[洋楽紹介] Delvon Lamarr Organ Trio 『Close But No Cigar』
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「ソウルやファンクって難しそう」と思っていませんか?
ソウルやファンクのファンはもちろんのこと、JAZZやR&Bの心地よいグルーヴを求めている方、HIPHOPのネタ探しが好きな方にも、聴いてほしい名盤があります。
今回はDLO3が放つ、極上の1枚『Close But No Cigar』の魅力を紐解きます。
DLO3(デルヴォン・ラマー・オルガン・トリオ)とは何者か?
2015年、米シアトルで結成されたヴィンテージ・ソウル/ファンク・トリオ。
ヴォーカル不在のインストゥルメンタル編成ながら、一度聴いたら忘れられない中毒性の高いグルーヴで、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。

バンド編成(『Close But No Cigar』リリース当時)
デルヴォン・ラマー(Delvon Lamarr):ソウルフルに唸るハモンドオルガン
ジミー・ジェームス(Jimmy James):キレ味抜群のソウル/ファンク・ギター
マイケル・リード(Michael Reed):太くしなやかなビートを刻むドラムス
60〜70年代のスタックスやソウル・ジャズ黄金期への深い敬意を感じさせつつ、現代の感覚にフィットしたリアルでタフなサウンドが彼らの真骨頂です。
現在は、Delvon Lamarr、Brice CalvinとAshley Ickesのメンバー編成になっています。
ギタリストのJimmy Jamesは、DLO3脱退後もThe True LovesやParlor Greensといったバンドで活躍中です。
どちらもDLO3と同じくらい素晴らしい音楽なので、興味がある方にはおすすめです。
2. 「いつもの空間」を、一瞬で特別な場所に変える音楽
DLO3の音楽が持つ最大の特徴は、日常の風景をガラリと変えてしまうほどの存在感にあります。
出典: KEXP
あらゆる生活シーンにフィット
朝のコーヒータイム:一日の始まりに心地よいリズムをプラス
PC作業や勉強のお供:歌声がないため集中力を邪魔せず、思考を軽やかにドライブ
夜の晩酌やドライブ:ディープなオルガンの音色が、お部屋や車内を隠れ家バーのような雰囲気に格上げ
ヴィンテージ感あふれる温かい音色と洗練されたメロディは、BGMとしても最高。
ふと耳を傾ければ、その圧倒的なテクニックとグルーヴに引き込まれる──そんな「心地よい刺激」を日常に与えてくれる存在です。
名盤『Close But No Cigar』を深く味わう(楽曲解説)
2016年のリリース以降、世界中のソウル・ファンク・フリークを唸らせ、彼らの名を一躍知らしめた名盤『Close But No Cigar』。
タイトルの「Close But No Cigar」とは、英語のスラングで「惜しい!あと一歩!」という意味。
そんな謙遜めいたタイトルとは裏腹に、アルバムに詰め込まれたサウンドは一音のスキもない完璧なグルーヴで満たされています。
中でも絶対に聴いてほしい、極上のキー・トラックを3曲ピックアップしてご紹介します。

『Con Canto』
体感を揺さぶる、圧倒的オープニング・トラック
跳ねるようなドラムと重厚なオルガンのリフレインが印象的な一曲。シンプルながら中毒性の高い展開で、気づけば全身でリズムをとってしまうほどの躍動感に満ちています。
『Close But No Cigar』
タイトルトラックが描く、極上のチル&メロウ
イントロを彩るキレのあるギター・カッティングと、後からそっと寄り添うメロウなオルガンの交錯が最高に心地よいナンバー。HIPHOPファンなら思わず「ネタ」としてサンプリングしたくなるような、太く粘り気のあるビートが癖になります。
『Memphis』
ソウルとR&Bの神髄を感じる、ディープなルーツ探求
メンフィス・ソウルへの溢れでるリスペクトを形にした泥臭くも切ない名曲。じんわりと胸に染み渡るブルージーなオルガンの音色が、部屋の空気を一瞬でヴィンテージな質感へと変えてくれます。
💡 アルバム全体を通して聴ける魅力
トリオだからこそ際立つ「音の隙間」
余計な装飾を削ぎ落とした3人編成だからこそ、それぞれの楽器の鳴りや「間(ま)」の美しさがダイレクトに伝わってきます。
生演奏ならではの熱量とスリル
緻密な計算と即興演奏(ジャム)が融合したスリリングな展開は、アルバムを最初から最後まで通して聴くことで、まるでライブハウスの最前列にいるかのような没入感を味わえます。
なぜ今、JAZZ / R&B / HIPHOP好きにハマるのか?
『Close But No Cigar』が心を掴むのは、純粋なソウル・ファンク好きだけではありません。
現代のあらゆるブラックミュージックファンに刺さる要素が、この一枚には凝縮されています。
各ジャンルの愛好家にこそ聴いてほしい理由を紐解きます。

HIPHOPファンへ:90sを彷彿とさせる「太いビートとネタ感」
90年代のBoom Bap(ブームバップ)やEast Coast HIPHOPに通じる、太く泥臭いドラムと印象的なループ感。
「今すぐサンプリングしたい!」と思わせるような極上のフレーズが満載で、ビートメイカーやネタ掘り(ディグ)好きの探求心を強烈に刺激します。
JAZZファンへ:スリリングな即興と伝統への敬意
ジミー・スミスやグラント・グリーンといったレジェンドたちが築いた「ソウル・ジャズ」の系譜をしっかりと継承。
3人のプレイヤーが火花を散らすスリリングなソロ回しと即興演奏の応酬は、ジャズのスリルを愛する耳を間違いなく満足させます。
R&Bファンへ:メロウで甘美なコード感とレトロな質感
ネオソウルや現代R&Bにも通じる、タメ(溜め)の効いたリズムと情感豊かなオルガンのコードワーク。
どこか懐かしくも洗練されたメロウなメロディは、甘く心地よいチルタイムを約束してくれます。
このように、彼らのサウンドはジャンルの垣根を軽々と飛び越えます。
普段聴いている音楽のルーツを探るような感覚で楽しめるのも、DLO3の大きな魅力です。
まとめ:今日、あなたの部屋でこの極上のグルーヴを鳴らそう
『Close But No Cigar』は、日常のあらゆる場面を極上の空間に変えてくれる、一生モノの音楽体験です。
アナログ盤で持っておきたい名盤ですが、まずは配信サービスで今すぐこのグルーヴを体感してみてください。
特にAmazon Music Unlimitedのハイレゾ音源なら、オルガンの深い振動やギターの爪弾くニュアンスまで生々しく届きます。
さらに、ここから関連するソウルやジャズの名盤へと無限に音楽の旅を広げられるのも魅力です。
まずは無料体験で、あなたの部屋を最高に心地よいソウル・バーに変えてみませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。

