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1990年と2025年の風景比較ベルギー・ブルージュ編【ヨーロッパひとり旅】

私はこれまで2回ヨーロッパをバックパックでひとり旅した。1990年とその35年後2025年だ。

本当は2025年の旅では、1990年に訪れたすべての場所で同じアングル、同じポーズの写真を撮りたかったのだが、諸事情によりほとんど叶わず…。
それでもいくつかの場所では、ほぼ同じ場所の写真を撮ることができた。

本記事では、そのうちベルギー・ブルージュの風景を2か所ご紹介したい。
(本noteではBruggeを「ブリュージュ」とすることが多いですが、本記事では「ブルージュ」と記載します)

1枚目はブルージュ駅から出て大通りを渡り、Oostmeers通りに入るところで、1990年に撮った写真。

白い水鳥がたくさんいた

2025年に撮った写真はこちら。

1990年より引きの構図で

駅前の大通りを渡って、この三角屋根の建物を見た時は、思わず「あ、あった!」とつぶやいてしまった。安堵のような懐かしさのような、せつない感情とともに。

ブルージュは、1990年に訪れた中でも強く印象に残っている町だ。
可愛らしくて、運河や石畳、建物などがいかにもヨーロッパという感じで。
その雰囲気があまりに素敵で、その後、夢に出てきたことさえある。
月並みな言い方になるが、中世にタイムスリップしたような気分になる町だ(現代の観光客の多さには目をつぶる必要があるが…)。

そして町の中心マルクト広場。1990年の写真はこちら。

夕暮れ近く。停まっている車も時代を感じます

真ん中の白い建物はプロヴィンシアル・ホフ(地方裁判所)。

1990年の旅では、ブリュッセルで知り合った関西の女の子を誘って、日帰りで行った。
私たちはこの町の雰囲気がとても気に入り、短い時間であったが、「行ってよかった」と言い合った。
そして帰りの電車に乗るため、夕暮れの中、駅までふたりで走ったのを覚えている。
「誘ってくれてありがとう」と言ってくれた言葉も忘れられない。

お次は2025年のマルクト広場。

まだ午後2時頃で明るいマルクト広場

1990年のマルクト広場は車がたくさん停まっていたので、「広場」というより「駐車場」という風情だった。
2025年には観光バス以外の自動車は停まっておらず、本当に「人々が集う広場」の様相を呈していた。
観光客がたくさんいたり馬車がいたり、手回しの楽器で音楽を奏でながら歌を歌っているおじさんがいたりした。

マルクト広場にあるバーガーキングに入り、2階の窓から撮った写真▼

窓側に座り広場を眺めながら食事

ブルージュでは教会や博物館等には入らず、ただ町をぶらぶらした。それでも「そこにいる」こと自体がとてもわくわくするような町だ。

せっかく旅をしてるのにバーガーチェーンというのも味気ないと思われるかもしれないが、個人的には日本のバーガーキングとの違いが興味深かった。例えばフライドポテトのソースが、マヨネーズ他5種類くらいあったり(ヨーロッパではフレンチフライにはケチャップではなくマヨネーズが主流)お客さんは店内トイレを無料で使えるけれど、商品を買わない人は有料だったり…。

人間にとって35年はそれなりに長い時間。その間に、変わったものも変わらないものもある。
2025年のひとり旅では、過去の自分そして35年間の出来事を思い出しながら旅をした。
記憶や写真の中と変わらず今もそこにある建物や風景は、「また来られてよかった」と思わせてくれた。

また訪れたい場所がたくさんある。できれば次はもっとゆっくりと丁寧に。

人生の残り時間を思いながらも、夢はまだ伸びやかに果てしない。


ここまで読んでくださりありがとうございます。
また別の街の、1990年と2025年をご紹介できればと思います。

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