3曲目『Last Domino』に使用した楽器や、こだわった点について
皆さん、こんばんはRed33です。
今回は恒例の新曲についてのあれこれを書いていきたいと思います。
🎸 BASS
今回、ベースは1曲目にアップした「Hologram」の時と同様、1980年製のMUSIC MAN StingRay。
違いはといえば、弦を張り替えたとこだけですかね。
おかげで「Hologram」よりもクリアーな音で録音できたと思います。
🎹 PIANO
Pianoは以前記事にも書いた通り、購入したばかりのヤマハ電子ピアノ「P-45B」。
音源はソフトシンセなので、本体の音は一切使っていませんが、タッチが弾きやすくなったおかげでいつにも増して張り切って録音しました!
作業が捗ったという点だけでも購入して良かったと思います!
あとはいつもと変わらずの布陣で、変化に乏しいのですが、その分曲調をガラッと変えられたので良かったかな?と前向きに感じています☺️
🔊 効果音(SE)
今までで最も多く効果音を使った曲になったかなと思います。聴いていただいた方にはわかると思いますが、イントロ、アウトロで暴れまくってます。
⚓️ イントロ
まずイントロなんですが、この音は潜水艦が潜航する音です。
これに潜水艦が発する信号音に1番近い音をソフトシンセの中から探し、かぶせました。
ちなみに潜航音は、無料音素材で、商用もOKなものをサイトで見つけてゲット!
この音を加工して使うといったやり方が好きですね。
(なかなか好みの音が見つからない時は大変ですが…)
でも、最近になって生録の音を入れたいという衝動が沸々と湧いてきているため、近々やっちゃうかもしれません。
⚠️ アウトロ
ちょっとびっくりされた方もいたと思うのですが、これは地震発生時の音を3種類使っています。
この3つを少しずつずらしながら徐々に地震が大きくなっていく雰囲気を作りました。
🔄 転調
私のページをよくご覧になる方ならもうご存知かと思いますが、私転調する曲が大好きなんですよね!
で、やっと最近になって自分の曲での転調をうまくコントロールできるようになったと思っているんです。
こうなるともう転調を使いたくてしょうがなくなり、今回は最多の3回転調させた曲になりました。
以下詳細です!
🗺️ 全体のキー(調)の流れ
この曲は大きく分けて「3つの世界(キー)」を行き来しています。
🌑 Dm(Dナチュラルマイナー): Aメロ / ギターソロ / Aメロ2 【焦燥感、哀愁】
☀️ Dメジャー: Bメロ 【エモーショナル、感情の昂り、葛藤】
✨ Fメジャー: Cメロ 【美しい思い出、浮遊感、救い】
1. Dm → Dメジャー(同主調転調)
【Aメロ(Dm)】→ 【Bメロ(D)】
ダークなDmから、Bメロで一気に明るいDメジャー(同主調)へ転調します。
同主調転調は今回初の試みです!!✨
Aメロの最後「胸の奥が 揺れてる」のコードは A7 です。
この A7 は、Dmキーにおけるドミナント(Ⅴ7)ですが、Dメジャーキーにおけるドミナント(Ⅴ7)でもあります。
Bメロの D → DM7 → G → A7 C#dim という流れは王道です。
D から DM7 へと変化することで、メジャーキーの突き抜けた明るさの中に、一瞬「切なさ・哀愁」が混ざります(Dの構成音「レ」が「ド#」に半音下がるため)。
これは「溶け出した名前のない感情」という歌詞にリンクさせようとした結果です。
ラストの A7 の後に一瞬入る C#dim は、次のDコードへ向かうベースラインを C# → D と半音で滑らかに繋ぐ役割を果たしており、ベースの動きでも「焦燥感や溢れ出す感情」を表現しようとしています。
2. Bメロ(D) → ギターソロ(Dm)
【Bメロ(D)】「手を伸ばしても掴めない」 → 【ギターソロ(Dm)】
Bメロの最後、A7 から今度は一気にDmのギターソロへ戻ります。
ここでも、先ほどと同じ A7 の架け橋が使われていますが、今度は「明るいD」から「暗いDm」へ突き落とされるような落差(陰り)を生み出しています。
3. Cメロの「Fメジャー転調」がもたらすカタルシス✨
【ギターソロの最後(Dm)】 → 【Cメロ(F)】「君との思い出は」
ここがこの曲の最大のハイライトで、Dm(平行調)からFメジャーへの転調です。
🌉 転調の架け橋:Dmから直接Fメジャーへ
ギターソロの最後は Dm → C で終わり、Cメロ頭の B♭ へと繋がります。
実は、DmキーとFメジャーキーは「平行調」の関係(使っている音階が全く同じ親戚)です。
そのため、特別な経過コードを挟まなくても、Dm(または C)から滑らかにFメジャーのサブドミナントである B♭ に着地できます。
それまでの重苦しいDmの世界から、Fメジャーに変わった瞬間に「視界がパッと広がり、張り詰めていた糸が解けるような美しさ」が生まれます。
🎼 Cメロのこだわりコード
B♭no3(9) / B♭/B♭no3(9)
あえて3度(コードの明るさを決める音)を抜き、9th(テンション)を入れることで、コード単体の響きを「水のように澄んだ、どこか現実離れした透明感」にしています。
「全てが美しい」という思い出の儚さを演出するのに良いチョイスでした。C /// C /// A7 /// A7 /// からの【Bメロ(D)】への回帰
Cメロの最後、C から A7 へと進みます。
この A7 は、Fメジャーキーの視点から見るとかなり意外性のある強い響き(ダブルドミナントへのアプローチ、あるいはDmへのドミナント)ですが、これが鳴ることで、一気に次のサビ(Bメロ)の「Dメジャー」を引き寄せる強力な引きになりました。
4. アレンジへの遊び心とこだわり 🎨
イントロの不穏さ
ConD(DベースのC):浮遊感とイントロ特有の「何かが始まる予感」を演出したつもりです。
A7♭9:ジャズやクラシックでよく使われる、少しおどろおどろしくも美しい緊張感のあるテンションコード。「ドミノが倒れていく不穏さ」を提示するため使いました。🧱
Gm6onF:不穏な中にも、哀愁と美しさを同居させる分数コード。
5. 自己総評💬
メロディの切なさと、コード進行による「陰と陽」の揺さぶりがうまく出たのではないかと思います。Dメジャーの持つ「エモーショナルな光」と、Fメジャーの持つ「透明感のある優しさ」の対比が、気に入っています。
自分は「君との思い出は〜」から始まるCメロができた時に、やっとこの曲への愛着が生まれました。
この瞬間がないと、途中で曲を投げ出しそうになるので、毎回奇跡を信じて作っています。💫
以上長くなりましたが、これで『Last Domino』についての解説は終了です!
聴いていただいた方には、いつも感謝でいっぱいです!
応援ありがとうございます!
4曲目ももう直ぐ完成しますので、また聴いていただけたら幸いです!
ではまた〜👋
⬇️私のオリジナル曲たち、配信中〜〜〜!
聴いていただけたらめっちゃ嬉しいです!
フォロバ100%!
