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【独学ピアノ】⑥[移動ド クロマティックソルフェージュ]+[コードスケール理論] = 私の場合(その⑥)


冒頭の画像の詳しい説明は、下記のはてなブログの記事にあります👇


👆冒頭の画像(F#/Gbがトニックの図)が有ります。他のキーの図はありませんが、F#/Gbがトニックの図だけあれば、ずらして他のキーに当てはめればいいだけです。これが本当の脳トレですよ! それから、図面とか譜面とか視覚情報に頼るクセがついてしまうと、即興演奏への潜在能力が大きく潰されてしまうと思います。 ケンバンと自分の脳との間に図面や譜面などの視覚情報を差しはさむと、「耳 - 脳」という本来の音楽的な発達が著しく遮られると思います。
👆冒頭の図には、「移動ド クロマティックソルフェージュ」の全ての呼び名は書いていません。上記のリンク先の記事の続きの記事に、「移動ド クロマティックソルフェージュ」の全ての音の呼び名があります。



前回の記事(その⑤)からの続きです。

音楽素人の私がかれこれ4年、独学で工夫して、まったりと続けているのが、
[移動ド クロマティックソルフェージュ]+[コードスケール理論]を使って、
  代表的なコード ⇔ 代表的なスケール/モード を、
紐づけして覚えていく、ということです。  


というわけで、私が続けているのは、
「コード奏法」とは、はっきりと一線を画すものです。
何故なら、
「スケール/モードと、スケール/モードに内包されているコードを、同時に、覚えていく!」
というやり方だからです。。
コードとスケール/モードを紐付して覚えるやり方だからです。


私が独学で続けている、
代表的なコード ⇔ 代表的なスケール/モード を、
紐づけして覚えていく、というやり方が、
ピアノ教育界で流行らない理由は、
 ①個人ベースで、タダでできるから 
 ②地味過ぎてレッスンに向く内容ではないから 
 ③そんなことよりも楽譜をノーミスで弾ける方が重要だ!
 ④「代表的なコード ⇔ 代表的なスケール/モード」なんて聞いたことも無い!どうせジャズだろ!
だからだと思います。 
 
④ですが、ちなみに、クラシック音楽の作曲法は、コードとスケール/モードを駆使して作られています。 ショパンの「幻想即興曲」の出だしのフレーズにどの旋律のどの旋法が使われているかぐらい、ピアノの先生だったら当然ご存じですよね?  
もちろん、そんなこと何にも知らなくても、譜面どおりに間違いなく弾けば、マルをもらえますものね。 
私が続けているやり方は、こういうことがわかるようになるやり方です。
つまり、演奏家が弾く音楽を創出する作曲家目線のやり方です。

①と②ですが、
世の中、なんでも、
 ①個人ベースで、タダでできる、そして、
 ②地味なことを継続する
ことが、
それをマスターする最も効率的で、最短コースなのだ!
ということを、私は今までの人生の経験から知っていたので、
続けていたら、
 ①アドリブ演奏(即興演奏)が離陸してきた!
 ②ミスタッチが減った!
 ③譜読みが簡単になった!
という収穫を嬉しくエンジョイしています。 

上記のなかで、
③譜読みが簡単になった!
は、思わぬ副産物でした。

でも、その理由がわかります。

言語に置き換えてみれば、すぐにわかります。

私は先祖代々ずっと日本人で、日本で日本の教育を受けた日本語のネイティブスピーカーなので、
よちよち歩きの頃から何十年も積み上げた日本語の総合力を持っています。
だから、
日本で言葉による意思疎通で困ったことは基本的にありません。
あるとしたら、
たとえば未知の分野の専門用語を知らないから理解できない
というシチュエーションにおいてのみです。 

私がピアノでひとり生ぬるく何年も続けているのは、これと同じことです。

脳内の音楽語のシナプスが四方八方につながり始めて、音楽語の総合力がついてきたので、音楽語を「読む・書く・聞く・話す」能力が全体的に向上してきたから、譜読みが簡単に感じるようになってきたのです。

音楽語の総合力の基盤づくりが、
コードとスケール/モードを紐付して、何年もかけて覚えていくというやり方です。

何年もかかると思います。
洗練された社会人の日本語を自信を持って流ちょうに話せるようになるまでに、
生まれてから25年ぐらいかかったからね。

そのくらいは、かかると思います。

言語の習得に、死ぬまで終わりがないように、
音楽語の習得にも、死ぬまで終わりがありません。

ただ、それだけです。


こういう言語能力の類の「検定試験」で高得点を取りたいなら、
ネイティブレベルから「下に降りていく」のが、
最も効果的でストレスが無いやり方だと思います。

TOEICっていう英語の検定がありますよね。
満点(999点でしたっけ?)を取った人を二人、知っています。
一人は、子どもの頃に10年間アメリカで生活してアメリカの大学を卒業して帰国したてでTOEIC受験した人でした。
彼女は、TOEICの試験勉強なんてなーーーんにもしないで、
ただふらっと試験を受けたら満点だったそうです。
もう一人は、帰国子女ではない人ですが、
TOEIC受験を趣味にしてしまった人です。
仕事以外の時間に全てTOEIC受験問題を夢中でやりつづけたら、
何回目かの挑戦で満点を取ったそうです。 
そういう人たちを知っていたので、
私も30代のときに英語圏に数年住む機会があって、
現地の自然科学系の専門学校に通って現地人に混じって勉強して、
日本に帰ってから何の受験対策もしないでTOEICを受けたら960点でした。
10年間英語圏で暮らして大学まで卒業した人や、
TOEIC受験を趣味にしてしまった人には、かないませんでしたが、
受験対策講座にお金を払って受講するよりも、生活や趣味をドップリそれ漬けにして、総合力を上げたレベルから降りていったほうが、受験勉強要らずで高得点が取れると実感しました。

これからわかることは、
最も負荷の少ない最短ルートは、
四六時中、1年365日、何年間も、それ漬けになることだ。
ということです。

だから、
それと同じことを、音楽語でもやればいいだけだと、私は思っています。 

具体的には、この記事シリーズで書いているように、
代表的なスケールとそのモードを、コードと紐付して12キー全部で覚えていくことを、何年かかってもいいから、地道に気楽に一生涯続けていく。
ということです。  

たとえば、
12キーで以下のスケール/モードを、地道に覚えていく。

私にとっての代表的なスケールは👇
メインのスケール(5種類):
 ①メイジャースケール
 ②ジャズのメロディックマイナースケール
 ③ハーモニックマイナースケール
 ④ハーモニックメイジャースケール
 ⑤ダブルハーモニックスケール
この①~⑤に、それぞれ、7種類のモードがあります。 

上記以外の代表的なスケールが、
 ⑥ディミニッシュスケール(2種)
 ⑦ホールトーンスケール(2種)
 ⑧オグメンテッドスケール(1種)
 ⑨ブルーススケール(2種)
 ⑩ビバップスケール(3~4種)
そして、
わすれてはいけない代表的なスケールが👇
 ⓪ペンタトニックスケール:
   メイジャーペンタトニック
   マイナーペンタトニック(民謡音階)
   沖縄音階(ぺログスケール)
   平調子(ひらぢょうし)
   陰旋(いんせん)   
などの、著名なペンタトニックスケール群です。  


これらを、何にも考えなくても自然に弾けるように、12キーでコツコツ地道にやっていく。 

ひとりで継続できるから、お金もかかりません。
かかるとしたら、自分の人生の時間コストです。
でも、自分の人生の時間を削ってでもやりたいものだから、
やっている時、とても幸せなんです。

もし、
「こんな地味なことを何年も続けていたら、一体いつになったらピアノを弾けるようになるんだ(怒)!」
と思った人は、
たぶん、ピアノ以前に、音楽が心底好きではないのだと思います。


私が続けている方法は:

まずは、
いちばん仲良くなりたいキーで、

①上記の代表的なスケールについて、各スケールのモードを順番に弾きながら覚えていく。

②だいたい6~7割ぐらい覚えたら、左手に対応するコードを弾いていく。たとえば、左手でメイジャーコード(ドとミ)を押さえながら、右手でアイオニアンやリディアンを弾く。 

③仲良くなりたい3つぐらいのキーで、②までがだいたい6~7割ぐらいできたら、こんどは、代表的なスケール+モードを「たすき掛け」にして、各コードについて覚えていく。 たとえば、左手でメイジャーコード(ドとミ)を押さえながら、右手でアイオニアン、リディアン、(ミクソリディアン)、リディアン・オグメンテッド、… メイジャーペンタトニック、メイジャーブルース、メイジャービバップなどを弾いていく。 
 👆いうなれば、さいしょに五十音の「あいうえお、かきくけこ…」をあるていど覚えたら、こんどは「あかさたな、いきしちに…」みたいにして覚えていく。 つまり、音楽語を「糸の縦方向と横方向を織っていく」ように覚えていく。 

 💎ここで重要なのは、「だいたい6~7割ぐらい」できたぐらいで、へらへら次に進んでいって、絶対に完璧を求めないことです!!! 
  へらへらと、何となく、楽しみながら、ずーーーーーーっと続けていくことです。 
  絶対に、「事業計画」とか「パフォーマンス指標」とか「PDCAサイクル」なんかを当てはめて自分を査定評価するような愚行は、絶対にしないことです!!!!!
  👆これをやっちゃうと、必ず精神を病むと思います!!!!!💎


③の「たすき掛け」の例です👇
メイジャーコードの場合、
左手でメイジャーコード(ドとミ。またはミとシ。)を押さえながら、
以下のスケール/モードを弾いて覚えていきます: 
 アイオニアン
 リディアン 
 ミクソリディアン(👈ブルースや民族音楽のメイジャーコードで使われる。通常ドミナント7で使われることは言うまでもない。)
 リディアン・オグメンテッド
 アイオニアン・オグメンテッド
 リディアン #2
 ハーモニック・メイジャー
 リディアン・オグメンテッド #2
 ダブルハーモニックメイジャー
 リディアン #2 #6
 アイオニアン・オグメンテッド #9
 メイジャー・ペンタトニック 
 沖縄音階(=ぺログスケール)
 メイジャー・ブルース
 メイジャー・ビバップ 
 オグメンテッド  

こういうことを、
 ドミナント7、
 マイナー7、
 マイナー7 ♭5、
 ディミニッシュト、
 オグメンテッド
の各コードについても、
それぞれのコードで使えるスケール/モードを、
 ①の順繰り で、な~んとなく覚えたら、こんどは
 ③のたすき掛け を、へらへら生暖かく続けていく。
電子キーボードで押さえながら、
最初は、特に自分が仲良くなりたい2,3のキーでやっていって、
徐々に他のキーに広げていって、
いつか12キーで、な~んとなくできたらいいな~みたいな感じで、
地道に、コツコツ、
何年もかけて覚えようとし続けていきます。

このようなことを、かれこれ4年続けています。
これからも、ずーっと、続けていきます。
何故かというと、
このような音楽語のボキャブラリーのABCを
最初はどんなにできなくても、
間違いだらけでイヤになっても、
あんまり気にしないで、生暖かくずーっと続けていたら、
3年くらい経った頃から、じわじわと効果を実感できてきたからです。

母国語を話せるようになるのと、同じプロセスです。

「最初はヨチヨチ歩きで、ミスタッチしてばかりなのは当然ですよ。
 自分も、若い頃は、できない自分を責めていたけれど、
 自分を責めた時間とエネルギーが、どんなに無駄だったか、
 今になって思いますよ」
と、一瞬だけ和声を習った作曲家さんが言っていました。
その通りだと思います。

ところが、
ほとんどのピアノ教師は、最初から満点を求める。
楽譜をロボットのように間違いなく弾ければ合格!
という方法だから、
どんなに楽譜を再生できても、音楽そのものがわかっていないから、
間違える、暗譜できない、暗譜しても忘れる。
結局、まともに弾ける曲が一曲も無いことになる。

一方、音楽語の地盤を固めた人は、
楽譜が無くても、聴いただけで再現演奏できる、
作曲できる、編曲できる、いろいろなキーで演奏できる、
つまり、自由自在に音楽語で自己表現できる。

それから、
誰でも、最初は、0点なんですよ。
ところが、世界中どこでも、クラシックピアノ教育は、100点満点在りきからの減点法です。
減点法は、「恐怖のモチベーション」を醸成・強化する。
だから、習う人が精神を病むんです。
だから、自分を追い詰めすぎて、ジストニアみたいなものになるんです。
だから、へバーデン結節を発症するまで、半狂乱になって練習に突っ走ってしまうのです。

プロであれば、
仕事の(つまりお金を稼ぐ)ために命や精神を削ることもあると思います。
会社員だって、芸能人だって、そうです。

これに対して、
趣味の道楽は、人生の暇つぶしですから、命を削る価値は無い。

ピアノ教育でお金を稼ぐ必要が有る人たちは、当然ながら、素人ピアノ愛好家に対して、「独学は無理!」とか「レッスンを受けないと上手になりません!」とか、ひどい場合は「大人初心者は初級曲に甘んじろ!」などと、とんでもない脅し文句を仕掛けてきますが、
そのようなことが法令で定められているわけではない。
彼らが稼げなくなるから、脅してくるのです。
「さもなくば地獄に落ちるぞ!」と一緒で、何の根拠も無い。
趣味道楽は、所詮、気まぐれの暇つぶしです。上手い下手は二の次です。
幻想即興曲を15分かかって弾いても、弾いている時に自分が幸せを感じれば、いいんです。 ピアノ教師のために弾くわけではない。
趣味道楽なのに宗教と勘違いして入信しないことが大切です。

素人の自己流の習字や絵画に対して専門家は目くじらを立てないのに、
どうしてピアノ教育は、自由にピアノを楽しんでいる人に対してわざわざレッスンを強要するかのような威嚇行為を展開するのか?不思議です。 


それから、
思うように稼げないピアノ教師の方にご注進申し上げたいのは、
まず、ピアノ教師は供給過剰だと思います。
理由は、音大の乱立によって、市場が求めるよりも多くのピアニストの卵が毎年生産されているからです。
それに追い打ちをかけるのが、当然のことながら少子高齢化です。
シニアは、自分の生命維持のための医療費にかけるお金がどんどん増えていくので、趣味道楽に散財できるお金がどんどん減っていきます。
また、働き盛りの年齢層は、趣味に興じている余裕は有りません。私もそうでした。彼らが自己投資する先は、自分のキャリアにプラスになる実学であって、芸事ではありません。
さらに、
今は、ピアノのレッスンで習える程度のものは、ネットで無料で手に入る世の中です。練習アプリもあります。
芸事のスキルが、昼間の実業界で全く評価されない点も、弱い。
というか、もともと、芸事はお金にならない、儲からない稼業なんですよ。そんな中で、自分が儲けるためには、まず他人を儲けさせることが必要です。
自分の仕事によって、自分以外の誰かがお金を稼げるような、そういう、誰かのお金儲けのために自分が働くことが、お金になると思います。大物アーティストの全国ツアーの演奏サポートとか、人気アイドルグループの新曲のレコーディング演奏とか。
でも、そういうお金になる演奏仕事は、ごく少数の鬼才演奏家たちが独占していると思います。
鬼才でもない100人並みの才能しかない凡人で、そんなにお金が欲しかったのであれば、昼間の実業界のお給料の良い会社でフルタイムで働くべきだったのではないでしょうか。


~ピアノ方丈記~

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