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ゴミ清掃員の物語 滝沢秀一さんの体験を取り入れた話 児童小説 クリーンアースレンジャー 

アクセスして頂き、ありがとうございます。お笑い芸人であり、ゴミ清掃員の滝沢秀一さんの体験を取り入れた物語、「クリーンアースレンジャー」を制作しました。

滝沢さんは【ゴミには、ストーリーがある】と述べています。

最初からゴミだった物はない。なぜゴミになったのか?

滝沢さんがゴミから想像した事、学んだ事を取り入れた物語です。(滝沢さんには、この小説を書いた事を伝えています)

ゴミ清掃員がヒーローとなり、ゴミモンスターと戦うお話、クリーンアースレンジャー!

今回は、その物語で伝えたかった事を記します。

まずは、参考にした滝沢さんの本はこちら↓

上記の本には、続編があります。

「やっぱり、このゴミは収集できません」

私は、この本に書かれた考えに とても興味を持ちました。
滝沢さんは、年配の清掃員に こう言われたそうです。

「俺達は、人目についてはいけない仕事」

ゴミ清掃員として働いている事を、彼女に言えない方もいるそうです。

なぜかというと、世間が職業に序列を付けているから。

それに対して滝沢さんは、本の中で 以下の様な考えを綴っています。(簡単にまとめました。)

僕は、職業に序列はないと思う。良し悪しでも、優劣でもない。職業によって、劣等感や優越感に浸るものでもない。

僕は、仕事は役割だと思っている。
社会の中に組み込まれている仕事は、誰かがやらなければならない。一つでも欠けると、今ある社会が成り立たなくなる。

だから、働く事自体が社会に貢献していると思って問題ないと思う。
反社会的な仕事以外なら、どんな仕事に就いても堂々と誇りに思っていい。

そして、こんな考えを持つ清掃員を紹介しています。

「生まれ育った街が大好きだから、キレイにし続けたい」

世の中には、僕より若くて立派な青年がいる。彼に好影響を受け、普段の労働の積み重ねが世間に伝われば、序列は次第になくなるのではないか。

この本を読んで、世間に一番伝わって欲しいと思った事は、「ゴミの分別の必要性」以上に、「職業で人の価値を決めないで欲しい」という事です。

滝沢さんは、出会ったゴミ清掃員は仕事をサボる事無く、みんな良い人と述べています。

「ゴミ清掃員の日常」という漫画の中では、共に働いた清掃員が何人か紹介されており、私は2人の息子を持つお父さんのエピソードが心に残りました。

そのお父さんは、高校生の息子に こう言われたそうです。

「親父が汗だくで働いているのは、 みっともない。友達といる時は話しかけるな」

10代の子なら、親の仕事が気になるのは仕方ないと思います。

でも、職業の序列は大人の価値観から生まれたものです。
子供が清掃員を低い地位に見るのは、そんな大人達に影響を受けているからと思います。

人が嫌がる仕事でも就業してくれる方達に、感謝の気持ちを持って欲しい。
この気持ちを物語に込めました。

とはいえ、最初に本を読んで思った事は、色々な迷惑ゴミをモンスターにしたら面白いのではないかという事でした。

ゴミの分別表だけ見せても人は興味を持たないので、ゴミモンスターと清掃員が戦う物語にすれば、見方が変わるのではないかと考えました。

子供たちに読みやすい物語にする事で、幼いうちからゴミの分別の知識を持ってもらう事と、清掃員がどれだけ苦労してゴミを集めているかを伝えたいと考えました。

ユーモアが含まれると、人は興味を持ってくれるものです。

でも、なぜゴミモンスターが生まれるのか。そこを、重視して描きました。

滝沢さんの本には、こう書かれています。

「ゴミの捨て方、ゴミの量、ゴミの中身は、その人自身を表している。
ゴミは、人間の心。人がゴミだと思った瞬間にゴミになる。」

収集する人の事を考えられないから、ゴミモンスターが生まれてしまうのです。

ゴミを出した本人が無自覚でも、悪質ゴミになることがある。

滝沢さんが述べたこの言葉は、無知である事も原因という事です。

私自身も、ゴミの出し方を理解していない事に気付きました。

「ゴミの出し方を知らなかった」
「つい、うっかり間違えた」

これによって、トラックや焼却炉が壊れたり、清掃員の命に影響します。

ルールを守れない人が増え続ければ、ゴミに名前を書かなければ収集されなくなったり、各家庭で焼却炉を作って自分で処理する時代が来るかもしれません。

滝沢さんは、ゴミ問題に対して、

国に管理されなければできない世代になりなくない

社会を恨んだところで何も解決しない

表面的な問題を指摘しても根っこが変わらない限り、同じ事の繰り返し

と、述べています。

ゴミの問題は、人間が協力し合わないと解決できないので、とても厄介で難しい問題です。

人の心に訴えかけて協力してもらう1つの方法として、知識を持ち、世の中を良くする為に行動している姿を見せる事と思います。

その為に、滝沢さんは芸能人という立場を活かし、ゴミ問題の周知を目的として表立った活動をしているのではないでしょうか。

私自身は、街のゴミ拾いを始めました。(それ位の事しかできないので。)
小説家を目指すのならば人の役に立つものを作りたいので、社会問題を取り入れた物語を考えました。

滝沢さんに、書籍化をお願いしたい訳ではありません。滝沢さんの為というより、ゴミ清掃員の為に役に立ちたいという気持ちで書きました。

大人にも楽しんで欲しいけれど、一番に読んで欲しいのは子供です。

父親が清掃員である事を嫌がる息子のエピソードは、物語に入れました。

46歳のお父さんが遠くにある集積所までゴミを集めに走る姿を見て、滝沢さんは
「君のお父さんは、相当カッコ良いと思う」と本の中で述べています。

働く人がいて世の中が回っている事を、子供は まだ理解できなくても仕方ないと思います。

でも、「大人になるということは、見えないものに対する思いやりを持つということ」です。

これは、滝沢さんの本に書かれていた事で、私の好きな言葉です。

もし自分の大切な人がゴミ清掃員だったら、または、自分がゴミ清掃員だったら どう思うか。

子供は体も心も成長の途中なので、素直な気持ちで「臭い!」と言ってしまうものです。

でも、成長する中で知識は増え、想像力が豊かになれば、勝手な職業序列があっても、思いやる心で関わりのない人の事を考えられるのではないでしょうか。

大人になる事で、勝手な序列を付けないで欲しい。自分の知らない場所で活躍する人達の事を知って欲しいという気持ちを物語で表現しました。

滝沢さんは、ゴミを通して色々な事を教わったそうです。知らなかった事を知る事で、無知から始まる差別が無くなって欲しいです。

物語には、ギニアから来た清掃員の事も取り入れました。

滝沢さんが出会ったギニア人は、貧しい母国を助けに来てくれた人達の中で、「みんなが一番喜ぶのは、日本人が来た時」と言い、日本人に感謝しているから、滝沢さんに飲み物をおごってくれたそうです。

でも、ギニアを支援した日本人と、日本に住む日本人って、人柄が違うのではないかと私は思います。

ゴミ清掃員は、税金をもらっているから、休憩中にコーヒーを買ったり、ラーメンを食べるな!

そう言ってくる日本人がいるそうです。

「日本人は、良い人だと思っていたのに。」
ギニア人の清掃員に、そう思われていないだろうかと考えてしまいます。

今後も、外国から日本に働きにくる人は増えると思います。

「日本って、働く環境が悪いよ!職業差別をされるし!」

そう思われる国って、嫌だなって思います。

「汚い仕事は、安い給料で外人にやらせとけ!」

日本がこういう考えになると、外国人より日本人が優位に立ち、まるで外国人は家来のような存在になります。
そんな考えを持つ国になって欲しくはありません。

外国人の清掃員の中で、「この仕事が好き!」と言う方がいるそうです。
これは、働く人が足りない日本にとって、とても有り難い事です。

「働く人の事を考えられる世の中になって欲しい」
これが、今回の作品のテーマです。

ゴミ清掃員以外でも、様々な職業に就く方の働き方や考えを知り、分かりやすく子供達に伝えたいと考えています。

滝沢さんには、この小説を書いた事を伝えました。
ゴミの問題を広めたいという事に感謝の言葉を頂き、続けて下さいと お返事を頂きました。滝沢さんに、心から感謝申し上げます。

プロの作家になれるかは わかりませんが、私にできる事で今後もゴミの問題を伝えていきます。

まとまりの悪い文章ですが、最後まで読んで頂いた方にも感謝申し上げます。

是非、滝沢さんの本も読んでみて下さい。

ゴミの分別をテーマにした書籍、「ゴミ育」「リアルでゆかいな ごみ事典」もオススメです。

【クリーンアースレンジャー】物語の第1話も、読んで頂けたら嬉しいです。また、物語の第一話だけ、動画にしました↓

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!