親子で、それぞれ練習中
夏休みもちょうど真ん中辺りになりました。
長男の高校ではそれなりに課題があります。
親へメール配信があるので、どんな内容でボリュームがあるのか一応分かっています。
夏休みに入る前に、本人とも確認して「すべて自分でやります」と宣言をしていました。
前半戦はほぼ、毎日部活で、帰宅したらガンダムかプラモデル。
先週は、4日間の合宿があり、その間に部屋の掃除に入りました。
数日間、置かれたままのゴミやペットボトル。
部屋の模様替えした時のまま、時が止まった状態でした。
放って置けと言われてしまいそうですが、
見るだけで私が気分悪くなってきたので、
最低限の埃とゴミを片づけました。
課題の数学チャートは、奥の奥の方に入ったまま。
国語の課題も、うず高く積まれた教科書の中にあり、
手を付けている様子は皆無。
そのまま放って置くことも出来ます。
口出しも出来ればしたくありません。
通っている高校は、連携する大学があるので、
2年生からは大学進学を見据えたクラス分けがされます。
入りたい学科によって評定もそれなりに必要です。
「このままの成績でも、どうにか大学は入れると思うし、
入れるように僕たちも動けます。
でも、このままの学習習慣だと、大学入ってしんどくなるから、
コツコツ頑張るように!」
夏休み前の懇談でも、担任から言われていました。
高校受験が終わったばかりなのに、もう大学の先の話まで。
今日、今、この瞬間のことしか考えられない長男にとって、
「分かってる」
と、口では言います。
本人なりに分かっているのは、理解できます。
がしかし、ここにきてADHD気質が自分で補正できず、どうにも困っているようにも見えます。
予測できない
先の見通しを立てられない
計画しても、すぐに忘れてしまう
片づけられない
長男本人も自分の特性を自覚しているようで、
SNSの情報で自分に合う方法を模索していると
教えてくれました。
確かに、本人が自覚して、それに対応していくしかないと思っています。
私も同じ気質を持っているので、社会に出た時本当に大変でした。
すぐに忘れてしまう。
後でやろうと思っていたら、やらないといけない意識がどこかに行ってしまう。
甘やかされてきたからだ!と批判される時代でもありました。
だから、学生の間に自分の特性と、上手く付き合って行ける術を身につけて欲しいと、強く思っている所もあります。
今、ちょうどその過渡期のような気もしています。
これまでの親子関係で、私に言われることは全て「攻撃されている」と、受け止めている息子がいる。
なんとか、高校に上がれるように、必死にやり過ぎたことが本人を苦しめているのでしょう。
これまでは「うるさいっ」「もうええって」の乱暴な言葉が出てきた時点で、
私ももう話す気がなくなり、放置してきました。
でも、昨日はちょっと話してみたくなったのです。
母さんは攻撃したい訳ではない。
勉強をむりやりさせたい訳ではない。
もちろん、管理したい訳でもない。
ただ、計画的にやるのが苦手なのであれば、それが出来る工夫を一緒に考えることは出来るよと伝えたかったんです。
すると、思っていたようなバトルにはなりませんでした。
私も、息子を動かそうとして、話しているわけではなかったからかもしれないです。
「こうしなさい」ではなく、
「困っているなら、一緒に考えることはできるよ」
ただ、それだけを伝えました。
息子も練習中。
私も練習中。
たぶん今は、親子それぞれが
「自分の人生を自分で扱う」練習をしている途中なんだと思います。
私が先回りして困らないようにするのではなく、
困ったときに、
「一緒に考える?」
と言えるくらいの距離が分かってきました。
それくらいで、今はいいのかもしれない。
夏休みの課題が、まだたくさん残っているけれど(笑)
これも、息子の練習。
そして私の練習。
親子で、それぞれ自分の人生を練習しています。
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