心を慈しむ : 絵画から受け取った「愛と境界線」のメッセージ
はじめに
今日は、一枚の美しい絵画をご紹介させてください。

画家、フレデリック・レイトンの『母と子』という作品です。
眺めているだけで、心がほっと解けるような、柔らかな空気感に満ちていませんか☺️
絵から感じた、心の成長
この絵には、本来「受胎告知」という聖なるメッセージが隠されていると言われています。
左側に凛と咲く白百合は聖母マリアを、果実を手渡す姿は大天使ガブリエルを象徴しているのだそうです。
🪷 🪷 🪷 🪷 🪷
私は絵の専門家ではありませんが、この絵を眺めていたとき、ふと自分の心と重なる感覚がありました。
まず目に留まったのが、母親が着ている**「ピンクのドレス」**。
直感的に「ハートチャクラが開いている色」と感じたんです。
そして子供が差し出す**「さくらんぼ」**は、純粋な愛や、一生懸命な感情そのもの。
私は過去に「許せない」「傷ついた」と、相手を受け入れられなくなった経験もありますが、今振り返ると「なんであんなに腹が立ったのかな?」と思うことがあります。
それは、今まで起きた出来事を一つひとつ乗り越えて、視野が広まった証しなのかもしれません。
「あの時はあんなに苦しかったけれど、今はもう、些細なことだと思える」
そんなふうに、過去の自分を今の自分が優しく包み込めるようになった……。
この絵は、そんな私たちの「心の成長」を映し出しているように見えました。

白百合が持つ「二つの顔」:受容と正義
けれど、この絵の中で凛と咲く**「白百合」**には、もう一つの強いメッセージが隠されているように感じてなりません。
白百合には、聖母マリアが示したような**「すべてを清らかに受け入れる受容(純潔)」**という意味があります。
その一方で、かつて聖女ジャンヌ・ダルクが旗印に掲げたような、**「弱きを助け、悪を退ける正義と力」**という意味も込められているのではないかと…。
この**「清らかな優しさ」と「毅然とした強さ」。
同じ花が持つこの二面性こそが、今の私たちが生きていくために必要な「愛のカタチ」ではないでしょうか。**

「許さない」という、誇り高いブレーキ
スピリチュアルの世界では、時々「すべてを愛し、許しましょう」という言葉をよく耳にします。
それはとても尊いことですが、現実はそれほど単純ではない時もありますよね。
例えば、誰かを傷つけ、脅威を与えることで支配しようとする攻撃。
それに対して、毅然と「それは受け入れられません」と境界線を引くこと。
それは、心が狭いわけでも、トラウマのせいでもありません。
**マリア様のような深い愛で自分を包みながらも、ジャンヌ・ダルクのような強い信念で「NO」と言う。**
自分の心という大切な場所を守るための、**「あってもいいブレーキ」**は、同時に自分への誇りでもあるのです。
自分に愛を注ぐ
誰かに合わせて自分の信念を曲げるのではなく、「ここからは私を傷つけさせない」と自分を守ってあげること。
それこそが、自分自身への本当の愛ではないでしょうか。
絵の中の二人が、静かで美しい部屋で守られているように、私たちもまた、自分を守るための境界線を持っていていい。
「許せない」と思う自分を、どうか責めないでくださいね。
その**「正義のブレーキ」**があるからこそ、私たちは安心して、また誰かを純粋に愛したり、自分の人生を自分らしく歩んだりしていけるのだと思うから。
あなたの心の中に咲く白百合が、今日も優しく、そして誇り高く守られていますように。
ご覧頂き有難うございました🕊️🌈
