音楽を続けてきた子が、新しい音に出会うとき。
「音楽を続けてきた子が、新しい音に出会うとき。 子どもたちの音楽が、そっと続いていく場所で。」
子どもたちは、どんなに忙しい日々の中でも、 ふとした瞬間に“新しい音楽”へと心を伸ばしていきます。
吹奏楽で楽器を続けてきた子が、 ある日、ピアノの前にそっと座ってみる。 その小さな一歩には、言葉にできないほどの勇気と、ときめきが宿っています。
音楽は、始まりと続きがいつも隣り合っていて、 その子の人生の中で、形を変えながら寄り添い続けていくもの。 その“続き”の場所に、教室がそっと存在できることを、私はとても嬉しく思っています。
音楽を続けてきた子が、また新しい音楽に出会う瞬間。
部活帰りの制服姿で、息を切らしながらレッスンに来ていた子がいました。 忙しい毎日の中で、それでもピアノを弾く時間を大切にしてくれていた子です。
「レッスンの30分が、いちばん落ち着く時間なんです」 そう言って、嬉しそうに鍵盤に向かっていた姿を、今でもよく覚えています。
あの子が書いてくれたメッセージには、 “音楽がその子の生活の中でどんな役割を果たしていたのか” が静かに、でも確かに刻まれていました。
忙しさの中で、 気持ちが揺れる日もある。 うまくいかない日もある。 それでも、音楽の前に座ると、心がふっと整っていく。
音楽には、そんな不思議な力があります。
昨日、体験に来てくれた中学生の子も、 吹奏楽部で管楽器を4年間続けてきたそうです。 楽器は違っても、音楽が好きで、続けてきたという点では同じです。
新しい楽器に触れるときの、あの少し緊張した表情。 でも、鍵盤に触れた瞬間にふっと柔らかくなる手の動き。 その変化を見るたびに、 「ああ、この子はまた新しい音楽に出会ったんだな」 と感じます。
音楽は、子どもたちの人生の中で、 形を変えながらずっと寄り添っていくものです。
部活で吹いていた楽器から、 ふとピアノに興味を持つこともある。 大人になってから、また音楽に戻ってくることもある。
その“続き”の場所に、 教室がそっと寄り添えることが、 私はとても嬉しいのです。
子どもたちが音楽と出会う瞬間。 そして、音楽がその子の人生を支えていく未来。
その成長を見守れることが、 この仕事のいちばんの喜びなのだと思います。
音楽は、上手い下手や、続ける年数だけでは測れないものです。 その子の生活の中で、そっと寄り添い、支えになり、 ときには心を整えてくれる、静かな味方のような存在です。
吹奏楽で楽器を続けてきた子が、 新しい音に出会い、また音楽の扉を開いていく。 その瞬間に立ち会えることは、とても嬉しい一時です。
これからも、子どもたちの音楽が、 形を変えながら、そっと続いていきますように。 そして、音楽が一生のお友だちになりますように。
