら普通の記事を6本くらい書いたほうがトータルで遥かにプラスなのでは…という気持ちもあって、資料を作れずにいました。

そんな中、noteさんから #働き方を変えるツール のコンテスト審査員をしないかというお仕事の依頼が。

SkyworkというAIサービスが主催するコンテストで、Skyworkについて少し調べて見るとパワーポイントの資料作りにかなり強いAIとのこと。

ご存知の通りフリーランスになってからの約1年半、「受注の仕事はしません」と宣言して非受注の仕事だけで生きてきた林ですが、普段からnoteさんにはお世話になっていること&資料作りをまるっと外部リソースに任せられたら革命だと思い、久々のメール返信を行いました(ご担当者様、返信が毎回ギリギリになりすみません…)。

折角なのでSkyworkを使ってnote執筆の課題「資料を作れない」が解決できるか試してみようと思います。

Skyworkのトップ画面はこんな感じ。

色々できそう

スライド作成だけでなく、ドキュメント・スプレッドシート・ウェブサイト・ポッドキャストを横断して作成出来るのが強みのようです。
この中でドキュメント・スプレッドシート・ウェブサイトに関しては既に他のAIを使用して割と満足しており、ポッドキャストに関しては自分で収録することにこそ意味がある(属人性が高い)という考え方です。

なので今回は今のところ林がAIで成功したことのないスライド作成に関してSkyworkに期待しようと思います。


レビューの前提

一応この記事はお仕事として書いているPR記事なので褒めたほうがいいのかもしれませんが、林の信条に「レビュワーが高評価のレビューをすると、その後全体のレビューは低評価になる」というものがあります。
高評価のレビューはハードルを上げる行為です。

林が褒めれば褒めるほど、林のレビューを見てそのサービスを使う人は期待値が上がった状態で使うことになります。
すると必然的に粗が目立つようになり、後続の人のレビューは低評価になるのです。

林がしっかり厳しい評価をすることで、林のレビューを見て使用した人は予めそのサービスの苦手な部分を分かって使うことが出来ます。
すると良い部分に目がいくようになるため、後続の人のレビューは高評価になるのです。

林は製品やサービスが高評価になって欲しいので、敢えてできるだけ厳しいレビューをするようにしています。


Skyworkにスライドを作ってもらう

ずっとやろうと思って出来なかった、

林のメンバーシップを訴求する営業資料を作ってもらう

を任せてみようと思います。
Skyworkにはナレッジベースという、参照してほしい資料をアップロード出来る場所があります。

ナレッジベース

まずここにnoteの過去記事を全てひとつのテキストファイルにしたものをアップロードしました。
これによりSkyworkが林について学習するとともに、これを参照することで適切な営業資料を作ってくれるはずです。

アップロードは数十秒で完了。
すぐにナレッジベースを参照して貰いながら「林のメンバーシップに入る理由」の資料作成をお願いしてみました。
ここまでの流れは数分で出来てとてもいい感じにスムーズです。


資料ver.1が完成

数分待つと資料が作られてきました。
ちょっと1ページずつ突っ込んでいきつつどの程度の精度なのかが皆様に伝われば幸いです。

自由なんとか者…フリーランスのことか!!
この翻訳の不自然さは体験の上質さを損なうポイントだと思います。
それ以外はいい感じ!
かなり林のことを汲み取って、嘘なくまとめてくれています。
「電話やメールが苦手に」など意味が通ってない文章があるのが気になりますが、このページだけで言えば80点くらいの出来だと思います。
ライトプラン…?
すごい嘘言ってるぞ…

ここで気づきました。
どうやらアップしたリソースがしっかり読み込まれていないようです。
プロンプトで「ナレッジベースを参照してスライドを作成して」と言ってしまったのですが、そうではなく改めてリソースの追加ボタンがあり、そこに「ナレッジベースからアップロード」でリソースを追加する必要がありました。
念の為メンバーシップ一覧のスクショも添付し、再度資料作成を走らせてみます。

ここからだった


資料ver.2を見てみる

ちゃんとリソースが使われた資料がこちらです。
所感としては「一発でここまでいけるようになったのか!!」です。
林のことをよく理解し、60点くらいの資料にまとめてくれています。
自分でゼロから作ったらここまでで数時間かかってしまうのと、数時間かかることを予期してそもそも着手できないので、0→60を一瞬でやってくれるのは果てしないメリットです。
とはいえもちろん不十分な部分があるので、1ページずつ見てみましょう。

フォントなど気になる点はありますが、いい感じだと思います。
ここも引き続きいい感じ。
メンバーシップが大きく3つに分かれていることをしっかり理解してくれています。
内容も概ね良い感じで初稿としては十分なのですが、価格が間違っています。
スクショも入れたのにこの間違いはなぜ起きるのか…
「AIは嘘を付く」はまだ気をつけないといけなさそうです。
価格の間違い以外は良い感じ。
と思ったら…

hayashi_manて誰やねん(本当はhayashi_with_cat)

こういうどうしてそうなった系の嘘はAIならではですね。
ちゃんと端まで見て間違いを訂正するのが大事です。

これも価格の間違い以外はいい感じ!
文脈を捉える力がすごくあると思いました。
あれ…ここはかなり創作が入ってしまっているようです。
庭と店と家に関してはまだあまり記事の投稿数が多くないのですが、
恐らく資料の分厚さを均一にするために情報を補完してしまってますね…


こんなこと言ってない
参加者の声は「確かにそんなこと言われたかも…」という感じなのですが
創作の部分も多いと思います。
ちょっと情報商材っぽいというか「良い資料」ではない感じがしますね。
ただ書いてある内容は間違っていないという感じです。
悪くないまとめです。

全体的には1年前くらいから考えると信じられないほどの進化で、「完全お任せでここまで出来るのか!!」と衝撃を受けました。
AIに慣れてきて「もっとちゃんとやってよ」と思うようになってきてしまっているせいで「ここは微妙だな」と思いがちですが、数分でこの60点の資料までたどり着けるのは計り知れない恩恵だと感じます。

このあと微妙な改善点を修正するためにやりとりしたのですが、再生成は時間がかかる割に改善幅が小さく苦戦するなと印象でした。
AIは初稿提出までの爆発力が最大の武器だと思うので、潔く嘘をついている部分や微妙な部分は自分で修正していく方が早い気がします。
最終的には嘘を修正して下記のようなスライドになりました。


総評

リソースの渡しそびれなどのミスも含めて、約1時間で一応の完成まで持ってくることが出来ました。
本当はもっとフォントにこだわったり、デザインリファレンスを読み込ませてデザインを洗練させたりしたいところですが、このあたりは結構嘘を返してきたりで苦戦する印象です。
AI全般に言えることですが、初稿の爆発力を活かして60点のものを作ってもらい、さっと修正して70点くらいで完成とするような使い方に向いているなと感じました。
Skyworkの良いところは、

リソースを指定して嘘を少なく抑えながら一瞬で60点のものをスプレッドシートやポッドキャストなどと含めて横断的に作れるところ

と理解しました。
AIは適材適所なので上記のニーズに合致している方にとってはとてもおすすめできると思います。

最後に気になるお値段ですが、こんな感じの料金体系になっています。

月2204円で7000クレジット貰えて、初月はログインボーナスでさらに15000クレジット貰える感じですね。
2ヶ月目からは実質合計9000クレジットが使える感じのようです。
7000クレジットで使えるのはこのくらい。

今回のスライドは修正なども含めて約5000クレジット消費しました。
9000クレジット/月とすると、ざっくり1200円くらいで9ページのスライドが作れた感じです。
リソース受け渡しのミスなどもあったので、慣れて最小限のやりとりで作れれば半額以下になりそうです。


AIの使用は神との決別か?

Skyworkを使うことで自分で作ると恐らく3時間くらいかかるスライドがミスや初回利用の不慣れさ込みで1時間で作れたので、2時間の時短です。
林の場合にはnoteを書く時給が20万円を超えているので、理論上は40万円の節約をしたことになります。

ただデザイン的にクオリティの低い図を出すことでブランドを毀損するなどのことを考えると、総合的な判断はなかなか難しいものになります。
AIの使用で時短をしすぎることはせっかく細部に宿るはずだった神を無視するようなことにもなりかねないので、自分が「神の手助けを借りてやっていくタイプなのか、神を捨てて時短しても良いタイプなのか」の見極めがとても大事だなと思いました。

恐らく慣れたら「AIを使用しつつ神とも同居する」使い方が出来ると思いますが、ツールによって神との同居のしやすさは異なります。
本当にデザインなどの細部を詰めていきたい方はFigmaなど他の選択肢もあり、そちらはさすがにデザイン専門で世界最大級のアプリケーションなので一日の長があるなと感じます。


おまけ:神と同居する例

林は他の場面でもAIを積極的に使用しており、例えばGoogleのNotebook LMを利用して「ロボ林」というものを作っています。
こちらは林の過去の発言(note200記事、Twitter40000ポスト、YouTube300本)を全部読み込ませ、

「林が過去に発言したことベースで全ての質問に答えてくれる」

というものです。

こんな感じで過去の林の全てから回答をしてくれる

これをメンバーシップに入っていただいた方に誰にでも使えるようにすることで、「林のメンバーシップに入ったけど情報を自分に合わせてうまく活用することが出来ない」という状況を改善しようとしています。
これが出来るのはNotebook LMが「嘘を言わない=与えられたリソース内でしか回答しない」を徹底的に守っているAIだからであり、このように100点の機能があるときAIを使用しても神との同居が可能であると思っています。

今回はSkyworkの使用を通して、最終的にはAIと細部に宿る神との関係に思いを馳せてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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