“なぜ弾くの?”に照れながら答えた、40代男性のピアノの魅力
“なぜ弾くの?”に照れながら答えた、40代男性のピアノの魅力
大人のピアノは「生活の一部」になる
40代男性・伊藤楽器ピアノスクール生徒さんからの幸せメッセージ
「ピアノを弾くことは、生活の一部なんです。」 そう話してくださった40代の男性の生徒さんがいます。
その方いわく、ピアノを弾く理由を聞かれると、まるで「なぜお風呂に入るの?」と尋ねられているような気持ちになるのだそうです。
お風呂に入れば、身体が温まり、血行が良くなり、一日の疲れがほどけていく。 それと同じように、ピアノにも“良いこと”がたくさんある。 その方は、少し照れながら、こんな幸せメッセージを寄せてくださいました。
音楽の魅力、というかピアノの魅力は、指先を使う事で「ボケ防止」にも良い事です。「ピアノを弾く」という事は、楽譜を事前に見て、この音が良いかどうかをききながら、同時に次の音を考え出していく事です。その事が脳の発達にも良い影響がある様ですよ。
指先を使い、音を聴き、次の音を思い描く。 その連続が、心地よい刺激となって脳を活性化してくれる。 まさに「生活の中にある健康習慣」と言えるのかもしれません。
ピアノは能力をそっと開花させる
私は以前、受験に合格した生徒さんからこんな話を聞いたことがあります。
「ピアノは受験に役立った?」と尋ねると、 その方は迷いなく「暗記が役立ったよ」と答えてくれました。
勉強して自分が書いたノートや問題集の書き込みが、試験の時に写真のように思い浮かぶ。 「あっ、あそこに書いてあったな」と、視覚的に記憶がよみがえる。 ピアノで楽譜を読み、指を動かし、音を聴きながら覚えていく経験が、自然と記憶力の土台を育てていたのだと思います。
大人のピアノは、自分の好きな曲を綺麗に弾けるようになることを目的に、無理なく続けられる学びです。 その過程で、気づかないうちに能力が開花していく。 だからこそ、楽しく、心地よく続けられるのだと感じます。
「書き込み」も思い出になる
楽譜に書き込んだ自分の文字。 後から見返すと、その時の練習の様子や気持ちがふっとよみがえります。
「この曲を頑張っていたな」 「ここが難しくて、何度も練習したな」
そんな小さな記憶が積み重なって、生活の中に“良い時間”が育っていく。 ピアノが日常の一部になっていることは、とても素敵なことだと改めて感じました。
音楽が一生のお友だちになりますように
大人になってから始めるピアノは、誰かと競うものではなく、自分のための時間です。 静かに集中し、音を味わい、心が整っていく。 その豊かさは、年齢を重ねるほど深まっていきます。
音楽が、この方のように、そして読んでくださる皆さんの生活の中でも、 一生のお友だちになりますように。
