見出し画像

#1 〜ピカある探訪記✧*〜 ピカピカ事業所名古屋店と花車ビル 名古屋市中村区


ピカピカ事業所名古屋店と花車ビル

名古屋の街を歩いていると、ふと「ここはどんな場所だったのだろう」と立ち止まりたくなる瞬間があります。

今回から始まる「ピカある探訪記」は、私――ピカピカ事業所名古屋店に通う ぴかるまこと が、日々行き交う道や建物の背景に目を向けながら、街ブラ感覚で地域の歴史や空気感を読み解いていく連載です。

記念すべき第一回は、私がほぼ毎日足を運ぶ場所、ピカピカ事業所名古屋店と、並びのビル内にあるピカピカ食堂、そしてそれらを包み込むように建つ「花車ビル」から始めたいと思います。


名駅のはずれ、毎日の通い道から

ピカピカ事業所名古屋店は、地下鉄桜通線「国際センター駅」の近く、いわゆる名駅エリアの東のはずれにあります。

名古屋駅から向かう場合は、駅の東側・桜通口を出て、桜通を東へ。
しばらく歩くと、高い建物、南北に走る江川線と、その上を通る名古屋高速の高架が見えてきます。

📷名古屋駅から桜通を歩くと国際センターが見えてきます
📷名駅方面に桜通を振返るとこんな感じ

この桜通と高架が交わる大きな交差点が、
「泥江町(ひじえちょう)」交差点です。

📷泥江町交差点から斜めの通り「泥江町通」。つきあたりが近鉄名古屋駅

国際センターと向かい合う場所

泥江町交差点の北東角。
高架の向こうに顔をのぞかせるのが、国際センタービルです。
地下鉄国際センター駅のランドマークとして、名駅ではおなじみの存在ですね。

そして、そのちょうど向かい側
交差点の南東角に建つビルこそ、私が通うピカピカ事業所名古屋店が入る建物です。

この建物の名前は、花車(はなぐるま)ビル 北館

📷花車ビル北館

実はとても長い、花車ビル

花車ビルは「北館」と名がついていますが、
高架下沿いに南へ歩いていくと、
中館、南館と建物が連なっていきます。

途中には昔ながらの飲食店や、ふと懐かしさを感じるタバコ屋さんなどが並び、
歩いているだけで、少し昭和の空気を感じさせてくれます。

南館には、私たちにもおなじみのピカピカ食堂があります。

地図で見ると驚くのですが、
北館の端から南館の端までの長さは、名古屋駅の桜通口から近鉄南口までの長さとほぼ同じ。

毎日通っているとつい見過ごしてしまいますが、
改めて意識すると、なかなかにスケールの大きな建物です。

📷 中館〜南館へ歩く道


📷 ピカピカ食堂の外観

昭和の香りと、意外な“立派さ”

花車ビルは、どこか昭和の雰囲気を残した建物です。
しかし、実際に事業所へ通うようになって気づいたのは、
そのつくりの立派さでした。

  • 北館・中館・南館が一直線に並ぶ構造

  • それぞれのビルが地下駐車場でつながっている

これは正直、初めて知ったときに少し驚きました。

「なぜ、ここまでしっかりした造りなのだろう?」

そんな小さな引っ掛かりから、
私はこのビルの由来を調べてみることにしました。


花車ビルという名前の由来

花車ビル(はなぐるまビル)という名前は、
かつてこの一帯に存在した地名、
花車町(はなぐるまちょう)』に由来しています。

花車町の名前は、
大須観音に奉納される「馬の塔(うまのとう)」の儀式に関係しています。
その際、華やかに飾られた花車と呼ばれる山車(だし)が使われていたことから、
この地が「花車町」と呼ばれるようになったと伝えられています。

由来のポイント

  • 戦後の区画整理により、花車町という地名は行政上は消滅

  • しかし、その歴史はビル名として継承された

  • 現在も花車神明社のお祭りなどで、山車文化が受け継がれている


名古屋『第一号』の再開発

名古屋市における再開発の歩み」によると
花車ビルが建設されたのは、
1960年代(昭和38〜46年度)。

(旧)花車町・小鳥町・泥江地区一帯は、第二次世界大戦の空襲による焼失を逃れたため、100m道路などの戦後復興事業の区域から除外され、江戸時代からの古い木造建物が密集した街並みが残っていました。
そこで、戦後決まっていた江川線の道路拡幅整備と合わせ「小鳥町第一市街地改造事業」として再開発され、名古屋市における第一号の『再開発』事業となりました。

つまり、花車ビルは単なる古いビルではなく、
戦後の名古屋が都市として生まれ変わろうと踏み出した象徴的な場所でもあるのです。

名古屋港と名古屋駅と名古屋市北部を結ぶ都市構想の中で、
この場所に託そうとした役割を思うと、
毎日の通い道が少し違って見えてきます。


そして、私たちの事業所へ

そんな歴史を背負った花車ビルの北館の3階に、
私たちが通うピカピカ事業所名古屋店があります。

何気なく通っていた場所が、
調べてみると、
土地の記憶や人の営みをしっかりと抱え込んでいる。

これこそが、街を歩き、歴史に目を向ける面白さなのだと、
改めて感じました。

次回は、花車神明社です。
もう少し視点を広げて、
この周辺の街並みや神社、ピカピカ食堂のことにも触れていきたいと思います。

街を歩き、気づき、調べてみる。

「ピカある探訪記」、ここから始まります。



ほかの記事に興味ある方もどうぞ。

ぴかるまこと編集部 連載マガジン
ピカある雑記&モノ紹介
・ピカある探訪記 〜近江と名駅、歴史とイマを磨き出す〜
・ピカピカ便り




ピカある地図

今回は「花車ビル」を追加しました。



いいなと思ったら応援しよう!

B型就労継続支援ピカピカ事業所|公式Note|記事担当ぴかるまこと 記事を読んでいただきありがとうございます!頂いたチップは、より良い記事を届けるために大切に活用させていただきます。皆様の応援が、働く仲間たちの輝きと、地域の魅力を磨き上げる大きな力になります。温かいご支援をお願いいたします!