ぴぴについて
本日はAZATOYの絶対!ビューティー💜
ぴぴ様のお誕生日。

美しく生まれてきてくれてありがとう。
ぴぴとの出会いは2021年12月。
私がプロデュースしているコンカフェ「ふらっと」にNANIMONOのミフユの紹介で入店してきたのがぴぴだった。
コンカフェで働くのは初めてで、幼馴染のミフユが働いているのをきっかけに興味を持ち、知らない世界への好奇心からふらっとに入店してくれた。
ミフユから、私の幼馴染は一般人(人前に出る仕事をしていない)なのにモデル並みのスタイルと美貌なんだとよく自慢されていたけれど、改めてぴぴと会った時はそのルックスに圧倒されたな〜!
ぴぴは存在がハイブランドというかモードというか、
そこに存在しているだけで絵になる女の子だった。
コンカフェやアイドル業界にいる女の子には、ある程度カデコライズされたルックスや雰囲気の系統があると思っている。
いわゆる「っぽいよね〜」というもので、パッツン前髪やツインテール、大きめのカラコンや低身長で幼い顔つきなんかがその一例だ。
ぴぴはその枠に該当しない、この業界の希少種だった。
高身長で大人っぽくクールビューティーな中性顔、鋭い切れ長の目。
大学にも真面目に通い、薬剤師を目指している女の子。
育ちも良く、一般常識を持ち合わせているいわゆる
「まともな女の子」。
生まれ持ったそのルックスだけがただ並外れていた。
「まとも」だとか「まともじゃない」だとかで人を分類するべきでないけれど、日本において一般や平均というものを設定するとしたならば
コンカフェで働いていたりアイドルを目指すような女の子に「まとも」な子の割合は他の業種と比べると少ないように思う。
まともだからえらいとか、まともじゃないやつは欠落しているとかではないし、どちらが良い悪いという話では無い。
ただ、平凡な人生を送り、現状に満たされている子がこの業界に辿り着く可能性は低いように感じる。
この業界にいる大半の女の子は、
「承認欲求」「憧れ」「劣等感」「存在理由」「自我同一性」
のようなものが衝動となってこの世界に足を踏み入れるケースが多い。
沢山の人に愛されたいだとか、自分が苦しい時に救われた経験を今度は自分が返していきたいだとか、キッカケとなるトリガーがあるのだ。
ぴぴは自らこの業界にやって来たわけではなく、ミフユの誘いでコンカフェというものを知り、入店当初は将来アイドルになるなんて想像もしていなかったはずだ。
ぴぴがふらっとに入ってすぐ、「アイドルとか芸能はやらないの?」と聞いたことがあるが「私は全然そのつもりはないんですよね〜将来が不安定になるのが怖くて。」と話していた。
そんなぴぴがどうやってアイドルに辿り着いたかというと、やっぱりトリガーはミフユなのだと思う。
ミフユがぴぴの人生に「憧れ」を与えたのだ。
幼馴染が突然NANIMONOとしてアイドルとしてデビューし、あっという間に世間に知られて輝きを増していく姿を近くで見ていたぴぴ。
その姿はぴぴが想定していた「大学を卒業して薬剤師として働く自分」よりもキラキラして見えたのかもしれない。
NANIMONOのワンマンやミフユの生誕ライブなど、かなりの頻度でぴぴはライブを見に来ていて、ミフユの姿に感動しては涙を流していた。
そんなぴぴの姿に、もしかしたら今なら…と思った私はAZATOYのメンバーとしてぴぴのことを誘った。
ぴぴはここならよく知ってる場所だし、チャレンジしてみたい!と嬉しい返事をくれた。
それから今日までのぴぴのアイドルライフは想像よりもずっと、キラキラ…ではなく泥臭いものだったと思う。
はじめてのレッスン、はじめてのレコーディング、はじめての自撮り、はじめての撮影、、、
AZATOYはほとんどのメンバーが経験者でポテンシャルも高く、その中で1人業界未経験のぴぴがいた。
ダンスは元々得意だったぴぴは持ち前の長い手足を活かして、様になっていた。
だが、歌が全くの未経験で最初の頃は相当苦戦した。
ひたすらに彼女は歌と向き合い続け、個人的にボイトレに通ったり、努力を続けていた。
デビューライブのぴぴ様は表情も固く、MCでも声が上ずって緊張でガチガチだったけれど、なぜかそれでも絵になっていて天性のオーラを纏った女の子なのだと確信した。
すでにアイデンティティーが確立されている、キャラクターの強いメンバー達に囲まれて
自分をどう見せたら良いか分からない、、、
思うことがあっても未経験の自分なんかが発言して良いものなのか、、、
デビューしてからもしばらく、彼女にはずっとそんな葛藤があったように思う。
真面目で律儀な性格だから、すべてのことに向き合ってちゃんと悩んでしまう。
一般的な常識とは外れている「この業界での常識」とのギャップに苦しめられたこともあったんじゃないかな。
芸能界というものは少しネジが外れているくらいの人間の方が適合しやすい。と私は思う。
才能とは大衆とのズレであり、その「ズレ」の品評会が芸能界そのものなのだ。
一般常識にはまっていることが良しとされる一般社会と、ズレていればズレているほどに個性が憧れの対象となる芸能界ではこれまでの生き方すら否定されることになりかねない。
しかもAZATOYというグループは強力な個性(天才たち)の集合体だった故、デビュー以降は順風満帆とは言えない航路となった。
そんな荒波の中で私は彼女のこれまでの努力が押し潰されてしまわないか、心配だった。
そんな心配をよそに彼女は1度も折れなかった。
相当なストレスがかかっていたはずなのにどんな状況でもひたすらに影の努力を続け、自分のことよりもメンバーのことを気にかけ、誰かが落ち込んでいる時にはいつもぴぴがそばに寄り添っていた。
彼女の根性と、思いやりと、頑固な負けん気があったおかげでAZATOYはここまで来れた。
4人体制になってからのぴぴは、アイドル初心者としてメンバーの背中を追いかけるのではなく、自分が先頭に立ってAZATOYを引っ張っていくようになった。
アイドルへという存在への憧れからぴぴが持っていた保守的なプライドは、いつしかAZATOYのメンバーであるという責任を纏ったプライドへと変わり、芯の強い女の子に成長していた。
そして2025年4月、AZATOY新体制。
発表前から水面下でレッスンを重ねる中、ぴぴは率先して新メンバーに教えたり寄り添ったりしていた。
私もはじめての時は同じように悩んだよ、だとか
こうしたら出来るようになったよ、だとか
ぴぴが苦労して自ら模索してきた経験を元に、与えられるすべてを新メンバーに渡していた。
お披露目前で新メンバーが弱気になった時にも、ただひたすらに大丈夫だと伝え、励ましている姿をよく見かけた。
幼馴染に憧れて、右も左も分からない世界に飛び込んできた女の子。
いつの間にか彼女は立派な「アイドル」になっていた。
そんなぴぴの姿に改めて感動した新体制だった。
そして今日の生誕ライブ。
1年前を思い返すとやはり固い表情で、とても祝われる側とは思えない不安そうなガチガチの彼女の姿が浮かぶ。
だけど今日ステージに出てきたぴぴ様は、この世界の主役のような余裕の笑顔で会場を一瞬にして魅了していた。
彼女が出てきた瞬間、黄色い悲鳴があがるほどだった。
生誕衣装やコンセプトもひとりですべてプロデュースし、ぴぴ様とはこれだ!を自ら提示している姿にまた大きな成長を感じた。
メンバー思いな彼女は、みんなが可愛く見えるよう、持ち前のファッションセンスを活かしてメンバーの衣装もトータルコーディネートし、空間をまるごとぴぴ様の世界観に染め上げていた。
1年でこんなにも人間は変われるし成長できる。
彼女を見ているとすごく気付かされることが多い。
そして彼女のすごいところは、どんなに変わっても、常識を失ったり周りに染まったりせず「まともでい続けられる」というところだ。
浮世離れしためまぐるしいこの世界でも自分を見失わずにいられるぴぴなら、きっとこの先どんなに遠くまで行ってもちゃんと立っていられる。
立ち続けるということが1番難しいこの世界で、ぴぴ様ならその壁を突破できるような気がしている。
