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note文章論 | noteに向いている文章とは何か?




note文章論 | noteに向いている文章とは何か?


noteには、「noteの書き方」というnoteが常時募集しているハッシュタグがある。

「あなたのnoteを魅力的にする書き方」とか「読まれるnote記事の書き方」というような、初心者向けの有料記事・無料記事があふれている。


「文章の書き方」「小説の書き方」みたいなテーマの本がある。基本的には、そういう本の書き方指南は、noteの書き方にも適用できる。だが、SNSとしてのnoteには、やはり「読まれやすい書き方」というものはありそうだ。


といっても、突飛なことではなく、そもそも文章以前の話として、読み手に自分の記事が目に入るような工夫が必要だろう。

思い付くままに箇条書き風に挙げれば、

  • ヘッダー画像を付けましょう!

  • 人目をひくタイトルを付けましょう!

  • 話しかけるような文体にしましょう!

  • 投稿時間は、noteを開く人が多い「お昼休み」や「仕事終わり」の時間にしましょう!

のようなことだろう。


一言でいえば、「noteの書き方」とは「文章の書き方」のことではなく、「目立つ投稿の仕方」のことだ。


一冊の本を手元に置いて読む場合とは異なり、忙しい中、スマホやPCなどでたくさんの人の記事を読むのだから、あまり長い記事は読み飛ばされる。

スクロールして見やすいように、段落を小まめに変える。文字数はおおむね2000字以内。数分で読みきれるような記事のほうが読まれやすい。

何万字も書くならば、何回かに投稿を分割する。


そもそも、一般論としてなら、「こういう文章がいい!」というのはあるが、「絶対にこう書くべきだ!」というものはない。

ダラダラと書くことが魅力になることがあるし、一読して分かりにくいから繰り返して読む場合もある。だから、どんなときにも当てはまる「万能な文章の書き方」というものはない。

それにnoteの場合、文章ではなく、イラストや写真を投稿してもいいし、俳句・短歌のような型にはまったものを投稿してもいい。


けれども、読まれやすい文章と、いい文章というのは、必ずしも一致するわけではない。

タイトルやヘッダー画像で興味を持ってもらうこと、読みやすい文章にすることは大切である。しかし、それだけで長く読まれる記事になるとは限らない。

投稿した直後に多くの人に読まれる記事もあれば、投稿した時にはあまり反応がなくても、何年も経ってから読まれる記事もある。


以前、私は「花火と街灯」という例えで、すぐに多くの人の目に留まる記事と、時間をかけて少しずつ読まれる記事について書いた。



noteでは、どちらが優れているということではない。その時々の話題や流行に合わせて書く文章もあれば、流行とは関係なく、後から誰かに届く文章もある。

また、noteにおいて大切なのは、文章の正しさや完成度だけではない。その人にしか書けない視点があるかどうかだと思う。

誰が書いても同じような内容になる文章よりも、その人自身の経験や考えが含まれている文章のほうが、読んだ人の記憶に残ることがある。多少、文章が不器用でも、考え方や感じ方にその人らしさがあれば、それは一つの魅力になる。

だから、「noteに向いている文章」とは、単に読まれる文章のことではないのだろう。

多くの人に読まれるための工夫は必要だが、最終的には、自分にしか書けないものを書くことが、長くnoteを続ける上では大切なのかもしれない。



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山根あきら | 哲学者 記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします