展覧会「大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』巡回展と西尾市岩瀬文庫」(NHK名古屋放送センタービル)
わたしは歴史コラムニストとして、ヤフーニュースエキスパートやリアルサウンド映画部に寄稿しています。
Newキャスト発表!あの天才に扮するのはあの鬼才芸人!
歴史記事の制作にあたっては、注目度の高い「大河ドラマ」をテーマにすることが多いのです。本日新しいキャストも発表され、ノリにノッている『べらぼう』。
葛飾北斎:くっきー!(野性爆弾)(さすが鬼才!描くシーンが楽しみ!)
曲亭馬琴:津田健次郎(編集長、『あんぱん』退場したばかりなのに!)
十返舎一九:井上芳雄(ミュージカル界のプリンスが戯作者に!)
会場でも話題となっていた写楽は誰が?
歴史記事として人気の大河ドラマの年に一度の巡回展
歴史好きにははずせないのが毎年開催される巡回展。本日9/15(月・祝)までが会期のべらぼう展に昨日14日に行ってまいりました!
まとめ写真でサクッと行ってみます!
左上から花乃井(=瀬川・演:小芝風花)の豪華衣装。これはレプリカではなく小芝さんが着用した本物!小芝さんの別れのナレーションに涙涙、放送後一週間くらい泣き続けたのはもうずいぶん前のこと。
蔦重(演:横浜流星)とてい(演:橋本愛)の祝言では忘八たちが笑わせてくれました(左下)。

右上と左下は、番組へのメッセージ。メッセージツリーに絵馬のようにぶら下げればキャストやスタッフに声が届くかも?カードは2種類あり、1種類はお持ち帰りOK。わたしは黄色い方をいただきました。
浮世絵風スタンプも。紙を定位置に固定させて順に押していくと絵が完成するというもの。
「おまえは何かやってるのか?」蔦重を目覚めさせた田沼(謙さん)の声に心つかまれ・・・そして田沼退場・・・
黄色いボタンのついた機械は、毎年恒例「あのときのあの声」。特に人気の忘八の声は、何度も会場内に響いていました。わたしは田沼役の渡辺謙さんの声にグッときました。蔦重との出会いのときの「おまえは何かやっておるのか」という問いかけ。
昨日の放送で、田沼の死が語られました。田沼の亡くなった1788年は天明最後の年。番組は1772年の明和の大火からスタートしたので、蔦重と田沼は16年に及ぶ付き合いでした。
史実においては、蔦重と田沼の接点は確認されていませんが、文化と政治の世界の革命児だった二人が出会い、心を通わせていたという物語は、視聴者にとっても一つの夢の実現だったと感じます。
会場にはほかにも興味深い展示が。番組内で使用された小道具たち。
唐丸(演:渡邉斗翔)が礒田湖龍斎(演:鉄拳)を真似て描いた絵や、鳥山検校(演:市原隼人)からの瀬川の身請け証文、恋川春町(演:岡山天音)が書き、鱗形屋(演:片岡愛之助)から出版された黄表紙の元祖『金々先生栄花夢』など。

会場によっては、このあたりがすべてみられるわけではないとのこと。名古屋は放送センター内ということもあり、会場も広く展示が充実しています。フォトスポットの石や苔なども、NHKの美術さんの技術で本物そっくりに作られているとか。
動画も見られます(写真撮影禁止)。放送初期のタイトルバックがすでに懐かしい!
初回の火事を知らせる蔦重と吉原の人々との場面がどう制作されているか、町の火事の様子を眺める田沼親子など、2つの場面をうまく組み合わせて画を作っている様子がとてもおもしろかった。
B1Fで開催中!古書博物館「西尾市岩瀬文庫」のミニ展示
B1Fで開催中の「西尾市岩瀬文庫」の展示も興味深かったです。
なんと日本初の古書ミュージアムであるこちらでは、現在「江戸の出版文化と蔦屋重三郎〜楽しすぎるよ!江戸の本〜」が開催中。

和製本をつくるワークショップや、黄表紙の複製本や、蔦重が出版した黄表紙『箱入娘面屋人魚』(山東京伝作)(演:古川雄大)を読んでみようと、元の黄表紙のページと活字で印字したもの、対応表などが並んだテーブルなど、いろいろ楽しめました。

西尾市岩瀬文庫では、黄表紙をはじめとするたくさんの江戸時代の出版物を手に取って観られるそうで、もっと早く行きたかった!と残念に思いました。(ネットで必死に検索しても、なかったり、公開されている画像は使用NGだったりすることが多いので)
こちらの展示は11月末まで開催中なので、興味ある方は足を運んでみては?
