成果がでる確率が上がる「基本のキ」
前回は、
回数が少なければ、どうしても、
❝運❞の影響が大きくなる。
なので、
ある程度の数や量は必要。
でも、それが難しい…。
そこで、
「大数の法則」を踏まえることで、
少し❝違った見方❞ができる。
そんなことについて、考えてみました。
前回記事はコチラ▼▼
とはいえ、
数や量を増やす前に、
そもそも、
その方法で成果が出る確率を
上げることはできないのか?
一緒に考えてみましょう。
第1章:すぐに答えを知りたい
何か新しいことを始めるとき、
私たちは、できるだけ早く、
**「正解」**を知りたくなります。
たとえば、
「SNSで集客したい。」
となったとします。
情報を集めるために、
YouTubeを見る。
ネット記事を見る。
すると、
「Instagramはもう遅い」
「それよりはTikTok。」
「いや、スレッズじゃない?」
「やっぱり王道はYouTube。」
色々とみんな好き勝手なことを言っている…
モヤモヤしつつ、
「とりあえず、これをやってみよう。」
となる。
もちろん、
行動すること自体は、
悪いことではありません。
でも、
ちょっと考えてみると、
その時点では、
自分の商品に合っているのか。
自分のお客さんは、そこにいるのか。
他にもっと合う方法はないのか。
まだ、よく分かっていません。
それでも、人は、
少ない情報だけで、
答えを出したくなります。
「これが良さそう。」
「たぶん、これだ。」
「とりあえずやってみるか。」

では、もし、
最初に集める情報を
**『少し増やす』**だけで、
成果が出る確率を上げることができたり、
失敗する確率を下げられるとしたら…。
そこから始めてみるのは、
アリではないでしょうか。
第2章:基礎?反復?めんどくさい…
では、
成果が出る確率を上げるために、
何から始めればいいのでしょうか。
当たり前のことですが、
最低限の基礎や土台を作ること。
そんなことは、分かっている。
でも、なぜか、
ないがしろにしてしまいます。
基礎や土台って、正直、地味。
しかも、一度どこかで聞いたことがあると、
「なんとなく、分かっているつもりになる。」
だから、
あらためて学ぼうとは、なかなか思わない。
そして、
早く結果につながりそうなことに、
目が向いてしまいます。
たとえば、
ゴルフで飛距離を出したい。
思いっきり振って、遠くまで飛んだら、
気持ちいいですよね。
でも、
遠くへ飛ばせる確率を上げたいのなら、
大切なのは、基礎や土台です。
もうひとつ。
車の免許が、たった1日で取れたとしたら…。
午前中、2〜3時間の講義を受ける。
午後、1〜2時間だけ運転する。
そして、誰でも合格。
「はい。今日から公道を走って大丈夫です。」
これ、
ちょっと怖くないですか?
信号。標識。車線変更。
駐車。危険予測。
最低限、知っておくべきことも、
練習しておくべきことも、まだ足りません。
だから、
教習所や合宿で基礎や土台を学びます

文章も、少し似ています。
文章には、
いくつか、代表的な「型」があります。
たとえば、
PREP法。
結論。理由。具体例。
そして、もう一度、結論。
もちろん、
すべての文章を、この型で書けばいい。
という話ではありません。
しかし、
何も知らないまま、
とりあえず、50記事書く。
よりも、
最低限の基礎や型を知ったうえで、
20記事書く。
その方が、上達する確率は、
高くなる気がしませんか?
しかし、なぜか、
ビジネスや集客になると、
ほとんど何も知らない状態で、
いきなり公道に出ようとしてしまう。
もちろん、
それでも、うまくいくことはあります。
でも、その前に、
最低限の基礎や土台を作っておく。
そうすることで、
成果が出る確率も、失敗する確率も、
変わってきます。
第3章:需要と供給。なぞのバランス
では、
その基礎や土台を、
どうやって作ればいいのでしょうか。
今は、
YouTubeを開けば、
集客。営業。SNS。文章。
マーケティング。
いくらでも情報が出てきます。
ネットで検索しても、
詳しく解説している記事が、
たくさん見つかります。
しかしです…。
「とにかく基礎を学びましょう。」
「土台が最も大事です。」
っていう、
サムネやキャッチコピー。
見たことありますか?
それよりも、
「副業で100万稼げた方法」
「これをやれば伸びる。」
「最短で成果を出す方法。」
「初心者でもすぐできる。」
「それってオワコンです。」
「今やるなら〇〇。」
そんな言葉の方が、よく目に入ります。
なぜなら、
その方が見たくなるから。
前章でも書きましたが、
基礎や土台って、正直、地味。
見る側は、
早く結果につながりそうな情報に、
目が向きます。
そして、
情報を出す側も同じです。
YouTubeなら、
まず動画を見てもらいたい。
ネットの記事なら、
まず読んでもらいたい。
となれば、
「基礎を学びましょう。」
よりも、
「これをやれば伸びる。」
「最短で成果を出す方法。」
そんな情報を、前に出したくなる。
その方が、フックとして強いからです。
見る側は、
早く結果につながりそうな情報を求める。
出す側も、
早く結果につながりそうな情報を出す。
すると、
謎に、需要と供給のバランスが取れてしまう。
もちろん、
YouTubeやネットにも、
基礎や土台についての情報は、あると思います。
ただ、構造的に考えると、
目立ちやすいのは、どうしても、
早く結果につながりそうな情報。
そして、
私たちも、そちらを選びやすい。
そうなれば当然、
YouTubeやネットは、
基礎や土台を学びづらい構造になっている。
と言えるのではないでしょうか。

第4章:点と点がつながる時
では、
基礎や土台を作るために、
まず何をすればいいのでしょうか。
本を読むこと。
「え~。めんどくさっ」
と思ったかもしれません。
もう少しだけ、
お付き合いください💦
本をおすすめする理由は、
大きく分けると、2つです。
① 全体像がつかめること。
② 基礎や土台を作れること。
① 全体像がつかめること
たとえば、YouTubeで、
「初月から月5万円は余裕?AI簡単副業」
という動画を、
思わずクリックしたとします。
動画の中身は、
「もともと、私は何をやってもうまくいきませんでした。」
「今まで7桁以上投資したのに、ぜんぜん稼げない…。」
「いわゆる情報弱者でした…。」
でも、試行錯誤しているうちに、
AIを使った、ある方法を見つけました。
すると、
「今まで何だったんだ…。」
という感じで、5万円稼げた。
「これ、他の人でもできるんじゃない?」
と思って、友達にも教えてみた。
すると、その友達も稼げた。
「こんなダメだった私でもできたんだから、
きっと、あなたにもできます。」
…みたいな話になっていく。
そして、
「具体的なやり方を知りたい方はこちら。」
と、講座や商品に誘導する。
もちろん、これが悪いという話ではありません。
むしろ、商品を売るための流れとしては、
王道のやり方です。
ただ、この流れの目的は、
「自分にもできそう。」
「もっと詳しく知りたい。」
と思ってもらい、
次の商品やサービスへ誘導すること。
それが目的です。

一方で、
本は少し違います。
本は、ひとつのテーマについて、
全体像から基礎、具体例まで、
体系的に伝える。
そういう作りになっています。
「これをやれば月5万円。」
というタイトルだったとしても
AI副業とは何なのか。
どんな選択肢があるのか。
それぞれの特徴は何なのか。
自分に向いているのは何なのか。
では、
何から始めればいいのか。
どこでつまずきやすいのか。
全体像から順番に、
話を組み立てていくことになります。
興味を引く情報を、
バラバラに見せるというより
本は、
「目的地にたどり着くための地図」
を見せてくれる。
そんなイメージに近いと思います。
地図があれば、
目的地はどこなのか。
自分は今、どのあたりにいるのか。
どっちの方向へ、進めばいいのか。
が見えてきます。
そして、全体像が見えてくると、
「あっ、だから、これが必要なのか。」
「ここをやる前に、こっちが先なのか。」
「あの話と、この話って、こうつながっていたんだ。」
そんなふうに、ひとつひとつの情報の、
意味や関係性が見えてくる。
今まで、バラバラだった情報が、
点と点で、つながり始めます。
すると、
何が大事なのか。
何からやるべきなのか。
何は、まだ後でいいのか。
そして、
自分は今、どの段階にいるのか。
優先順位や現在地も、
分かりやすくなってきます。
② 基礎や土台を作れること
全体像が分かっても、
それだけで、
何でもできるわけではありません。
その中にある、
最低限、知っておいた方がいいこと。
押さえておいた方がいいこと。
基礎や土台を作っていく必要があります。
本の場合、
最初から最後まで、
ひとつのテーマについて書かれています。
なので、
自分が知りたいことだけではなく、
「そこも必要なんだ。」
「それ、知らなかった。」
「そんな考え方もあるんだ。」
という情報まで、自然と入ってきます。

基礎ができていない時って、
そもそも、
自分が何を知らないのかも、分かりません。
知らないことは、
検索することすらできません。
でも、本を読んでいると、
自分では探そうとも思わなかった、
基礎的なことまで、知ることができます。
そして、
基礎や土台ができてくると、
もうひとつ、大きく変わることがあります。
自分で判断するための物差しができる。
たとえば、
5万円。10万円。15万円。
3台のパソコンがあったとします。
知識がなければ、
「安いやつで。」
あるいは、
「とりあえず真ん中で。」
となりやすい。
でも、少し知識があれば、
自分は何に使うのか。
どのくらいの性能が必要なのか。
少しずつ分かってきます。
すると、高い・安いではなく、
「今の自分に必要なモノ」で選べる。
基礎や土台があれば
判断の基準が増えていきます。
つまり、
本を読む目的は、
単に、知識を増やすことではありません。
まず、全体像をつかむ。
そのうえで、基礎や土台を作る。
すると、
点と点がつながっていく。
その結果、
自分の現在地や、優先順位が見えてくる。
そして、
自分で判断するための物差しができる。
そこに、
まず本から学ぶ、大きな意味があります。
できれば、2〜3冊読む
できれば、1冊だけではなく2〜3冊。
読んでみることをおすすめします。
理由は、
1冊だけだと、
それが、その分野の基礎なのか。
その著者独自の考えなのか。
まだ、よく分からないからです。
同じテーマの本を2〜3冊読むと、
「あれ、この話また出てきた。」
という、共通点が見えてきます。
著者が違っても、何度も出てくること。
そこには、その分野の、
基礎や土台が隠れている可能性が高いからです
第5章:でも…。今すぐ結果が欲しい…
ここまで、
本をおすすめしてきましたが、
別に、「YouTubeやネットは見ない方がいい。」
という話ではありません。
むしろ、
それぞれ、得意なことが違います。
イメージとしては、こんな感じです。

大切なのは、
どちらが上かではなく、使い分けること。
とはいえ、
ここまで読んで、
「う~ん。同じテーマの本を
2〜3冊読むって、結構キツイかも…」
と思った人も、
いるかもしれません。
もっと手っ取り早い方法といえば、
その道のプロや専門家に、教えを乞うこと。
自分で何冊も本を読んで、
全体像をつかみ、
基礎や土台を作るより、
詳しい人に聞いた方が、当然、早い。
ただ、
ここで今度は、別の問題が出てきます。
「誰に聞けばいいの?」
同じ「プロ」でも、
得意なことも違えば、
考え方も違う。
実績があるからといって、
今の自分に合っているとも限りません。
では、
何を見て、プロや専門家を選べばいいのか。
次回は、
「プロ・専門家の失敗しない選び方」
について、
考えてみたいと思います。

