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もうひとおばさんできるやん!

YouTubeを流し見していたある日の事。
かつての人気番組「料理の鉄人」の和の鉄人、道場六三郎先生のチャンネルが流れてきた。
「道場六三郎95歳の誕生日」のタイトル。
(うわー、料理の鉄人の道場先生もう95歳か!すげー!しかしこの年齢で現役で、しかもYouTubeまでやってて本当凄いなぁ)
思えばTV全盛期、「料理の鉄人」の中でも道場先生は憧れの存在だった。
私はシェフでもないし、ただの料理好き美味しいもの好きなんだけどね。
当時オシャレに感じたフレンチや高級中華より、ダントツ和食の凄さに感動していた。
料理はもちろん、道場先生は生き様とか発する言葉とかがいちいちかっこよすぎるんだよね。
と言っても今は令和。
あのかっこいい場先生を知らない方も多いだろう。
てなわけで
【道場六三郎かっこいい伝説】
その1
料理の鉄人での一コマ。
最先端の技術を用いたとある料理人との対決での話。
道場さんと言えば、まずお品書きを達筆な字で書くのが有名だった。
これがまた達筆で痺れる!
番組ではリポーターが調理中のシェフにインタビューする。
「相手は今大人気の◯◯シェフですが」
「うん…どの世界にも上には上がいる、てことを教えてあげますよ」
くぅー!!いつも静かで謙虚な雰囲気だけど、みなぎる闘志と経験からの確実な自信…かっけえ!

その2
若い頃、まだ貧しかった頃にハムサラダを食べてその美味しさに感動して料理人を目指したとか。
修行時代は板前さんからひどいいじめにもあったらしい。殴る蹴る罵倒される嫌がらせも当たり前。
それでも諦めなかった。
もうエピソードが令和のゆるさとは違うね。
くうー、かっけえ!

その3
私が1番好きなエピソード。
道場先生「人間にはきょういく、きょうようが大事なんですよ。
これ、『教育、教養』じゃないよ、『今日行く、今日用』ってこと。
つまりね人間は今日行くところがあること、今日用事があること、それこそが大切で感謝するべきこと。行くところがある、用がある、これがある限り頑張れるし、元気で生きていける」
もう本当その通り。あっぱれすぎます!私も更年期でしんどくなってないで頑張るぜ!と中年魂に火がついたりなんかしちゃったりして!

さて。
そんな道場先生は95歳を迎えられたとのこと。
そうかそうか、私より40年近く生きてらっしゃるわけだ。
今も現役なんて本当凄い……
ん??待てよ。
ふと想像してしまった。
もし私もこの先道場先生と同じ歳まで生きるとしたら?40年って・・・めっちゃ長くね??0歳が40歳になるまでよ?
人が1人生まれておばさんになっとるがな!
いや、これが0歳からなら20歳までは大人になる期間だけど、私のようにもう50過ぎの女ってどうなのよ。すでに立派なおばさんですが。
で、ここからまた40年??人間1人おばさんになる年月。つまり、私には「もうひとおばさん」ぶんの人生が残ってるということになる。
おいおいおいおい、マジかよ!!「あとは老後に向けて…」とか「そろそろ終活も考えて…」とか言ってる場合じゃねぃ!
つうか、すでに50歳すぎの経験もあるうえに身体は嫌なくらい大人になってるんだから、その分ショートカットでしょ。てことは、すでに「経験積んだ上、ここからもうひとおばさん」じゃん!やっば!!

思えば昨年から私ってば更年期で身も心も弱りまくっていた。
徒歩3分の近所に出歩くだけでも息切れする。満員電車には乗れない日々もあった。
全てがネガティブに反応して、「私なんて」で脳内みちみち。
元々そんな弱い人間じゃないと思ってただけに、えらい凹んだわ(今はほぼ回復)
ちな、その時の記事はこちら。

ああこれが老化か…と痛感して、同時に自分の中にくっきり芽生えた寂しさ。
私のフリをした偽物の私が言っていた。
「もう歳なんだから諦めなよ」

違うな。全然違うわ。
私、確実に間違えてたわ。
時々体調不良なんてのは、当たり前の体からのサイン。
時々注意しないと無茶しちゃうのを私自身がよく知ってるからなんよ。
ああ、私の身体ちゃん、私を守ってくれてありがとう。
躓きながら、失敗しながら、これまでの経験と実績をもとに!!
濃い〜あとひとおばさん、やらせていただきますわ。

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