映画『笑の大学』役所広司×稲垣吾郎(2004年)
2005.04.06 Wednesday
2005年3月のハワイ旅行の帰りのフライトで見た映画。評価:★★★★☆
今回これが見られて、とてもラッキーでした。実は封切りの頃から見たいと思っていたんですが、昨年(2004年)の私は、映画館に足を運ぼうと言う気持ちになれなかったんですね。

Story
戦時下の日本。芝居の脚本に対する検閲が始まる。
役所広司扮する検閲官は頭が固く厳しく、稲垣吾郎扮する脚本家に無理難題を押し付ける。しかし検閲官が無理難題を言い脚本家がその要求を受け入れれるほど、皮肉にもどんどんその脚本は面白くなって行く。
いつのまにか検閲官も本をよくするために協力するようになってしまう。やがて彼らの間に不思議な絆が芽生える。しかし物語は意外な結末を迎えることとなる。
おもしろかったです。個人的に吾郎ちゃん好きのわたし。彼の演技の方は眉唾だったんですが、これはなかなかはまっていました。
なんといってもさすが役所広司。最初はやや大げさかとも思える演技が、物語が進むにつれちょうどよくなり、どんどん引き込まれて行きます。
元々この映画のもとは、主人公ふたりだけが登場する舞台。映画には脚本家の劇団の座長(小松政夫(これが最高!))や、切符のもぎりのおばさんなども登場。検閲室の看守役の藤村俊二もいい味出していました。さすが三谷幸喜。笑わせておいて最後に泣かせる、心憎い素敵な映画でした。

『笑の大学』は、三谷幸喜原作・脚本による日本の演劇作品。ラジオドラマ版(1994年 三宅裕司 / 五代目坂東八十助)・舞台版(1996、1998年版 西村雅彦 / 近藤芳正 2023年版 瀬戸康史 / 内野聖陽)・映画版の3バージョンが存在する。ストーリーは各バージョンとも共通だが、脚本は役者に合わせて各々で書き直されている。
主な登場人物
向坂睦男 - 警視庁保安課検閲係。
椿一 - 劇団「笑の大学」座付作家。喜劇作家・菊谷栄がモデル
笑の大学
監督 星護
脚本 三谷幸喜
原作 三谷幸喜
製作 重岡由美子
市川南
稲田秀樹
製作総指揮 前島良行
キャスト
向坂睦男 - 役所広司
椿一 - 稲垣吾郎
廊下の制服警官 - 高橋昌也
青空寛太 - 小松政夫
モギリのおばさん - 石井トミコ
ロミエット - 小橋めぐみ
ジュリオ - 河野安郎
石川三十五右衛門 - 長江英和
チャーチル - ダン・ケニー
ヒトラー - チュフォレッティ
戯作者 - 吉田朝、陰山泰、蒲生純一、つじしんめい、伊勢志摩、小林令門
浅草の警官 - 桜井聖
劇場の呼び込み - 藏内秀樹、矢柴俊博、加瀬慎一
貫一 - 眞島秀和
お宮 - 木村多江
警官・大河原 - 八嶋智人
カフェの女給 - 加藤あい
劇団の支配人 - 木梨憲武
音楽 本間勇輔
撮影 高瀬比呂史
編集 山本正明
制作会社 共同テレビジョン
製作会社 フジテレビジョン
東宝
PARCO
配給 東宝
公開 日本 2004年10月30日
上映時間 120分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 7億2000万円
