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みかんバイターの日常 害虫編

みかんに付く虫でとりわけ興味深いのはツノロウムシですが、
毎日収穫する中でほかにもたくさんの昆虫とバッティングします。
記憶の記録とともに、虫記録もしていきたいと思います。
※集合体、昆虫注意


ヤノネカイガラムシ

ゴマとも呼ばれてるそうですが、カイガラムシの仲間です。
みかんにゴマみたいにくっついてます。これはまだ少ないほうですが、
ものによってはめちゃくちゃついてるのもあります(ギャー
指でこするととれますが、あまりに多いと捨てなくてはなりませぬ。
ヤノネカイガラムシは面白くて、ゴマ部分の茶色いやつがメス、葉の部分にいる白いのがオスといる場所が分かれています。
ゴマのメスはみかんの表面に吸汁しているので、こすってとるとツノロウみたいに体液がわずかにあります。

ヤノネカイガラムシ メス
だいたいみかんの上の葉っぱに白いのがあって、これがオス。
オスは蛹を経て羽のある成虫になるらしい。

イセリアカイガラムシ

エヴァンゲリオンの使徒みたいですね。
なんなんですかこの造形美、虫のなかでもデザインおしゃれすぎるやろ!
と思いましたが、みかんにとって害虫なので見つけ次第即刻排除です。
イセリアはツノロウムシ同様にメスのみで繁殖できる単為生殖のもちぬし。
1匹いれば無限増殖可能である。鬼強

ツノロウと一緒で樹液を吸って甘露を出して、すす病の原因になる虫です。
すす病が発生すると植物は黒くなり光合成が徐々にできなくなり、じわじわ死んでいってしまします。ある意味植物暗殺に特化した虫ですね鬼強
地味だけど、構造も生き方も尖っててすんごい。
ちなみに天敵はべダリアテントウらしい。

何匹もいると造形美でしかない。イセリア
最初名前が覚えられなくて、サイゼリアって覚えてた。
こちら、イセリアが大繁殖した結果黒くなったみかんと葉です。

天牛(ゴマダラカミキリムシ幼虫)

みかんの木の根元に木くずと穴があったら、確の実で天牛がいます。
この子達は、木の内部を食べて中をぼろぼろにしてしまいます。根元から折るタイプ。幼虫は硬い木質を腸内細菌や酵素の力で消化できます。
ちなみに天牛は中国由来の名前で、天に角を伸ばす牛(カミキリムシの触覚のインパクトから由来)しているそうな、ちなみに英語だとLonghorn Beetleそのまますぎる。天牛は実は昆虫界の大トロといわれるほどおいすぃ~らしく、この後捕獲しました。収穫終わりまで近場においていたら誰かに踏まれてしまって食べ損ねました(くそぅ
天牛のおいしさの豆知識として、加熱するとバター、ナッツ、トウモロコシ油のような味がするらしい。以下自分用メモ↓
天牛の下処理として、
1一晩絶食させる(木くず抜き)
2軽く洗う
3背中に切れ目をいれて破裂防止

木くずの出てるところに針金をいれてひっかけて捕獲。
なかなかきれいにとれることはなさそう….

収穫中に出会った昆虫たち

モンキシロノメイガちゃん

クサカゲロウ

儚さの象徴として言われることの多いカゲロウですが、もっと面白い話も合って!クサカゲロウの卵は仏教由来の優曇華(うどんげ)の花に似ているそうです。優曇華の花は3千年に1度咲く幻の花と言われており、「めったに起きない吉兆」の象徴!クサカゲロウの卵見つけたらなんだかハピネスになっちまいそうだずぇ!
だがしかし、成虫前の幼虫期クサカゲロウは調べるとなかなかにかっこいい。
・アブラムシ、コナジラミ、ハダニ、これ全部幼虫1匹で数百匹単位で食べちゃうそうな。捕食効率最強。イセリアに天敵がいるのと同じで、クサカゲロウは畑のSPでもある。
私はわからなかったけど、成虫のクサカゲロウは防御反応で独特の匂いを放つらしい。次回嗅がねばスーハー

カビだと思ってましたが、こちらはクサカゲロウの卵!
なんで空中に卵が浮いてるのか、これは孵化した瞬間から共食いするのを防止するためらしい?
クサカゲロウの世界も過酷なんやな。
みかんにもついてました!良いことありますように!
こちら成虫のクサカゲロウ!この翅めちゃめちゃ高性能で、網目状の翅は乱反射で見えにくい、更に夜行性で鳥にも虫にも見つかりにくい!自然界のステルス機やん!

アカギカメムシ

みかん畑っていろんなカメムシがいるんですが、このアカギカメムシ…
なんか臭くないんです!!!笑 こんなにも大きかったらそりゃ相当くっさいの放出するんでしょうねっっっって思ってたんですけど、なんかこの子臭くないんです!個体差はあると思うんですが、調べると木の実の香りがする、フルーティーなんて言葉もでてきてました。ドヒャア
臭くないカメムシもいるんですね(・_・D フムフム

カメムシもみかんにとって害虫なので駆除対象なのです( ノД`)シクシク…
ちなみにこれはマルカメムシ。5mmほどの小さいマルカメムシ。
こやつは小さいけど臭い!

絵描き虫(ハモグリガ)

葉の内部に潜り込み、葉肉を食べ進みながら白いスジ模様を描く害虫です。
私には朝日に照らされてなんと芸術性の高い虫なんだ!!!!と思いましたが、ハモグリガは生育不良や枯れの原因にもなってしまう害虫なんだと心にくぎを刺してました。にしても、すごい。

食べ進んだ後の先端に幼虫がいることが多いのでその部分を押しつぶして駆除するそうです。
多分この写真のものはもう抜けきってしまっていると思われます。
絵描き途中かスランプ状態と思われる。

ヒゲナガサシガメ

ナナフシの子供かと思いましたが、肉食性のカメムシの仲間です。
体液チューチュータイプの昆虫です。


スズメガの幼虫

収穫に向かう途中の階段に落ちてました。芋虫大好きな私にとって、可愛すぎる罪で連れ帰りますよ?ほんとに無防備でけしからん!笑
今年は暖冬なのででてきちゃったのかもですが、うまく蛹になれるか心配。
スズメガはプリティーお尻にツンッとツノ(尾角)があるのが特徴です。ちなみにこのツノには毒等はありません。成虫になると昆虫界でも飛行力がずば抜けており、時速50kmを超えることもあるそうな!昆虫界の戦闘機レベルですね。かっくいい

神秘的フォルム!

コバネコロギス

コオロギ?え?キリギリス?
いいえ、コロギスDEATH!!!

コオロギとキリギリスの仲間だそうで、きれいな音色で鳴くのかなと思いやコロギス類って鳴かないらしいです。コオロギは翅をすり合わせて鳴くんですが、コロギスはタッピングといって、足で地面をたたいて音を出すそうです。

やっほーおらコロギス!!←

アカエグリバ

普通の蛾は蜜を吸うけど、この木の葉のようなアカエグリバは果実の皮を破り果汁直飲みタイプ!エグリは果実をえぐるって意味もありそうですね。
果実は傷口から腐ってしまうため二次被害も起きてしまいます。
日中は葉の裏側で擬態してるので、見つけるのはなかなかに難しそう。策士でふね。

にしても本当に木の葉のようだすね。

謎の芋虫

これは調べても全くわからずお蔵入りしてる謎虫。
収穫してると、みかんにならなかった小さい枯れた種みたいなやつがみかんの横とかにあるんですが、それを割ったら白い小さい1mmくらいの芋虫がいるときがあるんです。でこれはその種の周りに白い蜘蛛の巣みたいな糸がくっついていて割ってみると茶色い芋虫がでてきました。これわかる方いらっしゃいますか?

真ん中の茶色いのが謎の芋虫
これがそのみかんの種みたいなやつ!
中に幼虫がいるときは、小さい穴が開いてるのが多いです。

撮りたい昆虫多すぎたので、またみかんの仕事にいきたい。(切実


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