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2025年6月に読んでみて良かった本3選

皆さん、お疲れ様です!
積ん読ライフを謳歌している、英知契(えいちけい)です。

今回は、久々に「あの企画」をやろうと思います。

…そうです、「おすすめの本紹介記事」です。

前回もノージャンルで紹介しましたが、今回もジャンルバラバラで紹介したいと思います。

それでは、どうぞ。


1:ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること(池田貴将:著)

1冊目は、こちらの本をご紹介。

著者の池田貴将さんは、「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」の本も執筆されたことで有名です。

私自身、地元が吉田松陰先生とゆかりのある場所なので、思わず手にとって読んでみた経験があり、かな〜り読み込んできました(こちらの要約記事も書いてみようかな)。

こちらの本です(亀梨和也さんやバスケットボールの河村勇輝選手の愛読書としても有名)。

..さて、本題に戻すと、この本では「ユニークな行動=人とは違う行動」が取れる人の思考原理や行動パターンだけでなく、どうすれば「ユニークな行動が取れる人」になれるかを具体的に書いています。

詳細を話すと長くなるので要点だけを絞ってお伝えすると、本書では池田さんは「思考や行動の『言語化』に強くなること」が重要だと述べています。

それは、自分の考えるクセや価値観ををハッキリさせることにも繋がりますし、将来の目標やゴールの明確化にもつながっています。

自分の心の中の軸(=自分自身の行動原理)をハッキリさせたら、今度は言葉と行動をポジティブな解釈で自分のエンジンにさせていく。

「片付けをしなければならない」のなら、どのように「楽しみながら片付けができるか」を考えていく。こういった問いかけの転換を「リフレーミング」と本書は名付けています。

ユニークな行動が取れる、ということはそれだけ自分の軸があるということ。自分の軸があるということは、それをどこまでもトコトン言語化できていることだ。こういうメッセージを本書から感じざるを得ませんでした。

あ、ちなみにこの記事も「運動」という「面倒臭い」を、「散歩しながら記事の本文を考える時間」だとリフレーミング、再定義して作ってみました。

平たく言うと、ランニングマシーンで走りながらスマホのnoteでポチポチ記事を書いていました。散歩中といいランニングマシーンといい、体を動かしている時ほど妙に頭が冴えるんですよね。


2:黒い雨(井伏鱒二:著)

2冊目は、小説からチョイス。
著者の井伏鱒二さんは、中学や高校の教科書、国語便覧にも載っているので名前を聞いたことがある人は多いはず(その他の著作では「山椒魚」などが有名)。

私自身も、中学時代に愛読していた太宰治と交流の深かった作者として、名前は何度も聞いたことがあるのに、ついには一度も著作を読まないまま大人になってしまいました

そして、先月その長年の停滞を打破したわけです。

この本についてですが、広島県出身の井伏鱒二さんが、80年前の第二次世界大戦の原爆投下で「黒い雨」を浴びてしまったある家族の視点から、戦争の残酷さと昭和20年当時のヒロシマの悲惨な現状をリアリティ溢れる視点で書いています。

ただ、これだけの内容だと「読むに堪えない」堅苦しい内容になっているのではないか?というクエスチョンが浮かんでくるかもしれませんが、そこは教科書に載るレベルの大作家、井伏鱒二さん。

登場人物のキャラクター性だったり人間味溢れるユーモアな会話が、本全体に広がっています。

私自身、もっと暗くてネガティブで、説明口調な堅苦しい本かと思っていたので、これは非常にポジティブなギャップでした。

とはいえ、戦争の悲惨さまでは美化しきれません。
戦後80年」である2025年。是非、8月までに読んでおきたい本です。
ただでさえ、「平和」とは言い切れない現代だからこそ、読書を通して当時の世界にタイムスリップしてみることをオススメします。


3:檸檬(梶井基次郎:著)

3冊目も、小説から選抜しました。
「檸檬」と書いて「レモン」と読みます。

そして、この本のストーリーを知っている方からすると、「やっぱりこの本が紹介されたかぁ」となったハズです。

なぜなら、今回の記事のサムネイルの元ネタが、何をかくそうこの本なので(読んでみたらその意味がわかります)

この本を書いた梶井基次郎さんも、国語の教科書や国語便覧に頻出の超有名人物です。にも関わらず、井伏さん同様私はこれまで読んでこず。

実際に読んでみた私の感想としては、梶井基次郎さんは「言葉にできない人間の感情の移り変わりや情景描写(=ノンバーバルな描写)」を表現するのが非常に上手い方だな、と率直に思いました。

「えたいの知れない不吉な塊」に縛り付けられたかのような鬱屈とした日々を送る主人公(たぶん梶井基次郎さん本人がモデルでは?)が、寺町通の果物屋に置いてあった「レモン(檸檬)」にわずかな希望を感じる。

そして、久しぶりに訪れた丸善(=本屋)で、無造作に積まれた本の上にレモンを爆弾に見立てて置き、それが大爆発する妄想を思い描きながら丸善を後にする、というストーリーなのですが、短い作品なのに梶井基次郎ワールドに終始圧倒されました

梶井基次郎さん自身は、若くして亡くなられてしまったのですが、もう少し長生きしていたら日本の文学界はきっと大きく変わっていたことでしょう。

上記リンクで紹介した文庫本で私は読んだのですが、「檸檬」以外にも沢山の短編が掲載されている(星新一のショートショートみたいなイメージ)ので、梶井基次郎の独特な世界観と情景描写を骨の髄まで堪能されたい方は、是非とも本書を読んでみてくださいね。

そして、読み終わった後は近所の本屋さんにレモンを持っていきたくなるはずです。


まとめ

6月に読んで良かった本、今回もざっと紹介してみました。

今月は、5月以上に読書に時間をあてられたので、前回以上に本の選択に迷わずに済みました。

どの本も読んでて本当にためになったので、気になった本があれば是非とも手にとって実際に読んでみてくださいね!

・・・あ、でも他人や図書館から借りた本の上にはレモンはあまり置かない方がいいかもですね。

冗談はさておき、7月も楽しい読書ライフを共々に送っていきましょう〜!

それでは、また次の記事で!
今度はもっと読みたい本が見つかるかも!

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