クラシックピアノにおける即興演奏に関する動画
冒頭の画像、おもしろいですね~。
ウィキのパブリックドメイン画像なので、フル画像を貼り付けますよ👇

👆女性たちは、ピアノを弾くリストにメロメロ。
一方の男性たちはというと?
真ん中の男女のカップル。目を閉じた女性が顎を上げてしまっている。そして彼女を抱えるような仕草の男性の表情。この女性、失神しちゃったのかな? マイケル・ジャクソンのコンサートを思い出すね。
そして、右端の女性は、リストに向かって花かなんかを投げかけている。そして彼女を持ち上げているかのような男性。
女性たちの表情は完全に恍惚陶酔してイッちゃってる。
その一方で、男性たちの表情はというと、楽しくなさそうですね~(笑)
ところで、最近日本でも「クラシックピアノにおける即興演奏」が話題になってきているみたいですね。
私が2010年代の当時視ていた、クラシックピアノにおける即興演奏に関する動画がこれです👇
👆この動画のサムネイル画像と同じ画像を、本記事の冒頭に貼り付けたというわけです。
どうして今の時代のクラシック音楽家は即興演奏しなくなったのか?
バッハやベートーベンは、最初はインプロヴァイザー(即興演奏者)として名を成したのに。
「ファンタジア」や「シャコンヌ」という題名の作品は、作曲家の即興演奏エッセンスが入っているのに。
協奏曲の「カデンツァ」の部分は、もともとは、ソリストが即興演奏して、その作品を唯一無二のパフォーマンスにできるパートだったのに。
バロック時代には、著名な演奏家同士の「即興演奏バトル」セッションが宮廷で繰り広げられていたのに。
なのに、どーしてクラシック音楽の即興演奏は廃れてしまったのか?嘆かわしいことだ!というような内容の動画です。
当時視てとっても面白かったので、動画を埋め込みました👆
それから、同じ当時に視ていた、クラシック音楽における即興演奏について多くの動画を上げている、アメリカの音大の先生の動画です。
この動画は「どうしてクラシック音楽における即興演奏は廃れてしまったのか?」についてです👇
👇の動画、「どうしてクラシック音楽家は即興演奏ができないのか?」の講義の動画(その①)です👇
👇この先生による、クラシック音楽における即興演奏に関する更なる動画です👇
👇の動画は、この先生が、クラシック音楽における即興演奏を披露している動画のひとつです👇
👆この先生は、私が動画を視なくなったこの5年間の間に、クラシック音楽における即興演奏の権威になっちゃったみたいで、世界中で講義&演奏をしているみたいですね。
👇この先生の別の動画に付いて、2019年にはてなブログに書いた記事に別の動画のリンクが貼ってあります。この動画もおもしろいです👇
この動画は当時は無かったと思うので、視ていませんが、自分用に貼り付けます。イギリス英語ですね👇
私がクラシック音楽における即興演奏に関する英語動画について言及したら、次の日から「クラシックピアノで即興演奏を!」と謳うピアノ教室のブログが出始めて、あまりの浅はかさに呆れかえって書いた記事がこれです👇
👆えーとですね、私が当時ネット上で視聴できた一連の「クラシックピアノにおける即興演奏」動画を視て理解したのは、
「クラシック音楽における即興演奏」は、昨日今日学び始めてお金とって教えられるシロモノでは全然無い!っていうことです。
ジャズ動画を視ていると、「ビバップの曲にチック・コリアのボキャブラリーで即興演奏しないほうがよいかもね」なんてことを言う動画主もいますが、
「クラシックピアノにおける即興演奏」は、まさにそれで、
「バロックの曲に印象派のボキャブラリーで即興演奏するべからず!」ってことだと思います。
つまり、
「クラシック音楽における即興演奏」とは、クラシック音楽における各々の時代分類に則したボキャブラリーで即興演奏をすることを求められるんだと思いますよ。
バロック時代の曲だったら、バロック時代のボキャブラリーを使って即興演奏するべし!なんだと思いますよ。
これがさ、バロック時代の曲にドビュッシーのボキャブラリーを使って即興すると、合いそうにないな~、って思うでしょ?
👆合いそうにないのは、鍵盤楽器の進化も関係していると思いますよ。バロック時代は、音に強弱もサステインもつけられないハープシコードだったでしょ? これが印象派になると、音に強弱が付けられて、しかもダンパーペダルでサステインを利かせられるモダンピアノだから、もともとの音楽そのものが違い過ぎるんだと思いますよ。
👆ジャズのビバップとチックコリアについては、モダンピアノなことは同じだけど、ジャズ音楽が進化して、ちょっと別物になっちゃったんだろうなぁと想像します。コーダル vs モーダル の違いなのかな?
だから、
「クラシックピアノにおける即興演奏」を教えられる人というのは、
クラシックピアノ音楽の各時代に特徴的なボキャブラリーを熟知していて、それに厳格に則って即興演奏を披露できる人
ということだと私は理解しましたのですよ。
それを、昨日今日に「クラシックピアノにおける即興演奏」って聞いたからって、いきなり教えられるわけないでしょ!
て思ったのですよ。
そして、
そういう内容の上記の記事を返す刀で私が書いたとたんに、「うちのピアノ教室ではクラシックの即興演奏を教えています!」って謳い始めたブログからそれらの記事が急速に取り下げられていきました。
もうなんだかね~、レベルがね~、トホホだよね~、って当時思いました。
今回検索したところ、私が2010年代に視ていた「クラシック音楽における即興演奏」の動画の一つが、ひっかかってきませんでした(もしかしたら、まだだネット上に在るかもしれませんが)。
その動画は、アメリカのどこかの大学のお爺さん教授が、「スターウォーズ」のテーマを、バロック~現代音楽の各ジャンルのボキャブラリーを使って即興演奏していくという動画です。
その高齢の教授は、どうやら、アメリカでクラシック音楽における即興演奏で知られてる人みたいな印象を私は受けました。
しかしながら、「スターウォーズ」のテーマを各時代のボキャブラリーで即興演奏することの意味が、ちょっと私にはわかりませんでした。
このお爺さん教授が、各時代のボキャブラリーに精通していることは、じゅうぶんにわかりました。
で、ただそれだけでした。
そうしたところで、音楽性とか、あんまり伝わってきませんでした。
ということは、
こういうものって、楽屋ネタ的なものなんじゃないかなぁ?って私は当時思いました。
👆めっけた!この人だっ👇
👆この動画の15分ぐらいから、「スターウォーズ」のメインテーマを使って、ルネサンス以降の西洋音楽史の時代的特徴を即興演奏しています。当時私はこれを視たんだ。やっぱ楽屋(センセの仕事部屋)で演奏する楽屋ネタだったね。 ところでこのセンセ、エレピ+PCモニターですね。 それから、動画の内容とはぜんぜん関係ないんだけど、この動画の18'50''ぐらいから、聞き手のおじさんが頭を下げたらその向こうに見える「GUITARIST PARKING ONLY→」の標識に目が行ってしまったよ私は。
👇この人がダースベイダーのテーマをベートーベンの手癖(ボキャブラリー)で即興演奏している動画もあったよ👇
更に、この人が、ショパンのプレリュード(Aメイジャー)をシューマンのボキャブラリーで即興演奏している動画もあったので、私は個人的に全く興味が無いけどいちお貼り付けます👇
👆ショパンをシューマンの手癖で即興演奏って、スゴイというかオタク度が半端ないですが、クラシックピアノの即興演奏を教えて銭を稼ごうと思う人は、このくらい突き抜けて欲しいもんです。 ツェルニーがベートーベンの即興演奏を分析した本だけでクラシック音楽はもとより古典派の即興演奏を語れて教えられると思っているとしたら、ザックリすぎじゃありませんかねぇ。「味噌汁で顔洗って出直してこい!」いや「クラムチャウダーで顔洗って出直してこい!」ですよ。 本物のオタクは「ショパンをシューマンの手癖で弾く」オタク度なことが、よくわかりました。
👆でも、楽屋ネタっぽいといえば、やっぱりそうかもな~と思っちゃう。
いや、スゴイと思いますよ。各時代の作曲家の手癖を熟知していて、即興でそれっぽく弾けちゃうんだから。
でもね、
たとえば、
ジャズのビバップの作品を弾くというか即興演奏する場合(ジャズは曲の大部分が即興演奏ですから)、
「ビバップのボキャブラリーで即興演奏せよ」が求められるのは、
ジャズ教室の中だけではないかな?とも思えるんですよ。
プロのジャズピアニストがビバップ時代のスタンダードナンバーをライブで演奏する場合、そこまで厳格な「ビバップ縛り」を意識して弾いてはいないと思います。
それに、お客さんは、そのピアニスト本人のオリジナルの自己表現を聴きたくてライブに足を運ぶんだから、
「次の曲はビバップ縛りで弾きます」みたいなことを、お客さんは全然望んでいないんじゃないかなぁと思います。
たとえばさ、
ピアニストさんがさ、「自分のオリジナル曲を、坂本龍一の手癖で弾きます」って言って演奏しても、
それを聴いたお客さんは、「ふ~ん、で?何?」
みたいになりませんかね?
だったら、そのピアニストさんが自身のオリジナル曲をめいっぱいそのピアニストさんらしく即興演奏も含めて演奏で表現してもらうことをお客さんは求めて、ライブに足を運ぶんじゃないかな。少なくとも私はそうだよ。
ただし、
お金を取って誰かに教える場合は、
そういう時代的な「ボキャブラリー縛り」を熟知して、
それに則ってちゃんと演奏できなければ、
お金を取って教える資格は無いだろうな、と思います。
素人の私の場合は、演奏が1銭の価値もありませんから、
自分が持っているボキャブラリーで即興演奏を楽しむのがいちばんというか、それでいっぱいいっぱいなので、
子どものように無邪気にピアノで遊んで楽しく人生を送れれば、それが一番幸せだと思っています。
~ピアノ方丈記~
