ソステヌートペダル(真ん中のペダル)で遊ぶために参考にした動画(アコピ/デジピ/シンセ)
冒頭の画像は、noteで使用可能な画像から、どなたかがアップされた、NYのバードランドかどこだったか著名なジャズライブハウスでの大江千里氏のライブ前のステージの写真とのことだったと思います。
使わせて頂きました。有難うございます。👆
グランドピアノの3つのペダルの真ん中にある「ソステヌートペダル」って踏んだことあります?
または、ピアノのレッスンで使い方を教えてもらったこと、あります?
私は、子どもの頃のピアノレッスンでは、一度も踏むような機会は有りませんでした。
子ども向けのピアノ教室で、真ん中のソステヌートペダルを使う機会が全く無い理由のひとつは、
子どものピアノお稽古のために買うピアノが大抵アップライトピアノで、アップライトピアノでは通常、真ん中のペダルは弱音ペダルだからだと思います。
もうひとつの理由は、現代のピアノ(モダンピアノ)の登場に関係していて、
ソステヌートペダルを使う曲が、印象派やリスト以降の曲であり、通常これらの曲がピアノ教育カーストにおいて上級以上にランクされているため、初級~中級~上級のピアノ教育のカリキュラムを遵守してお稽古を続けると、ほとんどの人がその前に脱落してしまうから。
だと思いますよ。
でも、今の時代は、ジャズやポップスなど、クラシックピアノ教育のカーストの外に存在するジャンルを自分で楽しんで弾く人や、
どこかのだれかが決めたピアノ教育カーストをはなっから無視して、自分が弾いてみたかった曲を弾く人もいるので、
ソステヌートペダルを使いたければ使えばいい、ただそれだけの時代になったと思います。
電子ピアノの上位機種では、真ん中のペダル「ソステヌートペダル」が付いているものも多いと思います。
私はアコピと電子ピアノ両方持っていますが、両方ともソステヌートペダルが付いています。
そして、ソステヌートペダルを好き勝手に試して遊んでいます。
だってさ、
「ソステヌートペダルは、クラシックピアノの上級曲でなければ、触れるべからず!触れたら懲役3年執行猶予1年!」なんていう法律、あります?ないでしょ?だったら、使いたければ誰でもどんどん使えばいいんだよ。
ステージピアノなど電子鍵盤の場合は、MIDI接続でソステヌートペダルをつなげることができると思います。ソステヌートペダルについて調べていた以前、そんな動画を視ました。
ソステヌートペダルは、ジャズピアノやポップスを弾く場合に、とても便利だと、私は自分で試すうちに、実感しています。
つまり、
「ペダルポイント」を使う時に、アッパーレンジ(高音域)の音を濁らせずに弾けるからです。アッパーレンジだけスタッカートみたいに弾くこともできます。
だから、自分のアコピやデジピにソステヌートペダルが付いている場合は、どんどん踏んでみて、どういう時に使えるのか、試行錯誤して楽しむと、楽しいなぁと私は実感して、そうしています。
アメリカ製のアコースティックアップライトピアノのなかには、
真ん中のペダルが、低音域全体に利かせられるソステヌートペダルになっている機種があるそうです。これもいろいろな動画を視ているうちに知りました。
ジャズ発祥のアメリカならではだなぁと思いました。
上述の「ペダルポイント」というのは、
もともとパイプオルガンで、
たとえばC2(真ん中のCから2オクターブ下のC)のペダル鍵盤を足で踏み続けながら、
手鍵盤のほうで色々なコードを弾いていく場合のことだと思います。
たとえば、
ベース音がずーっとCのまま、Cメイジャー⇒Dメイジャー⇒Eメイジャーのトライアド(3和音)を順番に弾いていくような場合、
ベース音がCの場合、
ベース音がC:手でCメイジャーコードを弾くと、Cのメイジャースケール(アイオニアンモード)などのCメイジャーのプレーンバニラ味のハーモニーが弾けます。
ベース音がCのまま、手でDメイジャーコードを弾くと、Cのリディアンモード(#4)やDのドミナント7のハーモニーが弾けます。ストロベリー味のアイスクリームみたいなもんですかね。
ベース音がCのまま、手でEメイジャーコードを弾くと、オグメンテッドスケール(#5)や、メロディックマイナーのリディアン・オグメンテッド(#4, #5)などの、ハーモニーが弾けます。チョコミント味のアイスクリームみたいなもんですかね。
👆これは、電子オルガンでも当然可能です。
というのは、オルガンは、ケンバンを押さえると、ずーーーっと音が鳴り続ける楽器だからです。
ところが、
鍵盤を弾いた途端に音が減衰していくピアノの場合は、
上記のようなことをする場合は、ベース音をずーっと鳴らすために、ダンパー(サステイン)ペダルを踏むことになります。
ところが、ダンパーペダルを踏んだ途端に、
ぜーんぶの鍵盤にサステインがかかってしまうため、
上記のように弾くと、音が濁りまくります。
プレーンバニラ味と、ストロベリー味と、チョコミント味が混ざりまくるわけです。
これを「美味しい!」と思う人もいれば、「ぐえぇぇ、有りえない!」とお思う人もいますよね。
同じように、
この音の濁りを、この濁りがカッコイイ!と思う人と、濁ってよろしくない!と思う人がいるわけで、
とりわけクラシックピアノでは、音の濁りはよろしくない!と考えられているようです。
だから、もしピアノを習う場合は、
そのピアノの先生が、音の濁りに関して、どんな美的感覚を持っているか?を見極めることが非常に重要になってくると、思います。
👆子どものピアノ教室の場合は、こんなことを考える前に、チューリップの音符どおりに弾きましょうね!弾けたかな~!みたいな世界になると思いますが、大人ですから。大人の興味は四方八方に自由に広がっていきますからね。
そして、
あなたがもし、家では電子ピアノやキーボードで練習していて、ピアノの先生の家ではアコースティックグランドピアノで教えてもらっている場合は、ぶっちゃけ、ピアノの先生のお宅で教えてもらった指のタッチで強弱やニュアンスの付け方が、家の電子ピアノやキーボードで使えるのかどうか?という意味を考える必要があるかもしれません。
これは、いうなれば、沖縄民謡の先生のお宅で、先生が1本100万円の三線(さんしん)を弾いて手本を見せてもらっても、自分は1本8,000円のカンカラ三線(さんしん)で、先生の手本通りに練習するようなものです。
カンカラ三線は、その成り立ちを考えれば、無数の方々が流した血と落とした命の上に成立した大変厳粛な楽器であり、カンカラ三線をいかに良い音で弾くかは、伝統的な三線の演奏技術とは違う演奏技術になると思います。 伝統的な三線と、カンカラ三線は、楽器の部材が違うわけだから、当然のことです。
なのに、
自分はいつもカンカラ三線で楽しく弾いているのに、先生のお宅でいくら最高級の三線で手本を見せてもらったとしても、ぶっちゃけ、いつまでたっても、自分のカンカラ三線を良い音で弾くスキルが育つ見込みがあると思います? いわんや、伝統的な最高級の三線を、ごくたまーに弾かせてもらう機会が有ったとしても、最高級の伝統三線を良い音で弾けると思います?
これと全く同じで、ピアノの先生のお宅でアコースティックグランドピアノで稽古をつけてもらってもですね、自宅で四六時中練習するのがデジピやキーボードだった場合、どんなに教わった通りにタッチに気をつけて家で練習してもですね、ぶっちゃけ、いつまでたっても、アコースティックグランドピアノを良い音で弾くスキルが身につくと思います? いわんや、自分が持っているデジピやキーボードをや!じゃないですかね。
さらにこういう場合もあると思います:
もしあなたがスタインウェイのB211を自宅に所有して四六時中練習しているとして、ピアノの先生のお宅でヤマハの500万円ぐらいのアコースティックグランドピアノで稽古をつけてもらう意味って、ありますかね?
自分はいつも家でB211を弾いて幸せなんだけど、先生のお宅でヤマハの200cmにも満たないグランドピアノで教わることは、はたして、自分の音楽ライフにとって、意味があるのかどうか?って。だって、メーカーや大きさからして、音の鳴りが違うわけで。
いや、いいんですよ。自分が持っている楽器と先生のお宅の楽器が違っても、基本的な演奏スキルは同じですからね。
でも、ちょっと考えちゃいますよね。
先生が使っている楽器と自分の楽器があまりにも違う場合は、
ちょっと考えちゃいますよね。
ということを、子どもの頃の私は体験しているので、そう思ってしまうわけです。
今はどうかわかりませんが、国産のヤマハとカワイでも、今でも明確な音の違いがあると思います。
私が子どもの頃、親が買ってくれたカワイのアップライトピアノと、先生の家のヤマハのグランドピアノの音があまりにも違い過ぎるので、先生の家では当惑して、自分らしく弾けたことは一度もありませんでした。
というか、心の中で、「ヤマハのピアノは、キンキンした、なんて薄っぺらな音なんだ!」と思っていたから、上手く弾けるはずがありません。
べつにヤマハのピアノの音が悪いわけではないんです。ただ、私の耳が、カワイの音に慣れているから、ヤマハの音が変な音に聞こえてしまうのです。
逆に、ヤマハのピアノで育った人がカワイのピアノを弾くと、「なんて暗くて、こもった音なんだろう!」って思うと思います。
だから、もし、日本で、いや世界の多くの国々で、ピアノを弾いて食べていきたいと思ったら、やはりヤマハのピアノの音に慣れておくことが死活的に必要なんだろうなと思います。
だから、ほとんどのピアノの先生のお宅のピアノは、ヤマハのグランドピアノなのだと思います。
ところで、
私がスゴイ!と思っている超一流のケンバニストさんのうち一人は、伝説的なスタジオで使われていた高級輸入ピアノらしいですし、もう一人は、ライブハウスで使われていたやはり高級輸入ピアノらしいです。どちらも中古ピアノですが、高級輸入ピアノを自宅に持っているこの二人ともに、電子オルガン出身です。
電子オルガン出身者は、ピアノ教育のレーダーから外れているので、この二人のように、若い時から音楽業界のビッグプロジェクトの演奏に引っ張りだこのミュージシャン人生だと、中古とはいえ高級輸入グランドピアノを手に入れられる収入を得られるみたいです。
つまり、ピアノ購入と所有をめぐる、冷徹な真実とは、
ピアノは、その人が持っているお金の金額と、正の相関関係があるということです。
素人の趣味のピアノの場合は、あくまでもドブに捨てても一生の生活に困らない金額のことです。当たり前ですが。
以前はてなブログに書きましたが、
ピアノ=ピアノを置いて弾ける不動産+ピアノ本体+定期的な調律料金
の総額のことです。
だから、
ピアノ本体の値段が10万円であっても5,000万円であっても、
ピアノを置けて気兼ねなく弾ける部屋(=不動産)を持っていなければ、ピアノを自由に弾いて楽しむことはできないので、全く意味不明になります。
置き場所を確保しても、ピアノは買えますよ。
でも、防音や防振性能が低い部屋でアコースティックピアノをバンラバラバラ弾いたら、たちまち隣から苦情がきて、弾けなくなってしまう。これでは意味が無い。電子ピアノはヘッドホンで弾くから大丈夫と思って楽しく弾いていたら、打鍵の振動音で階下から苦情が来るかもしれない。
アコピを買った人がブログで書いておられましたが、
ピアノとクルマの購入は、ほんとうに良く似ています。
車を買う場合は、駐車場という不動産を確保しなければなりませんよね。 ピアノも同じです。
さらに、アコピの場合は、定期的な調律が必須です。調律してもらわなければ、狂った音が鳴る、場所をやたら占領する木の箱に過ぎないからです。
このあたりが、ピアノとその周辺のイメージに対する憧れのために眼がかすんでしまうことが多いのではないか、と私は常々思っています。
私が子どもの頃に習っていたピアノの先生に、ピアノを再開後に習ったときに、私が、家ではデジピで練習している(当時)と言ったら、間髪入れずに、
「電子ピアノは、弾く人のタッチが悪くても良い音が出るように(つまりズブの素人でも良い音で気分よく弾けるように)作られている(から、本当のピアノの練習には適していない)」
と言われました。
これが、世のピアノ教師の、本音だと思います。
つまり、ピアノに限らずクルマでも何でもそうですが、
ロールスロイスが買えて駐車スペースを持っている人は、既に買っていると思いますし、
高級輸入グランドピアノが買えて家に置ける人は、既に買っていると思います。
だから、
ヤマハのグランドピアノが買えて家に置ける人は、既に買って置いていると思います。
そして、そういう人が、ヤマハのグランドピアノを持っているピアノの先生のお宅でレッスンを受けることは、意義が有ると思います。
同じブランドのグランドピアノですから、同じような音が出るはずだからです。
ところが、自分の家のピアノがローランドの電子ピアノの場合は、本来ならば、ローランドの電子ピアノを家に持って弾いている先生に習うべきなのです。
同じブランドですから、同じような音が出るし、タッチも同じだから、習うことに意義が有ります。
これを、グランドピアノ(を親に買ってもらった裕福な層)への憧れに目がくらんで、ヤマハのグランドピアノを持っている先生のお宅へ伺って、物欲しげに習うから、うまくいかないんだと思います。
それに、何よりも、教えるピアノ教師のほうは「電子ピアノなんぞはピアノではない!」と平然と思っている人種だからです。
でも、
その先生が自慢げに家に置いているグランドピアノを、「そんな数百万円程度の国産の量産型グランドピアノや、高級輸入ピアノブランドの物欲しげなセカンドブランドなんぞは、ピアノではない!」って思っている人たちも、世の中には確実に存在するのです。
上を見ればキリがない。
そんな、上下左右全方向的に、キリがないこの世の中で、
自分の現実の座標軸はどこなのか?
アコースティックグランドピアノの周りを覆っている「神話」の霧を吹き払って、自分にとっての現実を直視することが、自分だけの音楽ライフの鍵なのではないかと思います。
何故ヤマハが藤井風に、同社のアコースティック最高級のフルコンを供与せずに、ハイブリッドピアノを供与しているのか? そこに、ヤマハが見ている現実があるのではないか?と感じます(藤井風を見てピアノが弾きたいと思うような人たちは、アコースティックグランドピアノを買う層とは明らかに違うと、ヤマハは見切っているからでしょう)。
また、あらぬ方向に話がそれてしまいましたが、
もし、ソステヌートペダルを使ってみたいと思う場合は、
デジピ、アコピに関係無く、ソステヌートペダルが付いた機種のピアノを検討するとよいのではないかと思います。
ジャズやポップスといった、即興演奏や自分でアレンジして楽しむジャンルであれば、使いたければどんどん踏んで、いろいろ試せばいいんだと思います。
クラシックピアノ教室で教わっていない、教わらなかった、「あなたにはソステヌートペダルを使う曲はまだ早い!」と言われたクラシックピアノ人さんも、
以下の動画の中に、自分がやってみたいクラシックピアノ曲があった場合は、
自宅で密かに弾いて試してみる、それだけなんじゃないかなと思います。
人に言われたからどうこうではなくて、
自分の可能性は、自分で拓いていくことが、
趣味でも何でも、人生にとって大切なことだと私は思って、
ソステヌートペダルを使えそうなところは使ってみて、
使った方がいいか、やっぱり使わなくてもいいかな、
なんて考えながら楽しくピアノを続けています。
以下の動画ですが、
ソステヌートペダルについて、私が数年前によく視ていたこれらの動画のことを、この記事では書こうと思っていたのです!👇
この調律師さんの動画を、一時期とてもよく視ていました。どの動画も興味深く、ためになると思いました👇
次の動画は、
スタインウェイのロンドンショールームのピアノ(Dはフルコンですか?)から、左のペダル(ウナコルダ)の使い方と、ソステヌートペダルを使う場合の説明動画です。
日本では考えられないのかもしれませんが、「ソステヌートペダルは往々にしてちゃんと調整されていないので、踏んでも効果が得られない(つまり使えない)」そうです。👈だからなのか、このピアニストさんは、ソステヌートペダルを使わない派みたいですが、ソステヌートペダルが使われることが多いクラシックピアノ曲について、使うとどう響くか? 使わずに右のダンパーペダルだけの調節ではどう響くか? ソステヌートペダルが無いピアノの場合はどのようなペダリングでソステヌートペダルのような効果を出せるか?などを実演していて、とても興味深く視ました。 要は、「これ!」といった正解は無くて、音の滲(にじ)みに対する弾く人の感性の問題なんだなと思いました。このピアニストさんの動画も、一時期よく視ていました(英語字幕あり)👇
👇デジピやシンセの電子ケンバン派の方は、下記の動画がとっても参考になると思います。ソステヌートペダルは、電子ケンバンで使ってこそ、アコピでは絶対に不可能なサウンドを出すことができるんだね。電子ケンバンの真骨頂だ。👇
👇この人の、アコピの現行のソステヌートペダルの問題点の視点が、私がそう思っていた内容とドンピシャリだったので、動画を貼り付けます👇
👆それから、この動画に例として映っている女性ピアニストさんの服装に私は注目しました。肩がハダけてないでしょ?この人の他の演奏動画を視たら、胸元はけっこうハダけてますが、肩がハダけていない!私、この女性ピアニストさんのステージ上の服装が好きです。だって、日本の女性ピアニストたちの、キャバ嬢のような肌の露出度のドレスに、私はずーーーーーーーーーーーっと疑問を持っているからです。いいところのお嬢さんたちだろうに、ステージ上ではキャバ嬢だよ(大切な娘に何千万円も投じた結果、娘が肌を露出する芸人稼業にする親御さんは、そのことを一体どう思っているのかな?)。もしかすると、クラシック音楽の本家のヨーロッパでは、女性ピアニストが踊り子みたいなハレンチな身なりでピアノを弾かなくなってきているのかもしれないよ。
👇通常のダンパー(サステイン)ペダルの仕組みを解説する動画。とてもためになると思いました👇
基本的なペダルの使い方を解説する動画👇
~ピアノ方丈記~
