noteスキ❤️論。
noteのスキ❤️は気になるものだ。
「気にならない」と言う人もいるけれども、「スキ❤️の数は気にしない」「数字は気にしない」と公言すること自体が、多少なりともスキ❤️を意識している証左のようにも思える。
X(旧ツイッター)の「いいね👍️」は、noteの「スキ❤️」と実質的に同じだが、「いいね👍️」は気にならなくても、「スキ❤️」は気になる。
Xの「いいね」とnoteの「スキ」は何が違うのだろう?
誰でも思い付くことは、Xの「いいね」は何回でも押せるのに対して、noteの「スキ」には制限があることだ。
noteのスキは無尽蔵に押せるものではない。だから、どの記事に押そうか、誰に押そうかと考えることがある。
「いいね」と「スキ」の、もう1つの違いは、XとnoteというSNSの性格の違いに起因するものだと思う。
Xが「フロー型」のSNSだとすれば、noteは「ストック型」。Xには文字制限があるから、その投稿内容は断片的なものが多い。それに対して、noteには文字制限はないから、投稿内容に重みがある。
noteの投稿記事は、何年も前の記事まで遡って読むことがあるが、Xの投稿は基本的には、遡って読むことはない。
Xの「いいね」は第三者には、誰が押したのかわからないが、noteの「スキ」は誰が押したものなのか第三者にもわかる。だから、誰かの記事に「スキ」を押すときには、投稿内容をよく読んでから判断する人も多いことだろう。
投稿内容に、誰かを誹謗中傷する内容が含まれていないか、あるいは、特定の人に向けた投稿ではないにせよ、攻撃的な投稿に「スキ」を押せば、押した人の品性も問われる。
noteの「スキ」とは、基本的には、読んだ人が共感したときや、学びがあったときに押すものだ。だが、スキを押せる回数には限りがあるし、また、自分が押したことが第三者にもわかるとなると、単に共感したとか、良い作品だったという評価以外の要素を含むことになる。
そういう事情がスキにはあるから、スキを押すときには、人間関係的な要素も反映される。
たとえば、私がいちばん気に入ってるクリエイターAさんが、クリエイターBさんと対立しているならば、私はクリエイターBさんの記事にスキを押すことをためらう。
誰にスキを押すのも私の自由だが、自分のお気にいりのクリエイターAさんと喧嘩しているようなクリエイターBさんの記事に「スキ押し」する理由はない。
ここで立ち止まって考えてみる。もしも、AさんとBさんが対立していなかったならば、私はBさんの記事にスキ押しするだろうか?、と。
AさんとBさんとが交流のない間柄であり、Bさんの記事が「素晴らしい!」と思えば、私はBさんの記事にスキを押すことだろう。
このように考えてみると、単に投稿記事の良し悪しだけが「スキ❤️」を押す基準ではないことがわかる。
スキ押しするときには、クリエイター本人の記事内容だけでなく、そのクリエイターの人間関係まで含めた評価が「スキ」には反映される。
たとえば、どんなに素晴らしい記事を書いていた人であっても、私のことを誹謗中傷するコメントや記事を書いたことがあるような人にはスキは押したくない。また、そのような人にスキ押ししているクリエイターの記事も、あまり読みたくない。
二者間の関係は、第三者にはわからないものだ。どんな人でも、自分の立ち位置から、他のクリエイターを見る。
だから、私から見れば明らかなウソや誹謗中傷を書いていても、第三者は一般論として当該記事を読む。
こう考えてみると、同じ「スキ」でも、その押す人が込める想いは様々だということになるだろう。
記事を読んで本当に感動したり、共感したときに押すスキもあれば、「読みました」という既読の意味で押すスキもある。
逆にスキを押さないからといって、内容が悪いわけではなく、単に人間関係を考慮して押さないという場合もある。
結局のところ、「スキ=良い記事」というわけではない。それでも、スキは単なる数字としては残る。
記事の内容に関わらず、「押されたから押す」という場合だってある。あいさつの1つとしての「スキ」もある。
noteを続けてきて、たまに、「スキ押しそのものをやめてみようかな」と思うことがある。スキなんて、送っても送られても、単なる数字に過ぎないのだから。
スキを押さなければ、間違いなく、押されるスキは激減するだろう。けれども、それはそれで何か清々しい気もする。
スキ押しをやめてみる。そのうち、試してみたいものだ。

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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします
